レベル7 (中学生)

「刺」の読み方・書き順

音読み
訓読みさ(す)、さ(さる)
表外読みセキ、とげ、そし(る)
画数8画
部首りっとう
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『刺』がつく熟語

員刺かずさし

荷物の数を数え、その目印として刺す棒や札。また、江戸時代に魚などの数を数えた職種。正確な検品や流通管理を支えた、実務的な伝統の呼称。

餌刺えさし

鷹狩りで用いる、鷹の餌となる小鳥を捕まえることを職とした人。また、釣りで使う餌。生き餌を扱う専門的な技能を持った歴史的な職。

刺蛾いらが

イラガ科の蛾の幼虫。体にある毒棘に触れると激痛が走るため、別名「電気虫」とも呼ばれる。庭木や果樹に発生する、注意が必要な害虫である。

刺客しかく

暗殺などのために放たれる殺し屋のこと。特定の人物を不意に襲い、命を奪う任務を負った者。歴史的な大事件の背景で暗躍する存在として有名。

刺戟しげき

感覚や神経を突き刺すような物理的、あるいは精神的な作用。刺激と同じ意味。現代では常用漢字の「激」を用いることが一般的である。

刺撃しげき

刺すように鋭い刺激を与えること。または鋭い刃物などで突き刺して攻撃すること。医学用語では神経や筋肉を電気などで刺激することを指す。

刺激しげき

五感や心に強い働きかけをして、反応を引き起こすこと。興味をそそったり、やる気を起こさせたりする外部からの要因や、感覚を鋭敏にする作用。

刺股さすまた

二股に分かれた長い棒。江戸時代、犯罪者を捕らえたり暴れる者を押さえたりするために用いられた。現代でも、防犯用の装備として普及。

刺高いらたか

背が高く、誇らしげな様子。また、刺(いら)のように鋭く、高い志を持っていること。人物の堂々とした体躯や、気概溢れる精神を称える。

刺殺しさつ

刃物(はもの)で人を突き殺すこと。暴力的な手段で命を奪う残忍な行為。事件の凄惨な状況や、戦場での一対一の格闘の結果を記述する際に使う。

刺刺とげとげ

言葉や態度が激しく、他人を傷つける様子。棘があるさま。また、物の表面が尖っていて痛々しい感じ。険悪な雰囲気や不快な状態の形容に使う。

刺史しし

古代中国の地方官の名称。民政や軍政を司り、皇帝の意志を地方へ伝える役割を担った。地域を統治する高い権威を持った歴史的な官職のこと。

刺繍ししゅう

布に針と色糸を用いて、模様や図柄を縫い出すこと。またはその作品。高度な技術を要する手仕事であり、衣服や装束を華やかに彩る伝統工芸。

刺傷ししょう

針や刃物などの鋭いものが突き刺さってできる傷。外見は小さくても深部に及ぶことがあり、重篤な合併症の恐れがある怪我。

刺衝ししょう

激しく心を突き動かすこと。大きな刺激を受けて、やる気や感動、あるいは怒りが爆発的に高まる状態。精神的な激動を伴う強いインパクトの意。

刺青いれずみ

皮膚に針で色素を入れ、文様を描くこと。信仰、個人の装飾、あるいは社会的な戒めとして、古くから世界中で行われる。

刺創しそう

尖った物で突き刺されてできた傷。深部に達することが多く、感染症の危険を伴う。戦場での負傷や、医療における外科的な切開箇所なども指す。

刺草いらくさ

イラクサ科の多年草。葉や茎に刺毛があり、触れると激痛が走る。繊維は丈夫で、かつては布の原料にもされた。自然界の厳しさを物語る野生の植物。

刺鉄さすが

短刀、特に「さすが」と呼ばれる特定の形状の脇差。また、鉄を刺す道具。古くは武士の護身用として懐に忍ばせた鋭い武器であり、実用的な防具。

刺刀さすが

腰に差すための小さな刀。特に護身用や儀礼用に用いられた短刀。転じて、非常に役に立つ道具や、いざという時の頼りになる手段の例え。

刺米さしまい

米の品質を確かめるために、袋の上から金属の棒を突き刺して中身を取り出すこと。また、その米。検査や取引における重要な工程の一つ。

刺胞しほう

クラゲなどの刺胞動物が持つ、毒針を備えた微細な器官。外敵を攻撃したり、獲物を捕らえたりするために用いる。自然界の高度な防衛組織。

刺毛しもう

動植物の体表にある、鋭く尖った毛。触れると毒を注入したり痛みを与えたりして、外敵から身を守る役割を果たす。自然界の自己防衛組織。

刺絡しらく

東洋医学の治療法の一つで、皮膚にある静脈を針で刺して少量の血を出すこと。滞った気を巡らせ、熱や腫れを引かせるための伝統的な施術である。

刺蠅さしばえ

人の皮膚を刺して吸血するハエの一種。家畜などに害を及ぼし、病気を媒介することもある不快な昆虫。農業や公衆衛生において警戒される存在。

刺鑿さすのみ

のみを使って木や石を刺し、削り取ること。また、物事を細かく調べ、深く追求すること。職人の精緻な技や、学問的な探究の姿勢の形容。

刺胳しらく

中国語で、鍼を刺して治療すること。特に、経穴に針を打って血流を改善させる伝統的な医療技術。身体の調子を整えるための効果的な施術法。

穿刺せんし

注射針などの細く鋭いものを、体内に刺し通すこと。検査のために体液を採取したり、治療のために排液したりする、高度な医学的処置。

鼠刺ねずみさし

バラ科の常緑低木。葉の先が鋭く尖っており、ネズミを刺すほどであることから名付けられた。生け垣や観賞用として、また薬用にも利用される。

肉刺まめ

足や手の皮膚が摩擦や圧迫を受けて、中に液体が溜まった小さな膨らみのこと。水ぶくれ。激しい労働や運動の際にできやすく、痛みを伴う。

名刺めいし

氏名や所属を記した小さな紙片。自己紹介の際に相手に手渡し、情報の交換や挨拶のきっかけとする。現代のビジネス社会において不可欠な道具。

有刺ゆうし

刺(とげ)があること。サボテンのように植物の茎や葉に鋭い突起がある状態。また、有刺鉄線などのように防護用の製品を指す呼称。

籌刺かずさし

数を数えるために竹串などを用いること。またその回数。荷物の積み下ろしなどの際に串を一本ずつ置いて合計を確認する伝統的な方法。

諷刺ふうし

社会や人物の欠点、あるいは罪悪などを、比喩やユーモアを交えて遠回しに批判すること。風刺。文学や芸術における批判的技法。

鰺刺あじさし

格別に手厚いもてなし。普通の人に対するものとは異なる、特別な、あるいは破格の待遇を指す、敬意を含んだ言葉。

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『刺』がつく四字熟語

懸頭刺股けんとうしこ

刺字漫滅しじまんめつ

刺草之臣せきそうのしん

『刺』がつくことわざ・慣用句・故事成語

牛の角を蜂が刺すうしのつのをはちがさす

死に馬に鍼刺すしにうまにはりさす

鹿の角を蜂が刺すしかのつのをはちがさす

酒は燗、肴は刺身、酌は髱さけはかん、さかなはさしみ、しゃくはたぼ

寸鉄、人を刺すすんてつ、ひとをさす

石臼を箸に刺すいしうすをはしにさす

釘を刺すくぎをさす

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