レベル7 (中学生)

「御」の読み方・書き順

音読みゴ、ギョ
訓読みおん
表外読みお、み
画数12画
部首ぎょうにんべん
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『御』がつく熟語

姐御あねご

女性の親分。また、気風がよく頼りがいのある女性を、親しみと畏敬を込めて呼ぶ言葉。裏社会や侠客の世界で用いられる。

甥御おいご

他人の甥を敬って呼ぶ言葉。相手の親族に対する敬意を込めた丁寧な表現であり、手紙や公の場での会話などで、家族の話題の際に用いられる。

嫁御よめご

他人の嫁を敬って呼ぶ言葉。特に新婚の妻や、若く美しい嫁を指して、親しみと敬意を込めて使われる、江戸時代から続くやや古い表現。

御為おため

その人のため。また、利益になること。相手の都合を考えた親切な行為を指すが、自分の利益を隠す隠れ蓑とする際にも皮肉として使われる。

御蔭おかげ

他人の力添えや恩恵。また、神仏の加護。目に見えない助けに感謝し、自らの幸運が周囲のおかげであることを認める謙虚な精神。

御宇ぎょう

天子が天下を統治すること。また、その治世。最高権力者がその座にあり、国を平和に導いている状態を指す、極めて格調高い言葉。

御厩みまや

貴人の馬や、神に奉納された神馬を飼育しておく馬屋を敬って呼ぶ言葉。また、皇居や幕府に置かれた、格式の高い馬専用の施設を指す語。

御苑ぎょえん

皇室や王室に属する庭園。日本では新宿御苑や京都御苑のように、かつて宮廷の所有であった広大な敷地が、現在は一般に公開されている公園。

御家おいえ

相手の家の敬称。また、武家社会において主君の一族やその地位を指す言葉。お家芸のように、特定の家系が得意とする伝統の称。

御詰おつめ

茶道で濃茶を出す際に、最後の人として席に座る役。また、江戸時代に江戸城に詰めていた役人や、主君に近侍して仕えることを指す言葉。

御灸おきゅう

もぐさを燃やしてツボを刺激する治療法、お灸の丁寧な呼び方。転じて、過ちを犯した者を厳しく懲らしめることの例えにも使われる言葉。

御侠おきゃん

若い女性が、しとやかさに欠け、活発で威勢が良い様子。また、そのような人を親しみを込めて呼ぶ言葉。江戸時代から続く快快な性格の称。

御饗みあえ

皇族や高貴な人物を招待して行われる、極めて丁寧なもてなし。敬意を込めて相手を饗応する際の、特別な日本語の表現。

御后おきさき

天皇の正妃、すなわち皇后や中宮を敬って呼ぶ言葉。高貴な身分の女性を指し、宮廷文化において中心的な役割を担う、尊く気品ある存在。

御幸ぎょこう

天皇が外出されること。行幸と同義だが、特に出発や到着、あるいはその行列を敬って表現する際に用いられる、非常に格式高い言葉である。

御腰おこし

高貴な人の腰を敬って言う言葉。また、和服の腰の部分や、そこに巻く紐などを指す。着付けや所作において礼儀を重んじる際の特殊な表現。

御魂みたま

神や人の魂を敬って呼ぶ言葉。死者の霊を尊び、鎮めるための宗教的な文脈で使われ、日本の祭祀や供養において中心となる霊的な存在。

御宰ごさい

料理やおかずを指す丁寧な表現。特に、神前に供える食べ物や、高貴な方の食卓に並ぶ品々を指し、日々の食事に対する敬意を込めた言葉。

御坂みさか

神社の参道などにある坂道を敬って呼ぶ言葉。神聖な場所へ続く道として、その勾配や路面を尊ぶとともに、歴史的な難所を指すこともある。

御匙おさじ

匙(スプーン)の丁寧な呼び方。江戸時代には、将軍や大名に仕える医師が薬を匙で調合したことから、医者を指す隠語としても使われた。

御札おさつ

神社や寺院から授与される、神仏の守護を願うお守りや護符。また、紙幣の丁寧な呼び方。信仰や経済活動において非常に大切なものである。

御薩おさつ

薩摩藩や薩摩の人々を親しみや敬意を込めて呼ぶ言葉。また、サツマイモを丁寧に言う「おさつ」のこと。地域の歴史や食文化に根ざした語。

御姉おねえ

おねえさん。他人の姉を敬って呼ぶ丁寧な表現。現代では「お姉さん」として、広く若い女性や家族の姉を親しんで呼ぶ一般的な言葉。

御璽ぎょじ

天皇の印。国家の重要な公文書に押される公式な印章。天皇の権威と意思を証明する極めて神聖なもので、国宝としての価値も持つ重い印。

御酌おしゃく

酒宴の席で、他人の杯に酒を注ぐことの丁寧な表現。相手をもてなす礼儀としての動作であり、また、その役割を担う人を指すこともある。

御寝ぎょしん

天皇や貴人がおやすみになること。睡眠を敬って表現する言葉であり、宮廷の日記や記録などで、高貴な方の一日の終わりを示す際に使う。

御仁ごじん

特定の人物に対する敬称、あるいは皮肉を込めた呼び方。また、情け深く徳のある人を指す言葉。相手の人間性を強調する際に用いられる。

御睡おねむ

眠ること、または眠たがっている状態を優しく丁寧に言う言葉。主に幼児に対して、あるいは女性が自分の眠気を可愛らしく表現する際に使う。

御選ぎょせん

天皇や上皇などが自ら詩歌などを選び、編纂すること。また、そのようにして選ばれた作品や集。天子の審美眼による高潔な選定をいう。

御相おあい

顔立ちや表情を敬って、あるいは丁寧に呼ぶ言葉。また、人相占いなどで、その人の運勢を表すとされる顔の相を指すこともある。

御側おそば

高貴な人のそばに仕えること、またはその人。側近。主君の身の回りの世話をしたり、取次ぎを行ったりする、信頼の厚い重要な役職のこと。

御揃おそろ

複数の人が同じ服装や持ち物をすることの丁寧な表現。集団の統一感や、親密な関係を示す際、見た目が一致していることを祝う言葉である。

御馳ごち

走り回ること。また、客を招待してもてなす「ご馳走」の略語。相手のために尽力し、美味しい料理を振る舞うことへの心からの感謝の言葉。

御昼おひる

昼食のこと、または昼間の時間を丁寧に言う言葉。太陽が高く登った休息のひとときを指し、日常会話において最も頻繁に使われる丁寧語。

御亭ごてい

おてい。主人や家長を敬って呼ぶ言葉。また、家の主人を指す丁寧な表現として、江戸時代の武家や商家の言葉遣いなどに見られる。

御粘おねば

炊飯の際に出る粘り気のある汁。また、漆器の下地や接着に用いる糊を丁寧に言う言葉。素材の粘着性を活かす、伝統的な職人仕事の用語。

御悩ごのう

天皇や貴人が病気になること。また、心の悩み。尊い方の体調不良や苦しみを敬って表現する言葉であり、公式な記録や書状で使われる。

御婆おば

自分の祖母や、あるいは世間の年配の女性を敬い、親しみを込めて呼ぶ言葉。家族の年長者に対する愛情と礼儀が入り混じった、日常の敬称。

御鉢おはち

食事を盛る鉢、またはその中身を丁寧に言う言葉。特に、おかわりを求める際や食卓の料理を指して、食べ物への感謝を込めて用いられる。

御伴おとも

貴人の外出に従って付き添うこと、またはその人。供回り。護衛や世話をしながら目的地まで共に行動する、忠実で責任ある役割を指す。

御晩おばん

夜、または晩のことを丁寧に言う言葉。一日の終わりの時間帯を指し、夕食や挨拶などで使われる、日常に根ざした落ち着いた表現である。

御妃おきさき

皇太子の妃や、諸侯の正妻を敬って呼ぶ言葉。また、古くは后と同じ意味で使われた。高貴な身分と品位を併せ持つ女性に対する尊称。

御盆おぼん

陰暦七月の先祖供養の行事、盂蘭盆会の丁寧な呼び方。また、物をのせて運ぶ道具の尊称。日本の夏を象徴する、最も重要な伝統行事。

御眠おねむ

眠ることの丁寧な表現。または眠たがっている様子を指す。主に子供に対して使われる言葉で、健やかな睡眠を願うような柔らかい響きを持つ。

御娘おむす

自分の娘を丁寧に呼ぶ言葉、あるいはその古風な略称。江戸時代などの女性の呼称において、親しみと敬意を込めて日常的に使われた言葉。

御寮おりょう

摂政や関白などの貴人の邸宅。また、そこに従事する人々や、良家の若奥様を指す尊称。気品ある生活環境や、高貴な人物を象徴する言葉。

御暦ごりゃく

暦を敬って言う言葉。また、天皇が頒布される公式な暦. 時の巡りを神聖なものとして捉える、日本の伝統的な季節感や文化を反映した語。

御簾ぎょれん

竹を細く割いて編んだ、御所の建物などで使われる簾の尊称。高貴な人の姿を直接見せないようにしつつ、威厳を保つための伝統的な調度品。

御厠おかわ

便所のことを敬い、あるいは不浄を避けて呼ぶ丁寧な表現。直接的な言葉を避けるための古風な言い回しで、貴人の住居などで使われた。

御嬶おかか

自分の妻や、あるいは他人の家の主婦を親しみを込めて、または丁寧に呼ぶ言葉。家の中を切り盛りする女性に対する、江戸時代以来の敬称。

御燗おかん

酒を加熱して温めることの丁寧な表現。寒い時期や、酒の風味を引き立てるために行う日本特有の飲み方。冬の食卓を彩る温かな習慣。

御爨おさん

煮炊きすること。また、台所仕事を司る下女を親しんで呼ぶ言葉。火を使って料理を作る日常的な労働を指し、家庭の台所風景を象徴する。

御禊ごけい

神事の前に、水で体を洗い清めて罪や穢れを拭い去ること。心身を潔白にし、神聖な儀式に臨むための、日本古来の厳かな宗教的行為を指す。

御秣みまくさ

貴人の馬に与える飼い葉や草を敬って呼ぶ言葉。馬が重要な移動手段だった時代、その食事となる植物にも敬意を払った情緒的な表現である。

御袿みうちき

高貴な女性が着用する「袿(うちき)」を敬って呼ぶ言葉。平安時代の宮廷装束の一種で、羽織るように着るゆったりした上着。

御諚ごじょう

天皇や将軍などの最高権力者が下す、重大な命令や言葉。その意志が絶対であることを示す、極めて重みのある歴史的な文脈で使われる尊称。

御饌みけ

神に供える食べ物。また、天皇の食事を敬って呼ぶ言葉。農作物の収穫に感謝し、清らかな食材を捧げる宗教的な儀礼における最も尊い供物。

姉御あねご

他人の姉を敬う言葉。また、女性の親分や、毅然として頼りがいのある年上の女性を慕って呼ぶ際の、親しみと畏敬を込めた呼称。

弟御おとうとご

他人の弟を敬って呼ぶ言葉。兄弟関係において、相手への礼儀として用いる丁寧な尊称。手紙や会話で、家族の安否を尋ねる際などに使う。

渡御とぎょ

神社の祭礼において、神体が神輿などに乗って神社の外へお出ましになること。神の威徳を地域に広めるための、厳かな行列や巡行を指す。

崩御ほうぎょ

天皇、皇后、皇太后、太皇太后が亡くなることを敬って言う言葉。国家の最高位にある方の逝去を指す、最も格式高い公式な哀悼の表現。

妹御いもうとご

他人の妹を敬って呼ぶ言葉。妹君。育ちの良さや気品を感じさせる丁寧な表現であり、手紙や改まった会話などで用いられる尊称。

娘御むすめご

他人の娘を敬って呼ぶ言葉。特に年頃の令嬢や、目上の人の子女を指して、敬意と親しみを込めて使われる、伝統的で上品な家族の呼称。

姪御めいご

他人の姪を敬って呼ぶ言葉。親族を紹介したり、話題にしたりする際に、相手に対する敬意を込めて使われる、非常に丁寧な家族の呼称。

舅御しゅうとご

他人の舅(配偶者の父)を敬って呼ぶ言葉。家同士の正式な付き合いにおいて、年長者である相手の父親を尊ぶ際に用いられる、丁寧な表現。

薨御こうぎょ

皇太子や親王、あるいは三位以上の高位の皇族や公卿が亡くなることを敬って言う言葉。崩御に次ぐ重みを持つ、身分に応じた公式な表現。

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『御』がつく四字熟語

御用繁多ごようはんた

帯刀御免たいとうごめん

天下御免てんかごめん

名字御免みょうじごめん

晏子之御あんしのぎょ

『御』がつくことわざ・慣用句・故事成語

芋の煮えたも御存じないいものにえたもごぞんじない

下地は好きなり御意はよししたじはすきなりぎょいはよし

御意見五両、堪忍十両ごいけんごりょう、かんにんじゅうりょう

御託を並べるごたくをならべる

御幣担ぎごへいかつぎ

御神酒上がらぬ神はないおみきあがらぬかみはない

攻撃は最大の防御こうげきはさいだいのぼうぎょ

粗相が御意に叶うそそうがぎょいにかなう

晏子の御あんしのぎょ

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