| 音読み | ハン |
|---|---|
| 訓読み | - |
| 表外読み | まだら、ふ |
| 画数 | 12画 |
| 部首 | ぶん |
飴斑あめまだら
飴のような薄茶色の斑点があること。また、その模様。動物の毛色や、工芸品の模様を形容する際に用いられる、温和な色彩の表現。
一斑いっぱん
豹の体の斑点の一つ。転じて事柄の全体の中の、わずかな一部分。一斑を見て全貌を察するように、断片から本質を見抜く際の手がかり。
黄斑おうはん
網膜の中心部にあり、最も視力が鋭い部分。黄色い斑点のように見えることからこの名がある。加齢により機能が低下する疾患もある。
火斑ひだこ
熱によって皮膚に現れる、赤い網目状の斑点(はんてん)。火に当たりすぎた際に生じる軽度の火傷の一種で、冬場に暖房に近づきすぎた際などに起こる。
肝斑かんぱん
顔などに現れる左右対称の淡褐色のシミ。ホルモンバランスの変化などが原因とされる。肝臓の形に似ていることが名の由来であり、美容上の悩み。
血斑けっぱん
皮膚や粘膜に現れる、赤い斑点状の出血の跡。血管から漏れ出した血液が組織に溜まったもので、特定の病気や外傷の兆候として現れる医学的な状態。
虎斑とらふ
トラの皮にあるような斑点模様のこと。また、黒や黄色が入り混じった、不規則で力強い色彩のパターン。デザインや動物の毛並みを形容する。
紅斑こうはん
皮膚の表面にできる、境界が比較的明瞭な赤い斑点。毛細血管の拡張によって生じ、圧迫すると色が消えるのが特徴。
黒斑くろふ
黒い斑点や模様。また、肌に現れる黒いあざ。動植物の体表にある独特のマーキングを指し、個体の識別や保護色として役立つ組織。
散斑ばらふ
バラの花のような斑点模様。また、その模様を持つ動物や布地。不規則ながらも美しい色彩の重なりを指し、個性を強調する意匠である。
屍斑しはん
死後に皮膚に現れる、暗紫色の斑点のこと。死斑。血液の循環が止まり、重力によって低い位置に集まることで生じる現象。死後の時間経過の指標。
死斑しはん
死後、遺体の皮膚に現れる赤紫色の斑点。血液が重力に従って沈殿することで生じる現象。死亡時刻や姿勢を特定するための法医学上の証拠。
紫斑しはん
皮膚や粘膜の下で出血し、表面に紫色の斑点が現れる状態。血管の異常や血液疾患の兆候として現れることが多く、医学的な診断名である。
児斑じはん
子供の肌に見られるような、青白い、あるいは不規則な斑紋。また、特定の動物の幼体にある模様。成長とともに消えていく初期の身体的特徴。
色斑いろむら
色のむら。また、病気などで皮膚にできる斑点。一様ではない色彩の状態であり、異常や個性を知らせる視覚的な兆候。
雀斑じゃくはん
顔などにできる小さな褐色の斑点のこと。日光の刺激などでメラニン色素が増加して生じる皮膚の症状。親しみを込めて呼ばれる。
星斑ほしまだら
星のような形をした斑点模様のこと。また、そのような模様を持つ動物や植物の形容。不規則ながらも美しい色彩の現れを指す言葉。
切斑きりふ
布の断片と、まだらな模様。また、布の表面に現れる不規則な色ムラのこと。染物の風合いや、偶然の産物としての美しさを指す言葉である。
白斑しらふ
皮膚のメラニン色素が消失し、部分的に白い斑点ができる症状。尋常性白斑(しろなまず)の通称として知られる医学用語。
斑瓜まだらうり
皮に斑点や模様がある瓜のこと。特に、縞模様があるシマウリや、まだらな色の変化を持つ瓜を指す、農業や料理に関する用語である。
斑雲まだらぐも
斑点状に散らばって浮かんでいる雲。空一面にまばらに広がる雲の様子を指し、気象状況や風景の描写において用いられる言葉である。
斑蓋はんがい
模様のついた屋根。また、高貴な人の車や輿に施された装飾的な覆い。威厳を示すための華やかなデザインを持つ、格式ある蓋のこと。
斑岩はんがん
火成岩の一種で、細かい結晶の中に大きな結晶が点在するもの。石材や装飾材として美しい外見を持つ岩石。建築の仕上げなどにも利用。
斑気むらき
気が変わりやすく、根気がないこと。物事に飽きやすく、その時の気分で行動が左右される不安定な性格。ムラのある仕事ぶりの形容。
斑駒ふちこま
体にまだら模様がある馬のこと。古事記などの神話にも登場し、神秘的な存在や、特定の美しい毛色の馬を指す際に用いられる古い表現。
斑犬ぶちいぬ
体にブチ模様のある犬。白地に黒や茶色の斑点が散らばっている様子。ダルメシアンのように、独特の模様を持つ犬の視覚的な称。
斑痕はんこん
皮膚の表面に現れた、しみや斑点状の跡。炎症の後や色素沈着によって生じる、不規則な形状をした色の変化を指す医学用語。
斑晶はんしょう
火成岩の組織において、非常に細かい地質の中に点在する、目で見える大きさの比較的大きな結晶。マグマの冷却過程を示す。
斑条はんじょう
まだらな模様や筋のこと。動植物の体表に見られる不規則な色の変化や、地質学において岩石の表面に現れる縞状の紋様などを表現する際に使う。
斑雪まだらゆき
雪が一部溶けたり、まだらに降り積もったりして、地面が模様のように見える状態。春の訪れを感じさせる雪解けの風景を表現する言葉。
斑蜘蛛まだらぐも
体にまだら模様があるクモのこと。特定の種を指すよりも、その外見の特徴を捉えた呼称。自然界の多様な色彩や模様を象徴する生き物。
斑竹はんちく
竹の表面に紫色の斑点がある種類。雲紋竹。その美しい模様から茶道具や装飾品に珍重される、風情ある貴重な天然の素材のことである。
斑蝶まだらちょう
羽に独特の斑点模様があるチョウの仲間。毒を持つ種が多く、鮮やかな色彩で敵を威嚇する。自然界の不思議を感じさせる神秘的な虫。
斑点はんてん
表面にあちこち現れる、小さな模様や点。病気の兆候や動物の模様として見られる。地の色と異なる色が点在する視覚的な特徴の呼称。
斑猫はんみょう
ハンミョウ科の昆虫の総称。道化のような鮮やかな色彩を持ち、人が歩くと前へ飛び上がる習性から道教えの別称がある。
斑濃むらご
染め物で、色の濃淡がまだらになっていること。また、その模様。偶然が生む複雑な色彩の重なりを愛でる、日本の伝統的な染色技法の一つ。
斑馬しまうま
シマウマのこと。全身に白と黒の独特な縞模様を持つアフリカ原産のウマ科の動物。サバンナで群れをなして生活し、肉食動物から身を守る。
斑白はんぱく
斑点状に白くなっていること。特に、黒髪の中に白髪が混じり始めている老人の頭髪の状態を指して用いられる言葉。
斑鳩いかる
アトリ科の鳥。太い嘴(くちばし)が特徴。また、奈良県にある法隆寺ゆかりの地名。聖徳太子の本拠地として、歴史的な情緒が漂う場所の名。
斑斑はんぱん
あちこちに散らばっている様子。また、斑点が点在しているさま。規則性がないが、どこか趣のある分布や色彩を指す語。
斑文はんもん
まだらな模様。斑点。動物の皮や植物の葉、あるいは物体に現れた不規則な色の変化。自然の多様な意匠を指す言葉の一つである。
斑幕まだらまく
まだらな模様の入った幕のこと。伝統的な儀礼や特定の芸能で、空間を仕切るために用いられる装飾的な布。視覚的な変化を楽しむ。
斑毛ぶちげ
獣の毛並みで、二色以上の毛が入り混じってまだら模様になっている状態。牛や馬、犬などの外観的特徴を指す際に用いられる言葉である。
斑紋はんもん
まだら状の模様。動物の体表や岩石の表面などに見られる、不規則な色の配置。自然の多様な造形を指すほか、病変の現れを指すことも。
斑葉いさは
まだらな模様の入った葉のこと。また、秋になって色づき始めた木の葉。自然の作り出す複雑な色彩を愛でる際の、情緒ある表現の言葉。
斑幔まだらまく
まだら模様のある幕。また、祝祭や儀式で用いられる装飾的な垂れ幕。視覚的な彩りを添え、場の雰囲気を華やかに演出するための具だ。
斑衾まだらぶすま
まだら模様や、色とりどりの布で継ぎ合わせた掛け布団。また、そのような模様そのもの。工芸品や伝統的な寝具の意匠を説明する際に使う。
病斑びょうはん
病気によって皮膚や組織に現れる斑点状の異常。発疹や変色など、診断の重要な手がかりとなる身体的な兆候を指す医学的な言葉だ。
母斑ぼはん
生まれつき皮膚にあるアザや斑点。メラニン色素の異常などにより生じる。個人の身体的特徴の一つであり、医学的には良性のもの。
墨斑すみふ
墨が散ったような、まだらな模様。また、その模様を持つ動物や布地。黒と白が入り混じった独特のコントラストを愛でる際の情緒ある表現。
盲斑もうはん
網膜の中心部にあり、視細胞がないために光を感じない場所。いわゆる「マリオット盲点」。健康な目にも必ず存在する、解剖学上の特徴。
羊斑ようはん
ヒツジの毛のような、白くてもこもこした斑点模様。また、特定の病気や現象で見られる、特有の形状をしたシミやアザを指す表現だ。
鶉斑うずらふ
ウズラの羽にあるような、白や茶色が入り混じった斑点模様のこと。また、そのような模様を持つ布地や工芸品の表面を指す。
一斑全豹いっぱんぜんぴょう
全豹一斑ぜんぴょういっぱん
斑衣之戯はんいのたわむれ
老莱斑衣ろうらいはんい
一斑を見て全豹を卜すいっぱんをみてぜんぴょうをぼくす
「斑」の漢字が登場するレベル7 (中学生)のパズルに挑戦して、記憶に定着させましょう。
※パズル機能は現在開発中です。近日公開予定!