| 音読み | ジ、ズ |
|---|---|
| 訓読み | こと |
| 表外読み | つか(える) |
| 画数 | 8画 |
| 部首 | はねぼう |
隠事いんじ
人に知られないように隠している事柄。内密の計画や、他言を憚る私的な秘密。表面には現れない、裏に潜んでいる諸々の事情の称。
韻事いんじ
詩歌を作ったり、書画を嗜んだりする風雅な営み。俗世の利害から離れ、芸術的な趣を楽しむ、教養ある文人たちの高尚な活動の称。
往事おうじ
過去の出来事。過ぎ去った事柄。昔を振り返り、懐かしんだり教訓としたりする際の対象。時の流れの中に消えていった物語のこと。
俄事にわかごと
急に起きた事柄や、だしぬけな事件。予期せぬタイミングで発生した出来事を指し、準備のないまま対応を迫られるような不測の事態を意味する言葉。
幹事かんじ
組織や集団において、実務や会合の準備・進行を担当する役職のこと。中心となって物事をまとめ、円滑に運営するための実務的な役割を担う人。
疑事ぎじ
事実かどうかがはっきりせず、判断に迷うような疑わしい事柄。裁判や調査などにおいて、真偽を確かめるべき対象となる事象のこと。
吉事きちじ
縁起の良い出来事。めでたい事。結婚や出産、昇進など、喜びを伴う慶事を指す。不吉な事柄と対比させて使われる、幸福を願うための言葉。
刑事けいじ
犯罪に関する事柄。また、刑罰を科すための手続き。さらに、犯罪の捜査を専門に行う警察官を指す一般的な名称でもある語。
啓事けいじ
申し上げること。また、その内容。特に目上の人に対して、ある事柄を丁寧に報告したり説明したりする際に用いられる格調高い表現の語。
慶事けいじ
めでたい出来事。お祝い。結婚、出産、叙勲など、喜びを分かち合うべき事柄。日常の些細な幸せから国家的な慶事まで、広く用いられる言葉。
恨事こんじ
非常に残念で、後悔される出来事。あんなことにならなければよかった、という悔やまれる事柄や、心残りのある不幸な状況を指す言葉。
些事さじ
取るに足りない、つまらない事柄。日常のありふれた小さな出来事。重大な問題に対して、無視しても構わないような細事。
催事さいじ
多くの人を集めるために行われる特別な行事やイベント。百貨店や公園などで開催される、物産展や展示会などのにぎやかな催し物のこと。
祭事さいじ
神仏や祖先を祀る厳かな儀式。一定の作法に従って祈りや感謝を捧げる行為。地域社会の結束を深め、伝統を守るための大切な行事。
事案じあん
問題となっている特定の事柄や事件。法律や行政において、具体的な調査や審議の対象として取り扱われる個別の案件を指す事務的な言葉。
事項じこう
ある事柄について記述された個々の内容。申請書や履歴書などで記入すべき特定の項目や、会議の議題となる事柄を指す言葉として使う。
事蹟じせき
ある人が生涯において成し遂げた具体的な事柄や、その功績の跡。歴史的な評価の対象となる、客観的な行動の記録や成果。
事態じたい
物事の状態や、現在のありさま。特に、予期せぬ方向に進展したり、大きな変化が生じたりした状況。早急な対応が必要とされる局面の形容。
事犯じはん
犯罪の具体的な事実や出来事。特に、特定の法律や条例に違反した個別の案件を指す言葉として、行政や警察の公的な記録で使われる。
事由じゆう
物事が起こった理由や経緯。原因。なぜそうなったのかを詳細に説明するための裏付け。事実関係を明らかにする際の、論理的な根拠のこと。
事彙じい
さまざまな事柄を集めて、分類し説明したもの。百科事典や事彙集の類。知識を体系的に整理し、検索や学習を容易にするための書。
祝事ほぎごと
祝い事全般。結婚、誕生、昇進などのめでたい出来事。人々の生活を彩り、喜びの記憶を刻むための諸々の慶事や行事の称。喜びの節目。
庶事しょじ
世の中のさまざまな事柄。いろいろな雑事。日常の些細な用件から社会の諸問題まで、特定の限定を設けない広範な事象をいう言葉。
叙事じょじ
事実をありのままに記述すること。また、その形式の文学作品。感情的な描写を抑え、出来事の推移を客観的に伝える知的な表現方法のこと。
炊事すいじ
食事の支度をすること。食材を洗う、切る、煮る、焼くといった一連の調理作業全体を指す言葉。日々の生活の中で、栄養を摂るための欠かせない営み。
粋事いきごと
風流で粋な出来事。また、男女の情事。世俗的な野暮ったさを嫌い、洗練された遊びや情緒を楽しむ、知的な社交の称。
雛事ひなごと
雛遊び、または雛祭りのこと。特に子供たちが人形で遊ぶ無邪気な様子。春の訪れとともに女の子の健やかな成長を願う伝統の行事。
俗事ぞくじ
世間一般の、ありふれた雑事。日常生活を営む上で避けては通れない、名声や利益、あるいは煩雑な人間関係に関わる諸々の事柄。
只事ただごと
ありふれた、普通の出来事。格別の注意を払う必要のないこと。打ち消しの言葉を伴って「尋常ではないこと」を強調する際に用いられる。
弔事ちょうじ
お悔やみの事柄。葬儀や追悼の儀式など、死者を悼む出来事。慶事に対する言葉。社会的な交際において、誠実に接すべき場面を指す言葉。
椿事ちんじ
珍しい出来事。滅多に起こらないような不思議な事件。不意に舞い込んだ驚くべきニュースを指し、日常の平穏を破る突発的な事象を言う。
杯事さかずきごと
お酒を酌み交わす際の礼儀やしきたり。盃のやり取りを重んじる伝統的な振る舞い。宴席において親睦を深め、絆を確かめる厳かな儀式。
僻事ひがごと
道理に合わないこと。また、わざわい。思い違いや間違いによって引き起こされる不都合な出来事。古くからの習慣や礼儀に背く行為を指す語。
弁事ばんず
古代の官職の一つで、事務や政務を司る役。また、特定の組織において実務を担当する人。法律や規定に基づいて適正に仕事を処理する役割。
唯事ただごと
普通のこと。ありふれた事柄。反対に、普通ではない重大な事態を唯事ではないと表現し、危機感や驚きを強調する際に用いる表現。
軼事いつじ
世間にはあまり知られていない、興味深いエピソード。逸話。歴史的な人物の意外な一面や、語り継がれるべき隠された実話のこと。
鄙事ひじ
つまらない事柄。また、田舎の出来事。さらに、卑しい仕事。「鄙事に多能」のように、雑多な実務に長けている様子を指す言葉。
辨事べんじ
物事を処理し、管理すること。また、その役職。弁事と同じ。公平な判断に基づき、組織の運営や事件の解決にあたる専門的な職務の呼称。
悪事千里あくじせんり
安穏無事あんのんぶじ
衣冠盛事いかんせいじ
往事渺茫おうじびょうぼう
往事茫茫おうじぼうぼう
回天事業かいてんのじぎょう
蓋棺事定がいかんじてい
既成事実きせいじじつ
疑事無功ぎじむこう
仰事俯畜ぎょうじふちく
故事来歴こじらいれき
後生大事ごしょうだいじ
好事多魔こうじたま
事後承諾じごしょうだく
事事物物じじぶつぶつ
事実無根じじつむこん
事上磨錬じじょうまれん
事大主義じだいしゅぎ
事理明白じりめいはく
実事求是じつじきゅうぜ
舎本事末しゃほんじまつ
人事考課じんじこうか
人事天命じんじてんめい
人事不省じんじふせい
生死事大しょうじじだい
多事多端たじたたん
多事多難たじたなん
太平無事たいへいぶじ
通功易事つうこうえきじ
風流韻事ふうりゅういんじ
風流佳事ふうりゅうかじ
風流閑事ふうりゅうかんじ
文事武備ぶんじぶび
平安無事へいあんぶじ
平穏無事へいおんぶじ
無事安穏ぶじあんのん
無事息災ぶじそくさい
無事平穏ぶじへいおん
咄咄怪事とつとつかいじ
しょう事なしに米の飯しょうことなしにこめのめし
とかく近所に事なかれとかくきんじょにことなかれ
悪は一旦の事なりあくはいったんのことなり
悪事、身にかえるあくじ、みにかえる
悪事、千里を走るあくじ、せんりをはしる
一つ事は同じ事ひとつことはおなじこと
一事が万事いちじがばんじ
陰では王様の事も言うかげではおうさまのこともいう
陰では殿の事も言うかげではとののこともいう
遠くの火事、背中の灸とおくのかじ、せなかのきゅう
何事も三度なにごともさんど
火を見たら火事と思えひをみたらかじとおもえ
火事あとの火の用心かじあとのひのようじん
火事あとの釘拾いかじあとのくぎひろい
火事と喧嘩は江戸の花かじとけんかはえどのはな
火事と葬式に行けば勘当もゆりるかじとそうしきにいけばかんどうもゆりる
火事場の馬鹿力かじばのばかぢから
我が事と下り坂に走らぬ者なしわがこととくだりざかにはしらぬものなし
我が身の事は人に問えわがみのことはひとにとえ
海の事は漁師に問えうみのことはりょうしにとえ
棺を蓋いて事定まるかんをおおいてことさだまる
客と白鷺は立ったが見事きゃくとしらさぎはたったがみごと
急いては事を仕損じるせいてはことをしそんじる
急かねば事が間に合わぬせかねばことがまにあわぬ
急く事はゆるりとせよせくことはゆるりとせよ
金時の火事見舞いきんときのかじみまい
軽い返事に重い尻かるいへんじにおもいしり
見ぬ事は話にならぬみぬことははなしにならぬ
後生が大事ごしょうがだいじ
後生大事や金欲しや死んでも命のあるようにごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように
口自慢の仕事下手くちじまんのしごとべた
好いた事はせぬが損すいたことはせぬがそん
好きな事には騙され易いすきなことにはだまされやすい
好事、魔多しこうじ、まおおし
好事門を出でず、悪事千里を行くこうじもんをいでず、あくじせんりをいく
今度と化け物には行き会った事がないこんどとばけものにはいきあったことがない
三度の火事より一度の後家さんどのかじよりいちどのごけ
仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい
始めが大事はじめがだいじ
志ある者は事竟に成るこころざしあるものはことついになる
思う事一つ叶えばまた一つおもうことひとつかなえばまたひとつ
旨い事は二度考えようまいことはにどかんがえよ
事ある時は仏の足を戴くことあるときはほとけのあしをいただく
事がな笛吹かんことがなふえふかん
事が延びれば尾鰭が付くことがのびればおひれがつく
事実は小説よりも奇なりじじつはしょうせつよりもきなり
手でする事を足でするてですることをあしでする
秋葉山から火事あきばさんからかじ
小事は大事しょうじはだいじ
常が大事つねがだいじ
人の牛蒡で法事するひとのごぼうでほうじする
人の事は我の事ひとのことはわれのこと
人の事より我が事ひとのことよりわがこと
人の初事は咎めぬものひとのういごとはとがめぬもの
人は陰が大事ひとはかげがだいじ
人は落ち目が大事ひとはおちめがだいじ
人は堯舜にあらず、何ぞ事事によく善を尽くさんひとはぎょうしゅんにあらず、なんぞことごとによくぜんをつくさん
人間万事金の世の中にんげんばんじかねのよのなか
人間万事塞翁が馬にんげんばんじさいおうがうま
人事を尽くして天命を待つじんじをつくしててんめいをまつ
人事言えば影が差すひとごといえばかげがさす
人事言わば筵敷けひとごといわばむしろしけ
昔から言う事に嘘はないむかしからいうことにうそはない
早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪しはやくてわるしだいじなし、おそくてわるしなおわるし
足る事を知るたることをしる
袖から火事そでからかじ
対岸の火事たいがんのかじ
大事の前の小事だいじのまえのしょうじ
大事は小事より起こるだいじはしょうじよりおこる
地震、雷、火事、親父じしん、かみなり、かじ、おやじ
竹屋の火事たけやのかじ
弟子を見る事師に如かずでしをみることしにしかず
田から行くも畦から行くも同じ事たからいくもあぜからいくもおなじこと
田の事すれば畑が荒れるたのことすればはたけがあれる
当て事と越中褌は向こうから外れるあてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる
能事畢るのうじおわる
秘事は睫ひじはまつげ
腹の立つ事は明日言えはらのたつことはあすいえ
物は言いなし事は聞きなしものはいいなしことはききなし
聞いた事は聞き捨てきいたことはききすて
聞かぬ事は後学にならずきかぬことはこうがくにならず
片口聞いて公事を分くるなかたくちきいてくじをわくるな
坊主捨て置け医者大事ぼうずすておけいしゃだいじ
万事休すばんじきゅうす
無事これ貴人ぶじこれきじん
明日の事は明日案じよあすのことはあすあんじよ
明日の事を言えば鬼が笑うあすのことをいえばおにがわらう
来年の事を言えば鬼が笑うらいねんのことをいえばおにがわらう
立つより返事たつよりへんじ
隣は火事でも先ず一服となりはかじでもまずいっぷく
屁と火事は元から騒ぐへとかじはもとからさわぐ
癇癪持ちの事破りかんしゃくもちのことやぶり
藪に蛇なかれ村に事なかれやぶにへびなかれむらにことなかれ
礼儀も事によるれいぎもことによる
精神一到、何事か成らざんせいしんいっとう、なにごとかならざん
「事」の漢字が登場するレベル3 (小学3年生)のパズルに挑戦して、記憶に定着させましょう。
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