| 音読み | ゾク |
|---|---|
| 訓読み | - |
| 表外読み | - |
| 画数 | 9画 |
| 部首 | にんべん |
悪俗あくぞく
悪い風俗、あるいは悪しき習慣。社会に害を与え、人々の生活を歪めるような、伝統や慣習の名を借りた不適切なならわし。
異俗いぞく
他の土地や民族の、風変わりな風習や習慣。自分が属する社会とは異なる文化体系を指し、未知の世界への興味や違和感を表現する際に用いる。
遺俗いぞく
昔から伝わっている、古い風俗や習慣。時代が変化してもなお、特定の地域や集団の中で大切に守り続けられている伝統的な暮らしのこと。
汚俗おぞく
けがれた世俗。不徳な風習。道徳が乱れ、不正や醜い欲望が支配しているような、社会の健全さを失った不健全な様相を指す言葉。
雅俗がぞく
優雅なことと、卑俗なこと。高尚な芸術や文化と、ありふれた庶民の生活や趣味。この両面を併せ持つことやその対比を指す言葉。
還俗げんぞく
仏門に入っていた僧侶が、自らの意志や周囲の事情により、再び一般の世俗生活に戻ること。修行を辞め、一般人としての身分に戻る。
旧俗きゅうぞく
昔からの風俗や習慣。古くからの、地域や組織に伝わるしきたり。現代の合理的な考え方に対し、歴史的な厚みを持つ伝統的な慣習。
経俗けいぞく
世の中の理(ことわり)と世俗。また世俗を治めること。仏教的な真理を現世の生活に活かそうとする、調和的な態度のことを言う。
古俗こぞく
古くから伝わっている習俗。古い習慣。現代の合理的な生活の中にも細々と生き残っている、地域特有の伝統的な行事や考え方。
故俗こぞく
昔からの習俗。旧俗と同じ。先祖代々伝わってきた、地域特有の古いしきたりや考え方。歴史の変遷の中でも守り続けられた伝統の称。
国俗こくぞく
その国特有の風俗や習慣。国民が長年にわたって受け継いできた、独特の生活様式や文化。国家のアイデンティティを構成する基盤。
在俗ざいぞく
出家せず、一般世間の中で生活すること。僧侶に対して、俗人としての身分を保っている状態。社会の一員として、家庭や職を持つ。
若俗にゃくぞく
中世、特に室町時代頃の文献に見られる語。若い人や若者、あるいは若い仲間を意味する名詞。当時の社会的な集団や世代を指す呼称。
殊俗しゅぞく
異なる風俗。また、異民族の習慣。自らの文化圏とは異なる、珍しい、あるいは変わった生活様式を指す、歴史的な語である。
州俗しゅうぞく
特定の土地や地方における風俗。その地域の人々に共通する、気質や習慣。地理的な要因に育まれた、ローカルで独自の文化の形容。
習俗しゅうぞく
社会や集団において、長年の間に定着した習慣や風俗。文化的な背景を持ち、人々の行動を規定する伝統的な、あるいは日常的な行い。
衆俗しゅうぞく
世間一般の多くの人々。また、そのありふれた風俗。高尚な志を持つ個人に対し、多数派の通俗的な価値観や行動を指す集団的な称。
出俗しゅつぞく
俗世を離れて、仏門に入ること。出家。煩悩を捨て、真理を求めて修行の道に歩み出す、強い決意を伴う宗教的な行為のこと。
淳俗じゅんぞく
人情が厚く、世の中の風習が素朴で良いこと。飾らない真心が社会に満ちており、道徳的に健全で穏やかな暮らしがある様子を指す。
醇俗じゅんぞく
人情が素朴で、世の中の風習が穏やかで良いこと。飾らない真心が社会に満ちている状態を指す、儒教的な理想を伴う表現。
真俗しんぞく
仏教的な真実(真諦)と、世間的な道理(俗諦)。絶対的な真理と、現世の常識を調和させて考える、仏教の多層的な世界観の称。
塵俗じんぞく
煩わしくけがれた世俗。また、世間的な名声や利益に執着する卑しい心。世俗を塵に例えて、その汚れを厭い避ける清高な立場の語。
世俗せいぞく
一般の人々の生活する世の中。また、ありふれた通俗的なこと。宗教や芸術などの精神的な世界に対し、物質的な欲望や利害の社会。
西俗せいぞく
西洋の風俗や習慣。特に近代日本において導入された、ヨーロッパやアメリカなどの生活様式。伝統的な日本に対する対照的な概念。
僧俗そうぞく
僧侶と、一般の俗人。出家者と在家者の双方。仏教界全体や、広く人間社会を構成する二つの大きな身分的・立場的なグループ。
俗悪ぞくあく
品がなく、質が著しく悪いさま。世俗的で卑俗な価値観に基づき、美的・道徳的な洗練を欠いている様子を指す批判的な言葉。
俗縁ぞくえん
仏道に入った人が、俗世に残してきた家族や親族との繋がり。出家しても断ち切りがたい、現世的な血縁や情愛による因縁のこと。
俗化ぞっか
高尚なものや神聖なものが、一般大衆に迎合して、卑俗で通俗的なものに変わること。本来の価値を失い、単なる娯楽の対象となる。
俗家ぞっか
出家していない一般人の家。俗世間の家庭。僧侶の住む寺院や庵に対して、日常生活が営まれている民間の住居を指す仏教的な用語。
俗歌ぞっか
世間一般で歌われる、通俗的な歌。和歌などの雅歌に対し、民謡や流行歌など、市井の人々の感情を素直に表現した歌を指す言葉。
俗画ぞくが
世俗の出来事や庶民の生活を描いた、通俗的な絵画。芸術的な高尚さよりも、親しみやすさや写実性を重視した、ありふれた絵の称。
俗解ぞっかい
専門的な知識に基づかず、世間一般の通俗的な観点から勝手に解釈すること。また、難しい道理を平易な、あるいは卑近な例で説明。
俗戒ぞっかい
在家の信徒が守るべき戒律。出家はしないが、日常生活の中で道徳的な生活を送るために定められた、最低限の規範を指す仏教用語。
俗界ぞっかい
一般の人々が生活し、欲望や苦悩が渦巻く世の中。俗世間。僧侶の住む寺院を離れた、ありふれた現実の社会を指す仏教由来の言葉。
俗学ぞくがく
表面的な知識や、世俗の利益を目的とした学問。真理の追究ではなく、名声や出世のために利用される、深みのない学びへの批判。
俗楽ぞくがく
宮廷の雅楽や宗教音楽に対し、民衆の間で親しまれる娯楽的な音楽。三味線音楽や民謡など、人々の生活に根ざした賑やかな楽曲。
俗間ぞっかん
世の中や俗世間。一般の社会、あるいは世俗の人々が日常的に暮らし、様々な利害や感情が交錯している雑多な環境を指す言葉。
俗眼ぞくがん
物事の本質を見抜けない、凡俗な人の目。また、世間一般のありふれた見方。優れた価値や真実を理解できない未熟な鑑賞眼の称。
俗気ぞくき
世俗的で卑しい、あるいは風流を欠いた性質。名声や利益などの欲得にまみれた、垢抜けない様子。洗練されていない通俗的な気風。
俗客ぞっかく
世俗的な、ありふれた客。高尚な趣味を共有できない、欲得にまみれた訪問者。風流を解さない客を嫌って、文人などが用いる蔑称。
俗境ぞっきょう
世俗の境遇。また、煩わしい俗世間のありさま。高潔な隠遁の地に対し、人々が欲望を競い合い騒がしく暮らしている現実の場所。
俗曲ぞっきょく
江戸時代以降、三味線を伴奏として民衆の間で流行した短い歌。小唄、端唄など。雅楽に対し、庶民の情緒を豊かに表現する楽曲。
俗形ぞくぎょう
出家していない世俗の人の姿。僧侶の姿に対して、髪を生やし普通の衣服を着た一般人のなり。日常生活を送る人の姿を指す言葉。
俗見ぞっけん
世間一般のありふれた考え。専門的な知見ではなく、多くの人が抱いている通俗的な見方。時に偏見や誤解を含むこともある一般的な。
俗言ぞくげん
世間一般で言い伝えられている言葉。専門的な根拠はないが、多くの人々の間で信じられ語り継がれている通俗的な説や噂の類い。
俗諺ぞくげん
世間に広く伝わっている、ことわざ。庶民の経験から生まれた、覚えやすく教訓に富んだ言い回しのこと。歴史的な知恵の結晶。
俗語ぞくご
日常生活で使われる、改まらない言葉。標準語や専門用語に対する、崩れた表現や話し言葉。生きた言語の多様性を反映する語彙。
俗講ぞっこう
僧侶が一般の民衆に対して、仏教の教えを分かりやすく説き聞かせること。平易な言葉や物語を用いて、広く信仰を広める教化の形。
俗骨ぞっこつ
生まれつき備わっている、世俗的な性質。また、凡俗な人の骨柄。高邁な志を持つことができない、ありふれた人間の素質を揶揄する。
俗才ぞくさい
世渡りをするための、世俗的な才能。実務や商売における如才なさ。学問や芸術の高尚な才能に対する、実利的な能力のことを指す。
俗士ぞくし
高潔な志を持たない、凡俗な人。名声や利益に執着し、世俗の価値観にどっぷりと浸かっている人物を、批判的に指す際に用いる。
俗事ぞくじ
世間一般の、ありふれた雑事。日常生活を営む上で避けては通れない、名声や利益、あるいは煩雑な人間関係に関わる諸々の事柄。
俗字ぞくじ
世間で広く使われているが、正式な字体とは異なる略字や誤字。社会の習慣の中で定着した便宜的な文字であり、親しみやすさがあるが公式の場では注意。
俗耳ぞくじ
世間一般の人の耳。平凡な聴覚。高度な音楽や深い道理を解さず、聞き心地の良い通俗的な話を好む傾向を指す、批判的な言葉。
俗手ぞくしゅ
囲碁や将棋で、ひねりのない平凡な手。また、凡庸な作者や奏者。芸術的な高みに達していない、ありきたりな技を揶揄する言葉。
俗趣ぞくしゅ
通俗的で、野暮ったい趣。洗練された美意識を欠き、一般大衆に分かりやすい、あるいは下品な味わい。俗っぽさの中の楽しさ。
俗儒ぞくじゅ
経典の字句を解釈するだけで、聖人の真意を理解していない、つまらない儒学者。実学を欠いた、視野の狭い学者を罵る際の称。
俗習ぞくしゅう
世間に伝わっている、ありふれた習慣。古くからの迷信や不合理なしきたりを含むこともある、民衆の生活に密着した慣わしのこと。
俗臭ぞくしゅう
世俗の卑しい気配。利益や名声に固執する様子が鼻につくこと。高潔さを欠き、垢抜けない通俗的な雰囲気が漂っている様子への。
俗衆ぞくしゅう
世間一般の、多くの凡俗な人々。高尚な志を持たず、流行や欲得に流されやすい群衆を指す、やや冷ややかな視点を含む言葉。
俗書ぞくしょ
世間一般に流布している、通俗的な書物。芸術的・学術的価値が低く、娯楽や実益を目的とした、ありふれた内容の本を指す言葉。
俗称ぞくしょう
正式な名称ではないが、世間一般で広く使われている通称。日常的に親しまれている呼び方のことで、公的な場以外で実態に即して用いられる名前。
俗情ぞくじょう
世間一般の人々の人情や感情。また、世俗的な欲望や関心事。高尚な理想ではなく、日々の生活におけるありふれた心の動きや願いを指す。
俗信ぞくしん
世間一般に信じられているが、科学的・学術的な根拠のない言い伝えや迷信。民間療法や吉凶の判断に関する古くからの習慣などを指す言葉。
俗心ぞくしん
世俗的な名声や利益を求める心。また、信心の足りない、ありふれた人の心。修行を妨げるような世俗の欲にまみれた精神状態を揶揄する。
俗人ぞくじん
出家していない一般の人。また、見識が狭く、名声や利益などの世俗的な欲得ばかりを考えている人。高潔な志や風流な心を持たない人。
俗塵ぞくじん
世間一般の、煩わしく汚れた事柄。転じて、世俗そのもののこと。都会の喧騒や人間関係を塵に例えて、厭い遠ざける際の情緒的な表現。
俗世ぞくせ
出家した僧侶などの住む清浄な世界に対し、一般の人々が生活を営んでいるこの世。欲望や苦悩が渦巻く、ありふれた現実の社会のこと。
俗姓ぞくしょう
僧侶などが、出家する以前に名乗っていた名字や名前。また、一般の世俗の人々の姓のこと。仏門に入った者が世俗の縁を示す際に用いる。
俗聖ぞくひじり
在家でありながら修行に励み、徳の高い人。また、一般人の姿をして民衆の間で仏法を広めた僧。聖(ひじり)の別称であり、尊称。
俗説ぞくせつ
世間に広く伝わっているが、真偽の確かでない話。うわさ。学術的な定説に対し、一般にまことしやかに語られている根拠の薄い説のこと。
俗僧ぞくそう
形だけは僧侶であるが、心は世俗の欲にまみれている僧。また、戒律を守らず一般人と変わらない生活を送る不徳な修行者を蔑んで呼ぶ語。
俗体ぞくたい
僧侶ではない、世俗の人の姿。また、文章や書画などが洗練されておらずありふれた様子。僧侶が還俗して一般人の格好をすることを指す。
俗談ぞくだん
世間一般のありふれた話。世間話。また、高尚な議論ではなく、卑俗で卑しい話題。日常の気軽な会話や内容の乏しい雑談を指す言葉。
俗知ぞくち
世渡りをするための、世俗的な知恵。実務や商売における浅知恵。学問や芸術における高尚な認識に対し、目先の利益を図る程度の知識。
俗智ぞくち
世俗的な事柄にのみ通じている、浅はかな知恵。仏教的な真理を解さない、迷いの中にある人間の知識や判断力を指す批判的な言葉。
俗調ぞくちょう
世俗的な音楽の調べ。また、下品で通俗的な調子のこと。高尚な古典芸能に対して、一般の人々に親しまれる日常的で卑俗な旋律。
俗諦ぞくたい
仏教用語で、世俗的な立場から見た、一般社会の道理や真理。究極の真理である「真諦」に対し、相対的な価値基準による教え。
俗伝ぞくでん
世間に古くから語り継がれている言い伝え。伝説。真実かどうかは不明だが、特定の土地や人物に付随して広く流布しているエピソード。
俗難ぞくなん
世間一般の人々から受ける難儀や災難。また、世俗的な事柄による苦労。人間関係のトラブルや生活上の困窮など、日常的な困難を指す。
俗念ぞくねん
名声や利益、性欲などの世俗的な欲望にとらわれた考え。修行を妨げ心を乱すようなありふれた邪念。悟りから遠ざかる煩悩を指す言葉。
俗輩ぞくはい
世間一般の、つまらない人々。卑しい連中。高潔な志や優れた才能を持たず、ただ欲得に流されて生きる者たちを、軽蔑して呼ぶ言葉。
俗筆ぞくひつ
書道や絵画などで、気品がなく、ありふれていて洗練されていない筆跡や画風。芸術的な感性を欠き、卑俗な印象を与える作風の形容。
俗評ぞくひょう
世間一般の評判。また、専門家ではない人々による通俗的な批評。世の中の多数派が特定の人物や作品に対して抱いている、浅い評価。
俗物ぞくぶつ
高尚な教養や志を欠き、名声や金銭などの世俗的な利益のみを追い求める、卑しい人物。視野が狭く、通俗的な価値観に固執する人。
俗文ぞくぶん
世俗の、雅でない文章。口語体で書かれたり、内容が卑俗であったりする記述。高尚な古典文学に対して、一般大衆に親しまれる文体。
俗本ぞくほん
学術的に正確な校訂がなされていない、世間一般に流布している本。また、内容が卑俗で通俗的な書物。専門的な善本に対する呼び方。
俗務ぞくむ
日常の、ありふれた事務や用事。修行や芸術などの本質的な活動を妨げる、世俗的で雑多な仕事。生活を営む上で避けられない実務。
俗名ぞくみょう
僧侶などが仏門に入る前の、一般人としての名前。また、位牌や墓石に記される、故人が生前に名乗っていた実名。戒名に対する呼称。
俗用ぞくよう
世俗的な用事。日常生活の、ありふれた雑多な用事。高尚な目的や公的な職務ではない、私的な、あるいは日常的な事柄のための使用。
俗謡ぞくよう
民衆の間で自然に発生し歌い継がれてきた歌。民謡。また、その時代の流行歌。洗練された芸術的な楽曲に対し、素朴で親しみやすい歌。
俗吏ぞくり
形式的な事務処理にのみ長け、大局的な見識や高潔な志を欠く、つまらない役人。官僚的な弊害を象徴する、融通の利かない卑しい役人。
俗流ぞくりゅう
世間一般の、ありふれた流儀や傾向。また、そのような卑俗な連中。洗練された独自のスタイルを持たず、ただ流行や通俗に従う様子。
俗慮ぞくりょ
世俗的な、浅はかな考え。名声や利益などの、つまらない心配事。高邁な理想や深い知恵を欠いた、ありふれた人の悩みや思慮のこと。
俗了ぞくりょう
修行や潔癖な生活をやめ、世俗の生活に戻ること。還俗(げんぞく)に近いが、より自らの意志で俗世を選び直す。俗人に戻ること。
俗累ぞくるい
世俗的な、煩わしいしがらみ。家族や親族、あるいは財産や名誉などの、心を縛り修行の妨げとなる、現世における様々な因縁のこと。
俗論ぞくろん
世間一般に広く流布している、特に深い洞察のない平凡な意見。専門的な知識や独創性に欠ける、通俗的でごく当たり障りのないレベルの議論。
俗話ぞくわ
世間一般の、ありふれた話。昔話や民話のうち、卑俗な内容のもの。また、平易で分かりやすいが、高尚さに欠ける通俗的な物語のこと。
俗箏ぞくそう
雅楽の「楽箏」に対し、近世以降に発展した三味線音楽などと結びついたお琴。現代に伝わる華やかで技巧的な琴の演奏を指す。
俗礼ぞくれい
世間一般で行われている、ありふれた儀礼やマナー。形式的で通俗的な社交上の決まり。真心のこもった礼節に対し、外形的な作法。
大俗だいぞく
極めて通俗的で、品位を欠くこと。また、世俗の極み。あまりにもありふれていて、芸術的な価値が全く認められない様子を指す語。
脱俗だつぞく
世俗の煩わしいしがらみや欲得を捨て、清高な境地に身を置くこと。風流人や隠者が自らの精神を自由に保つための、高潔な生き方。
超俗ちょうぞく
世俗の価値観や流行を超越し、独自の高尚な志を持つこと。周囲の目や利益を気にせず、自らの真理を貫く、非凡で気高い態度の称。
通俗つうぞく
一般の人々に分かりやすく、親しみやすいこと。特別な教養がなくても理解できる内容。また、高尚さに欠けありふれていること。
低俗ていぞく
内容や趣向が下品で、程度が低いこと。品位を欠き、安易な快楽や刺激を求める様子。社会の健全な文化を損なうような不適切な様。
土俗どぞく
その土地に古くから伝わる特有の習俗や文化。外来の洗練された文化に対し、土着の力強い、あるいは原始的な信仰や習慣を指す言葉。
道俗どうぞく
僧侶と俗人。また、仏教の世界と一般世間。宗教的な修業に励む者と、日常生活を送る全ての人々を包括的に指す、伝統的な言葉。
半俗はんぞく
半分は僧で半分は俗人のような、どっちつかずの状態。また、隠居してはいるが完全に世俗を離れていない生活。中途半端な隠遁。
反俗はんぞく
世俗の価値観や権威に反抗すること。既存の通俗的な秩序を拒絶し、独自の道を行こうとする、反骨精神に富んだ態度や思想の称。
蕃俗ばんぞく
未開の異民族の風俗。文明社会の観点から、野蛮とされる外部の文化や習慣を蔑んで、あるいは客観的に記述する際に用いる言葉。
卑俗ひぞく
洗練されておらず、卑しいこと。通俗的で品位がないこと。大衆の嗜好に合わせた、高尚な価値を欠くありふれた様子を指す言葉。
美俗びぞく
美しい風俗。道徳的に優れ、人情味のある良好な習慣。地域社会を豊かに保つ、称賛されるべき伝統的な生活態度やしきたりの称。
風俗ふうぞく
社会のありさま。また、その土地や時代の風習や流行。衣服、食事、娯楽など、人々の生活全般の様式。また、性的なサービス業。
平俗へいぞく
平易で分かりやすいこと。また、きわめて平凡なこと。特別な知識がなくても理解できるが、高尚な趣には欠ける通俗的な様子の形容。
弊俗へいぞく
悪い風俗。害を及ぼすような不適切な習慣。社会の道徳を乱し、人々の健全な成長を妨げるような、改めるべきしきたりを指す語。
邦俗ほうぞく
自国の風俗。その国特有の習慣や伝統。外部の文化に対する、日本独自の生活様式や精神性を再確認する際に用いる格調高い言葉。
凡俗ぼんぞく
特徴のない平凡な人。また、ありふれた世俗のこと。優れた才能や高い志を持たず、ただ欲得に流されて生きる一般的な人々のこと。
民俗みんぞく
民衆の間に伝承されてきた生活習慣、信仰、行事などの文化。文献には残りにくい、人々の生の暮らしを支える伝統的な知恵や文化。
庸俗ようぞく
平凡で、卑俗なこと。また、そのような人。とりえがなく、世俗的な価値観に埋没している様子。凡庸で卑しいことを批判する形容。
里俗りぞく
田舎の風俗。また、民間の言い伝えや習慣。都会の洗練に対し、素朴だが品位に欠けることもある地域の暮らしぶりや言葉。
離俗りぞく
世俗を離れること。出家して仏門に入ったり、俗世間のしがらみを断って隠居したりすること。煩悩や苦悩から解放されるための道。
流俗りゅうぞく
世間一般の流行。また、世の中のありふれた風潮。多くの人が無批判に従っている通俗的な価値観。長いものに巻かれるような様子。
良俗りょうぞく
善良な風俗。社会の秩序や平和を守るために望ましいとされる、健全で道徳的な習慣。公共の福祉と対をなす社会的な価値観の称。
和俗わぞく
日本固有の風俗や民間の習慣。古くから庶民の間に伝わる、日本的な暮らしの文化や伝統的なあり方を指して用いられる語。
俚俗りぞく
世俗的で、洗練されていないこと。庶民の生活に密着した、ありふれた風習や言葉。高尚な文化に対する、一般的な民衆の文化。
鄙俗ひぞく
田舎びていて、卑しいこと。洗練されていない通俗的な様子。都会的な洗練を欠き、野暮ったいと感じられる風情の形容に用いる。
都俗とぞく
都会の風俗。洗練されているが、同時に世俗的で贅沢な生活様式。田舎の素朴さに対する、都会的な華やかさと卑俗な利害。
時俗じぞく
その時代の風俗や習慣。また、世間一般の流行。特定の時期に支配的な価値観や生活様式を指し、時代の影響を強く受けている様。
移風易俗いふうえきぞく
雅俗折衷がぞくせっちゅう
元軽白俗げんけいはくぞく
公序良俗こうじょりょうぞく
殊俗帰風しゅぞくきふう
醇風美俗じゅんぷうびぞく
傷化敗俗しょうかはいぞく
傷風敗俗しょうふうはいぞく
俗臭芬芬ぞくしゅうふんぷん
俗談平話ぞくだんへいわ
超塵出俗ちょうじんしゅつぞく
同声異俗どうせいいぞく
風俗壊乱ふうぞくかいらん
平談俗語へいだんぞくご
平談俗話へいだんぞくわ
良風美俗りょうふうびぞく
その国に入ればその俗に従うそのくににいればそのぞくにしたがう
姿は俗性を現すすがたはぞくしょうをあらわす
礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべしれいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし
「俗」の漢字が登場するレベル7 (中学生)のパズルに挑戦して、記憶に定着させましょう。
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