レベル3 (小学3年生)

「全」の読み方・書き順

音読みゼン
訓読みまった(く)、すべ(て)
表外読みセン
画数6画
部首いりがしら、いりやね
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『全』がつく熟語

安全あんぜん

害を及ぼすような危険がないこと。事故や故障、攻撃などから身を守られており、平穏無事である状態。信頼できる客観的な状況。

瓦全がぜん

瓦となって全(まっと)うすること。才能のない者が、ただ命を長らえて生き永らえること。玉と砕ける「玉砕」に対し、無為な生存を指す言葉。

完全かんぜん

欠けたところがなく、すべて備わっていること。また、理想的な状態に達していること。不備や過失が一切なく、非の打ち所がないさまを指す言葉。

健全けんぜん

身体や精神、あるいは組織のあり方が健やかで、偏りがないこと。社会のルールに従い、正常に機能している好ましい状態を肯定する言葉。

十全じゅうぜん

物事が完全で、欠けたところがないこと。万全であること。計画や準備などが完璧であり、少しの不安もない状態を指す言葉である。

全圧ぜんあつ

流体の中の静圧と動圧を合わせた総圧力。あるいは、混合気体において各成分の分圧をすべて合計した圧力のことを指す物理学的な用語。

全域ぜんいき

その範囲の全体。すみからすみまで。特定の地域や分野において、例外なく全ての場所や事柄を含んでいることを強調する言葉。

全一ぜんいつ

全てが一つにまとまっていて、欠けたところがないこと。万物が調和し、一つの根源的な真理に基づいている状態を指す、深遠な哲学的な語。

全員ぜんいん

その場にいる、あるいはその組織に属するすべての人。一人も欠けることのない、構成員全体の総称。連帯責任や全体周知などの文脈で多用される。

全円ぜんえん

欠けることのない完全な円。また、全ての範囲を含んだ円のこと。方位磁石の目盛りなど、三百六十度の全周を網羅する概念を指す際に使う。

全縁ぜんえん

植物の葉の縁にギザギザ(鋸歯)がなく、滑らかな状態であること. 葉の形態を分類するための用語. 椿や楠の葉などがその代表的な例である。

全欧ぜんおう

ヨーロッパ全土、または欧州全体のこと。地域の一部分ではなく、大陸に含まれる全ての国々やその広範な範囲を指して用いられる。

全音ぜんおん

音楽において、半音二つ分の音程の間隔。ピアノの鍵盤一つ飛ばしの距離。西洋音楽の音階を構成する、基本的な音の幅を指す用語。

全家ぜんか

一家全員。家族のみんな。特定の家庭に属する全ての人々を包括的に指す言葉であり、喜びや悲しみを共有する運命共同体としての表現。

全科ぜんか

あらゆる科目を網羅していること。または病院などで全ての診療科を備えていることを指す。特定の分野に偏らず、全体的な対応が可能。

全課ぜんか

ある組織や学校において設けられている、すべての課程や課のこと。全体の部門を網羅する際に用いられ、全科的な対応や調査を行う文脈で使われる。

全会ぜんかい

その会に所属しているすべての構成員。組織のメンバー全員を指し、「全会一致」のように全員の意見が揃う際などに用いられる。

全壊ぜんかい

建物が地震や台風などの災害により、原型を留めないほど完全に壊れること。修理が不可能なレベルまで破壊された、深刻な被災状況。

全快ぜんかい

病気や怪我が完全に治ること。体調が元通りになり、日常生活に支障がない状態まで回復したことを喜び、報告する際に用いられる、非常にめでたい言葉。

全改ぜんかい

全てを全面的に改めること。一部の修正にとどまらず、根本から全ての項目や内容を刷新し、全く新しいものに置き換える極端な変更。

全開ぜんかい

扉や窓を最大限に開け放つこと。転じて、車のエンジンの出力や個人の能力などを、余すところなく最大限に発揮させている状態を指す。

全角ぜんかく

コンピュータ上の文字幅の単位で、正方形の枠いっぱいのサイズのこと。漢字や、半角の二倍の幅を持つ記号などを指す、日本語入力の基本。

全学ぜんがく

学校全体のすべての学生や教職員を指す言葉。特定のクラスや学部だけでなく、組織全体に関わる行事や方針を説明する際に使われる。

全額ぜんがく

ある項目の代金や費用のすべて。一部ではなく、支払いや受け取りの対象となる金額の全体を指す言葉。過不足のない完全な金額のことである。

全割ぜんかつ

受精卵の分裂時に卵全体が完全に分かれる卵割様式。卵黄が少ないウニや哺乳類に多く、等割と不等割に分けられる生物学(発生学)上の用語。

全粥ぜんがゆ

米と水の割合を一対五で炊いた、標準的な濃さのおかゆ。十分な食べ応えがあり、主食として広く親しまれる基本の粥の炊き方。

全巻ぜんかん

書物やシリーズ物のすべての巻。最初から最後までのすべての冊数を指す言葉。作品の全体像を把握したり、一括して所蔵・購入したりする際に使う。

全期ぜんき

全ての期間。最初から最後まで。分割して支払う代金などを一括して指す場合や、イベントやプロジェクトの全行程を網羅する際に用いられる語。

全機ぜんき

特定の集団に属するすべての飛行機。または、物事の機能がすべて働いている状態。全戦力を投入する際や、点検の結果を報告する際に用いる言葉。

全休ぜんきゅう

予定されていたすべての授業や仕事を休むこと。また、すべての車両や便が運行を休止すること。一部の休みではなく全体を休ませる状態。

全球ぜんきゅう

地球の全域、あるいは球全体の総称。惑星全体の気候や状態を指す際に使われるスケールの大きな言葉であり、全世界を包括する概念として用いられる。

全協ぜんきょう

全員が協力すること。または、特定の組織や団体(例:全国協同組合連合会など)の略称。一致団結して共通の課題に取り組む姿勢を指す言葉。

全局ぜんきょく

組織や物事の全体的な局面。一部分の動向ではなく、全体の流れや構造を把握すること。大きな視点で戦略や判断を下すための、大局的な観点。

全曲ぜんきょく

曲の最初から最後まで。または、特定の作品集に含まれるすべての曲のこと。全編を通して鑑賞したり、演奏したりする際の状態を指す一般的な言葉。

全句ぜんく

句の全体、あるいは集団で作られたすべての句。一つの作品としての完全な構成や、特定の句会で提出された作品群のすべてを指す際に用いられる言葉。

全躯ぜんく

体全体のこと。頭から足の先まで、欠けるところのない一人の人間としての肉体。全身全霊を込めて事にあたる様子や、身体の全容を指す言葉。

全軍ぜんぐん

軍隊のすべての部隊。軍全体。指揮官の命令一下、全ての兵士が一丸となって行動する、組織としての総力を指す重厚な言葉。

全形ぜんけい

物事の全体的な形や姿のこと。一部分ではなく、外側から捉えた全体像を指す言葉。調査や観察において欠損のない完全な状態を表現する。

全景ぜんけい

その場所から見渡せる風景の全ての範囲。パノラマ. 物事の一部ではなく、全体の様子を一望した際の広々とした眺めを指す言葉である。

全権ぜんけん

特定の事項について、全ての決定権を与えられた強大な権限。外交交渉などで、国家を代表して条約を締結できる最高位の権限の称。

全県ぜんけん

県の全域。県内のすべての市町村や地域を包括した範囲。網羅的な調査結果や、県全体を対象とした一斉的な施策を指す際などに用いられる言葉。

全舷ぜんげん

船体の両側の縁全体。または、船全体のこと。配置命令などにおいて、全乗組員が持ち場につく様子を指すなど、船舶の運用で使われる。

全戸ぜんこ

ある地域や集団のすべての家。全世帯。「全戸配布」のように、漏れなくすべての家庭を対象とする規模を指す際、日常から事務まで使われる。

全校ぜんこう

学校の全体。校舎や施設の全域、あるいは在籍する生徒や教職員の全員を指す言葉。学校全体の総意や行動を表現する際などに用いる。

全国ぜんこく

国の全域。すべての地方。一部分ではなく、日本全体、あるいは全世界を包括する規模を指す際、日常から公務まで広く使われる。

全山ぜんざん

山全体。あるいは、山を埋め尽くすほどの様子。「紅葉」のように、景色の広がりや圧倒的な規模を表現する際に用いられる言葉である。

全姿ぜんし

全身の姿や形。また、物事の全体的なありさまや様子。対象の外面的な特徴を漏らさず捉える際に用いられ、完璧な美しさや状態を形容する語。

全市ぜんし

市の全域。市内全体。特定の市に属する全ての地区を包括的に指す言葉であり、行政サービスの適用範囲や統計データなどで使われる。

全紙ぜんし

和紙の規格サイズの一つで、裁断する前の大きな一枚の状態。また、新聞の全ページ、あるいはその分野の全情報を網羅していることを指す。

全治ぜんち

病気や怪我が完全によくなること。症状がすべて消え、体力や機能が元の健康な状態に回復したことを指し、治癒とほぼ同義の言葉。

全射ぜんしゃ

数学の写像において、終域のすべての要素が始域の少なくとも一つの要素の像となっている状態。像と終域が完全に一致する関係。

全社ぜんしゃ

会社や組織の全体。全社員。「一丸」のように、一部分ではなくすべての構成員を対象とする規模を指す際、日常から公務まで使われる。

全周ぜんしゅう

物のまわり全部。一周の長さ。円周や多角形の外縁など、ある領域を完全に取り囲む全ての境界線の長さを合計した物理的な数値。

全州ぜんしゅう

韓国の全羅北道にある都市。伝統的な建築物や食文化で有名。歴史的な面影を残し、韓国の精神を象徴する地域の一つである。

全集ぜんしゅう

特定の著者の全作品、あるいは特定の分野の重要な資料を網羅的に収録した一連の書籍。体系的な知識の保存や研究のために編まれる。

全書ぜんしょ

ある分野に関する事柄を、網羅的に詳しく記述した書物。百科事典や専門的な解説書のように、一つのテーマについての全情報を収めた本。

全勝ぜんしょう

すべての試合や勝負に勝つこと。一度も負けることなく完璧な成績を収める状態。実力が圧倒的であることや、無敵の成果を象徴する言葉である。

全焼ぜんしょう

建物などが火災によってすべて焼けてしまうこと。一部分の焼失ではなく、建物の全体が火に包まれ、使用不能な状態になる悲劇的な状況。

全称ぜんしょう

論理学で、ある集合の全個体に共通する性質を述べること。対象すべてを包括する命題の形式であり、例外を認めない普遍的な断定を意味する語。

全章ぜんしょう

書物や法典などの構成単位である「章」の全体、あるいは最初から最後まですべての章を指す言葉。内容を一貫して確認する際などに用いられる。

全心ぜんしん

全ての心。全身全霊。迷いや雑念を捨て去り、一つの目的や対象に対して自分の精神エネルギーを余すところなく注ぎ込むことをいう。

全身ぜんしん

頭の先から足の先までの、身体のすべてのこと。また、ある活動に全精力を注ぎ込むさま。自分の持つすべての力を尽くす様子を指す言葉。

全人ぜんじん

人格が円満で、知識や技術が偏りなく整っている理想的な人物。また、全人間。一部分ではなく、人間のあらゆる側面を総合的に捉えた表現。

全数ぜんすう

ある対象のすべて。一部を抜き出すサンプル調査に対し、対象となるもの全てを調査することを指す。製品の品質管理などで重視される。

全盛ぜんせい

勢いが最も盛んな時期。人気や権勢、あるいは文化の隆盛が絶頂に達している様子。周囲を圧倒するような輝かしい繁栄の状態を表現する言葉。

全線ぜんせん

路線や路線の全区間。始点から終点まで。交通機関の開通や工事の完了、あるいは運転見合わせの範囲などを、包括的に指し示す際に用いられる。

全然ぜんぜん

全く。すっかり。打ち消しの言葉を伴って「少しもない」という意を強調する。また、物事の全体を包括し、例外がないことを意味する。

全総ぜんそう

全国総合開発計画の略称。日本の国土を均衡ある発展へと導くために策定された壮大な国家計画。経済やインフラの整備を指針とする歴史的政策。

全像ぜんぞう

物事の全体像、あるいは隠されていた部分も含めたすべての様子。事件の真相や計画の全容が明らかになった際に、その範囲を指して使う語。

全損ぜんそん

建物や車両などの財産が、修理不能なほど完全に壊れてしまうこと。また、保険において損害額が保険金額の全額に達した状態を指す実務用語。

全村ぜんそん

村の全体。または村中の人々。全村避難のように、特定の地域社会の構成員や土地のすべてを対象とする規模を指す際に用いられる言葉。

全体ぜんたい

ある物事のすべての部分、またはそのまとまり。一部の欠損もなく、全体として調和が取れている状態。物事の全容や組織の総体を指す一般的な語。

全帯チャンタ

麻雀の役の一つで「チャンタ」と呼ばれる。一九字牌のみで構成された順子と刻子、雀頭を揃えた状態。端の牌を巧みに活用する難易度の高い役。

全隊ぜんたい

その隊に属する構成員全員。ある特定の集団や部隊のすべてを指し、一致団結して行動する際や組織全体への周知・命令を行う文脈で用いられる総称。

全単ぜんたん

すべての要素が単一、あるいは単純であること。また、特定の競技や麻雀などの役において、すべての牌を数牌の端以外で揃える状態を指す。

全段ぜんだん

物事のすべての段階、あるいは新聞の紙面において広告がページ全体を占めること。最初から最後まで欠けるところのない、完全な状態を指す。

全知ぜんち

あらゆることをすべて知っていること。また、そのような絶対的な能力。神仏の見識や、博識な人物の知力を敬って表現する格調高い言葉。

全智ぜんち

あらゆることをすべて知っていること。神の見識。人間には不可能な、宇宙の全ての真理を把握している究極の知力を敬って表現する言葉。

全中ぜんちゅう

「全国中学校体育大会」の略称。中学校における各競技の日本一を決定する最大規模のスポーツ大会であり、中学生アスリートたちが目標とする檜舞台。

全町ぜんちょう

町の全体。または町中の人々。地域コミュニティ全体が一丸となって取り組む様子や、その範囲のすべてを包括する際に使われる一般的な語。

全長ぜんちょう

物の端から端までの全体の長さ。動物の頭から尾までや、建築物の端から端までの寸法を指し、その規模を客観的に示すための数値。

全通ぜんつう

全線が開通すること。また、最初から最後まで途切れることなく通じること。交通インフラの完成や、通信網が全域にわたって繋がった状態を指す。

全潰ぜんかい

建物などが完全に壊れ、修復不可能な状態になること。地震や災害などの被害状況を示す言葉で、住居の構造的な機能が完全に失われたことを指す。

全逓ぜんてい

かつての全逓信労働組合の略称。郵便や通信の現場で働く人々によって組織された、日本の労働運動において重要な役割を担った大規模な団体。

全摘ぜんてき

病変部位だけでなく、特定の臓器や組織を全て取り除く外科手術。がん治療などで、再発を防ぐために行われる徹底的な切除処置のことを指す。

全的ぜんてき

全体的、包括的なさま。一部だけでなく、対象となる事柄の全体に及んでいる状態や、徹底した態度を強調する表現。

全天ぜんてん

空の全体。見渡す限りの大空。天文学において、観測可能な天球の全範囲を指す言葉であり、宇宙の広がりを包括的に表現する際に使う。

全店ぜんてん

その系列や地域にある全てのお店。共通のキャンペーンやルールが適用される範囲を指す言葉。商業施設やチェーン店における全体的な活動を。

全点ぜんてん

存在する全ての項目や点。また、全ての評価ポイント。網羅的に物事を確認したり、完璧な成果を目指したりする姿勢を表現する際に用いる語。

全土ぜんど

その国の領土の全て。国全体。全土に波及するように、広範囲にわたって影響が及ぶ様子を表現する際の、空間的な広がりを指す言葉である。

全島ぜんとう

ある島全体のこと。また、その全域。「全島避難」のように、島という地理的範囲のすべてを対象とする規模を指す際に用いられる言葉。

全道ぜんどう

北海道の全域。北海道全体。広大な面積を持つ北海道の隅々までを包括的に指す言葉であり、行政や気象情報の発表などで広く使われる。

全特ぜんとく

「全国特定郵便局長会」の略称。日本の特定郵便局長による職能団体。地域の中心的な役割を担う郵便局網を支える組織として知られる。

全日ぜんじつ

一日中、または全ての日のことを指す。施設が終日開放されている状態や、特定の期間中の全日程を網羅していることを示す際に用いられる。

全乳ぜんにゅう

成分を調整していない、搾ったままの牛の乳。脂肪分などを取り除いていないため、コクがあり栄養価が高い加工前の製品を指す語。

全入ぜんにゅう

志願者全員が、選考に漏れることなく入学できること。特に、大学受験などで募集定員が志願者数を上回っている状態を指す社会用語。

全納ぜんのう

納めるべき金額のすべてを一括で納めること。分割払いに対する言葉であり、義務を一度に完結させる実務的な手続きのあり方。

全能ぜんのう

どのような事でも成し遂げることができる、無限の力。キリスト教などの神を指す「全知全能」として知られる、究極の能力の称。

全農ぜんのう

全国農業協同組合連合会の略称。日本の農家を支援し、農産物の販売や資材の供給を行う組織。日本の農業経済を支える中心的な役割を担う。

全波ぜんぱ

周波数の全ての帯域。また、交流電流を直流に変える全波整流のこと。エネルギーの損失を抑え、効率よく電気を利用するための工学的な技術。

全廃ぜんぱい

制度や設備、あるいは特定の習慣などを完全に無くすこと。一部分ではなく、全体を対象として廃止する断固とした処置を指す事務的な語。

全敗ぜんぱい

全ての勝負や戦いに負けること。一度も勝つことができなかった不本意な結果。勢いに乗り切れず、厳しい状況が続いたことを象徴する言葉。

全判ぜんばん

紙のサイズの規格において、裁断する前の元の大きさのこと。特に、四六判や大正判などの基本サイズを指し、印刷業界で基準となる単位。

全般ぜんぱん

物事の全体的なありよう。特定の分野に限定せず、あらゆる方面に及んでいる様子。大局的な視点で状況を把握する際に用いられる一般的な語。

全備ぜんび

必要なものがすべて整い、不足がないこと。万全の準備。機能や設備が完璧に揃っており、いつでも活動を開始できる理想的な状態の形容である。

全美ぜんび

欠けたところがなく全てにおいて完全で美しいこと。非の打ち所がない完璧な状態を指し、性質や内容、容姿などが理想的であることを表す言葉。

全豹ぜんぴょう

物事の全体像の例え。全豹を閲するとして、一部分だけでなく、その物事が持つ全ての側面を正しく把握することを指す言葉である。

全父ぜんぷ

父の全体。または、全ての父親を象徴する言葉。文学的あるいは哲学的な文脈で、父性の本質や理想的な父親像を指す際に用いられる表現。

全部ぜんぶ

ある事柄に含まれるものの全て。一部分ではなく全体。日常生活から学術的な説明まで、最も頻繁に用いられる全てを意味する一般的な語。

全幅ぜんぷく

布の幅の全体。転じて、持てる力の全て。心の底から最大限の思いを向ける様子を強調する際に使う言葉。信頼などの形で多用される。

全文ぜんぶん

ある文章の最初から最後までの全ての内容。省略することなく、記述された全ての文言を指し、内容の正確な確認や記録の際に用いる。

全米ぜんべい

アメリカ合衆国の全土。また、その全国的な規模。スポーツやニュース、経済などで、アメリカという国全体を対象とする際に用いられる言葉。

全篇ぜんぺん

書物や映画などの、最初から最後までの全て。全編。作品全体を通じて流れる雰囲気やテーマを説明する際に用いられる、網羅的な表現である。

全編ぜんぺん

書物や映画などの作品の全体。最初から最後の一節まで。作品を構成する全ての部分を指し、一貫したテーマや雰囲気を語る際の語。

全方位ぜんほうい

全ての方向。あらゆる側面。特定の対象に偏らず、周囲のすべてを網羅し考慮する様子。外交やビジネス戦略などで多角的な視点。

全貌ぜんぼう

物事の全体的な姿や、隠されていた部分も含めたすべての様子。事件や計画の全体像が明らかになった際に、その全容を指して使われる言葉。

全滅ぜんめつ

組織や勢力が、一人も残らず滅びること。また、作物が完全に被害を受けること。再起不能なほどの徹底的な壊滅状態を指す、非常に重い言葉。

全面ぜんめん

ある範囲や対象のすべて。一部ではなく、全体にわたって何らかの状態が及んでいること。計画の変更や戦争の展開などで包括的な状況を指す言葉。

全盲ぜんもう

両目とも全く見えない状態。視覚障害の最も重い段階。また、物事の真理を全く理解していないことの例え。深い無知や偏見を戒める言葉。

全野ぜんや

野原の全体。また、ある分野や領域のすべて。特定の地域や学問などのすみからすみまでを包括的に指す言葉。広大な範囲の称。

全訳ぜんやく

外国の文書や古典を、省略せずに全て翻訳すること。内容を正確に、かつ漏らさず伝えるための知的な作業。全体を通読するための完訳本。

全癒ぜんゆ

病気や怪我が完全に治ること。完治。後遺症もなく、心身ともに以前の健康な状態に戻ることを祝う言葉。医学的な快復の極み。

全容ぜんよう

物事の全体的な姿。事件や計画などの、隠されている部分も含めたすべて。一部の観察では分からない、包括的な実態のこと。

全裸ぜんら

衣服を全く身に着けていない状態。素裸。身体のありのままの姿をさらけ出しているさま。純真さの象徴、あるいは不体裁な様子を指す言葉。

全量ぜんりょう

全体の量のこと。一部ではなく、ある対象のすべての重さや容積を指す言葉。調査や計算において、漏れがないことを強調する際に用いられる数値。

全力ぜんりょく

持てるすべての力。全精魂。目標を達成するために、心身のエネルギーを最大限に注ぎ込む様子。妥協のない真剣な取り組みを称賛する言葉である。

全霊ぜんれい

人間の精神と肉体のすべて。持てる力のすべてを注ぎ込む様子を「傾ける」などと表現する。全存在をかけた真剣なありようを指す言葉。

全裂ぜんれつ

全体が激しく裂けること。また、植物の葉の縁などが中心まで深く切れ込んでいる形状。一部分ではなく、全域にわたる断裂や分割の状態。

全労ぜんろう

全国労働組合同盟の略称。1954年に結成され、後の「同盟」の母体となった労働組合組織。右派系のナショナルセンターとして活動した歴史的団体。

全璧ぜんぺき

傷のない完璧な宝玉。転じて、全く欠点がなく優れたものや、手に入れた物を無傷で返すこと。物事の完成度が高い様子を称賛する格調高い表現。

全都ぜんと

都市の全体。特に東京都の全域を指すことが多い。自治体が主導する施策が、全ての地域に及ぶ様子を表現する際に用いられる行政的な言葉。

全館ぜんかん

建物や施設全体のこと。一部分ではなく、すべての部屋や区画を指す。休館日や開館情報の告知、あるいは火災時の避難訓練などの文脈で使う。

大全たいぜん

ある分野に関する全ての事柄を集め、体系的に整理した書物。知識の集大成としての権威を持ち、広範囲な情報を網羅している事典や選集。

不全ふぜん

本来の機能や働きが十分でないこと。また、未完成であること。医学的には臓器の機能低下、社会的にはシステムや能力の不足を指す言葉。

保全ほぜん

現状の良好な状態を維持し、損なわれないように守ること。自然環境や歴史的建造物、あるいは権利や健康などを保護する具体的な活動。

万全ばんぜん

まったく不備がなく、完全であること。手落ちが一切ない状態。将来の不安や失敗の可能性を完全に取り除いた、盤石な準備や計画の形容。

未全みぜん

物事がまだ完全ではないこと。不十分な状態。また「未然(みぜん)」と同じく、まだ起こっていない事柄を指す場合もある言葉。

両全りょうぜん

二つの事柄が、どちらも完全であること。また、両方の面で落ち度がないこと。対立する二つの要素を共に成り立たせるという高潔な調和。

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『全』がつく四字熟語

一斑全豹いっぱんぜんぴょう

完全無欠かんぜんむけつ

玉砕瓦全ぎょくさいがぜん

才貌両全さいぼうりょうぜん

十全十美じゅうぜんじゅうび

全身全意ぜんしんぜんい

全身全霊ぜんしんぜんれい

全生全帰ぜんせいぜんき

全知全能ぜんちぜんのう

全豹一斑ぜんぴょういっぱん

忠孝両全ちゅうこうりょうぜん

百下百全ひゃっかひゃくぜん

万全之策ばんぜんのさく

面目全非めんぼくぜんひ

『全』がつくことわざ・慣用句・故事成語

一斑を見て全豹を卜すいっぱんをみてぜんぴょうをぼくす

玉となって砕くとも瓦となって全からじたまとなってくだくともかわらとなってまったからじ

健全なる精神は健全なる身体に宿るけんぜんなるせいしんはけんぜんなるしんたいにやどる

獅子は兎を撃つに全力を用うししはうさぎをうつにぜんりょくをもちう

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