| 音読み | チ、ジ |
|---|---|
| 訓読み | - |
| 表外読み | つち |
| 画数 | 6画 |
| 部首 | つちへん |
厭地いやち
この世(現世)を迷いと汚れに満ちた場所としていとい、嫌うこと。浄土を熱望する「厭離穢土」の思想に基づく宗教的な価値観。
苑地えんち
草木を植え、美しく整えられた広い土地。公園や庭園のように、人々の憩いの場として管理されている風光明媚な場所を指す言葉である。
窪地くぼち
周囲よりも低く、くぼんでいる土地。盆地のような大きなものから、地面の一部が少し凹んだものまで、地形上の凹みを指す言葉。
絹地きぬじ
絹織物の生地。また、その質感。独特の光沢と滑らかな手触りが特徴で、着物や高級な衣類の素材として古くから重宝されている、高貴な布。
玄地げんち
何も手が加えられていない、自然のままの土地。また、奥深い辺境の地。世俗の汚れに染まっていない清浄な場所を指す文学的な表現。
控地ひかえち
将来の拡張や予備のために、あらかじめ確保してある土地。また、工事やイベントの際に資材置き場として一時的に空けておく場所を指す言葉。
紺地こんじ
濃紺色の地。また、その背景。誠実さや静寂を感じさせる深い青色であり、テキスタイルやデザインにおいて品格を高めるための基調となる色。
錆地さびじ
陶磁器や漆器の表面を、わざと古びたような、あるいは渋い質感に仕上げること。伝統的な美意識である「わび・さび」を追求した独特な意匠。
氏地うじち
氏神の鎮座する場所、あるいはその守護範囲。氏子が居住し、神事や日常の祈りが捧げられる、地域社会の精神的な拠り所となる土地。
蒔地まきじ
漆器などの表面に、漆と粉を混ぜて下地を作ること。また、その技法。丈夫で美しい仕上がりを実現するための、伝統的な製作工程である。
悉地しっじ
仏教において、修行によって到達すべき究極の境地。また、その成就。悟りの知恵を得ることで、迷いや苦しみから解放される宗教的な目的。
芝地しばち
芝生が一面に生えている土地。庭園や公園、ゴルフ場などの緑地。適切に管理され、人々に憩いの場や景観の美しさを提供する開けた地面。
借地しゃくち
代金を支払って、他人の土地を借りること。住宅や店舗の建設、あるいは事業のために土地の使用権を得る行為。契約期間や地代が重要となる。
尺地せきち
わずかな土地。一尺四方ほどの狭い面積。転じて、自分の領土や所有地を謙遜して言う言葉。広大な土地に対する対比的な表現として用いられる。
芯地しんじ
衣服の襟や袖口などの形を整え、補強するために、表地と裏地の間に挟み入れる布のこと。着姿の美しさを保つための重要な素材である。
痩地そうち
土壌の栄養が乏しく、作物が育ちにくい土地。不毛の地。農業においては改良が必要な、あるいは自然の厳しさを物語る痩せ細った地面。
属地ぞくち
法律や制度が、特定の人ではなく、その土地に対して適用されること。領土内にあるすべての存在を統治の対象とする、近代国家の基本原則。
宅地たくち
住宅を建てるための土地。都市計画や建築において、居住用の建物の敷地として区分された場所。生活の基盤となる不動産の用語。
拓地たくち
未開の土地を切り拓くこと。荒れ地を耕して田畑や居住地として利用可能にすること。地域の発展と開拓の歴史を物語る、地道な活動。
団地だんち
計画的に建設された、集合住宅が立ち並ぶ地域。生活に必要なインフラが整い、多くの世帯が一定のルールのもとで暮らす都市的な居住空間。
暖地だんち
冬でも気温が下がりにくく、年間を通じて気候が温暖な地域。柑橘類などの栽培に適しており、避寒地や移住先としても好まれる場所。
地異ちい
地面や地底で起こる異変。地震、火山噴火、地滑りなどの自然現象。「天変地異」の形で、この世界の平穏を脅かす重大な災害を表現する。
地維ちい
地面を支えるという想像上の綱。転じて、国家を維持する道徳や法、あるいは地球の自転軸のこと。社会の安定を司る根本的な力の例えである。
地域ちいき
一一定の広がりを持つ、まとまった土地。気候、文化、歴史などの共通性を持つ場所。行政単位や生活圏など、人々の営みの舞台。
地唄じうた
上方(関西)で発達した三味線音楽の総称。地歩の唄という意味で、端唄や組唄、語り物など、多様な様式を含む高度な音楽性を誇る。
地下茎ちかけい
地中にある植物の茎のこと。根のように見えるが、節があり芽を出す性質を持つ。ジャガイモやハス、タケなどが持ち、栄養を蓄えたり繁殖したりする役割。
地歌じうた
江戸時代、主に関西地方で発達した三味線音楽。盲人音楽家によって伝えられ、技巧的で複雑な旋律を持つ器楽曲としての性格も強い。
地祇ちぎ
地の神。天の神(天神)に対して、地上を司る神々を指す。また、土地の守り神。自然界の各所に宿る神聖な力を敬って呼ぶ格調高い表現。
地峡ちきょう
二つの大きな陸地を結ぶ、細長い陸の部分。両側が海に挟まれている。パナマ地峡などが代表的であり、交通や戦略上の要衝となることが多い。
地隈じぐま
歌舞伎の隈取で、地面や土を象徴する茶色の線を用いること。力強い足取りや、荒々しい性質を持つ役柄を強調するための独特な化粧法。
地錆じさび
建物や器の表面に、経年変化によって自然に現れたサビや汚れのこと。作為のない、時間が作り出した重厚な風合いを愛でる際の専門的な表現。
地誌ちし
特定の地域についての、自然・歴史・産業・文化などを詳細に記した書物。土地の実態を明らかにするための、総合的な記録や調査報告のこと。
地渋じしぶ
地面に現れるサビのような色や模様。また、土地に染み付いた独特の渋み。長年の歴史や風土が作り出した、素朴ながらも深みのある色彩。
地坪じつぼ
土地の広さを表す坪数。不動産や建築において、敷地の面積を測定するための基本的な単位。資産価値を判断する際の重要な目安となる。
地縛じしばり
土地に縛り付けられていること。また、土地を媒介として他人を拘束すること。さらに、特定の場所に執着する霊などを指すこともある言葉。
地被ちひ
地表面を低く覆う植物、あるいはその状態。グランドカバー。土壌の侵食を防ぎ景観を整える目的で、芝生や苔などが公園等で利用される。
地敷じしき
床や畳の上に、さらに薄い布や紙を敷くこと。また、そのための敷物。湿気対策や清掃の簡略化を目的とした、日常生活における実用的工夫。
地膚じはだ
地面の表面。草木に覆われていない土の部分。地質学的な観察や、土地の険しさを視覚的に表現する際に用いられる文学的な用語である。
地貌ちぼう
地面の起伏や形、すなわち地形の様子。地表の具体的なありさまや特徴を指す学術的、あるいは専門的な用語であり、地理的な景観を記述する。
地霧じぎり
地面の低いところに立ち込める霧。特に、足元を這うように広がる霧のこと。早朝や夕暮れ時の草原などで見られ、幻想的な風景を演出する気象。
地雷じがみなり
地面が大きく揺れ、雷のような音が鳴ること。また、地中に埋められた爆発物が爆発する様子。転じて、隠れていた危険が表面化することを例える。
地絡ちらく
電気回路の一部が地面と接触し、電気が大地に漏れる現象。漏電。感電や火災の原因となるため、安全管理において非常に警戒される異常な状態。
地嵐じあらし
地面に積もった雪が強風で吹き上げられる現象。地吹雪。視界が極端に悪くなり、極寒の地での移動において命に関わる危険な天候。
地塁ちるい
断層によって周囲より一段高く隆起した、テーブル状の地形。地殻変動の歴史を物語る地理的な特徴であり、両側を急な崖で囲まれていることが多い。
地咄じばなし
その土地に古くから伝わる物語。地域の歴史や伝説を背景に、人々の間で語り継がれてきた素朴なエピソード。郷土の文化を感じさせる。
地窖ちこう
地面を掘って作った地下室や穴。野菜や果物の保存、あるいは避難場所として利用される。温度が安定しているため、貯蔵に適した場所。
地籟ちらい
大地が発する自然の音。風が岩穴や森を吹き抜ける際に鳴る、深くて神秘的な響き。荘子が説いた、万物の調和を象徴する格調高い語。
地輻じふく
門や建物の最下部で地面に接する横木。また、橋の高欄を支える主要な部材。構造を安定させるために用いられる実用的な部材である。
培地ばいち
微生物や細胞を人工的に育てるために必要な栄養分を含ませた物質。液体や寒天で固めたものがあり、医学研究やバイオテクノロジーの分野で不可欠な道具。
泊地はくち
船が安全に停泊できるように定められた海域。波が穏やかで、風の影響を受けにくい場所。港湾施設における船舶の待機場所のことである。
畑地はたち
水田ではなく、野菜や雑穀を栽培するための土地。乾燥した地面。農業経営の基盤であり、季節ごとの豊かな実りを生み出す大切な場所。
蛮地ばんち
文化が開けていない、未開の土地。または外国の土地を蔑んでいう言葉。生活環境が厳しく、洗練された文明が及んでいない地域を指す。
敷地しきち
建物を建てるための土地、あるいは特定の目的で使用される一画の地面。権利や境界が明確にされた不動産としての土地。開発の基本単位。
盆地ぼんち
周囲を高い山に囲まれた、平坦な土地。地形が洗面器のような形をしていることから名付けられた。特有の気候や景観を持つ地域を指す。
預地あずかりち
物事を行うのにちょうどよい、適当な時機やタイミング。また、適度な加減。早すぎず遅すぎない絶妙な機会を指す言葉。
隣地りんち
自分の土地のすぐ隣にある地面。境界を接する場所。不動産取引や建築計画、あるいは近所付き合いにおいて意識される社会的な空間。
瘠地せきち
土壌の栄養が乏しく、作物が育ちにくい痩せた土地。不毛の地。農業において改良が必要な、あるいは自然の厳しさを物語る地面の形容。
鎬地しのぎじ
日本刀の刀身において、鎬と棟の間の平らな部分のこと。刀身の強度を保つために重要な役割を果たし、研ぎによって独特の輝きと質感が表れる部位。
驀地ばくち
まっしぐらに。わき目もふらず。馬が全速力で駆けるように、一目散に目的地を目指す様子。迷いのない力強い勢いを表現する言葉。
阿轆轆地あろくろくじ
哀鴻遍地あいこうへんち
粟散辺地ぞくさんへんち
一牛鳴地いちぎゅうめいち
一敗塗地いっぱいとち
開天闢地かいてんへきち
蓋天蓋地がいてんがいち
活溌溌地かつはつはつち
歓天喜地かんてんきち
肝脳塗地かんのうとち
含笑入地がんしょうにゅうち
驚天動地きょうてんどうち
桂玉之地けいぎょくのち
五体投地ごたいとうち
昏天黒地こんてんこくち
参天弐地さんてんじち
尺寸之地せきすんのち
縮地補天しゅくちほてん
心地光明しんちこうめい
震天動地しんてんどうち
舌頭落地ぜっとうらくち
弾丸之地だんがんのち
地角天涯ちかくてんがい
地平天成ちへいてんせい
置錐之地ちすいのち
頂天立地ちょうてんりっち
天一地二てんいちちに
天宇地廬てんうちろ
天涯地角てんがいちかく
天懸地隔てんけんちかく
天災地変てんさいちへん
天地一指てんちいっし
天地開闢てんちかいびゃく
天地玄黄てんちげんこう
天地四時てんちしいじ
天地長久てんちちょうきゅう
天地万象てんちばんしょう
天地万物てんちばんぶつ
天地無用てんちむよう
天地神明てんちしんめい
天長地久てんちょうちきゅう
天覆地載てんぷうちさい
天変地異てんぺんちい
天神地祇てんしんちぎ
転轆轆地てんろくろくじ
不毛之地ふもうのち
墳墓之地ふんぼのち
別有天地べつゆうてんち
辺地粟散へんちぞくさん
遍地開花へんちかいか
本地垂迹ほんちすいじゃく
翻天覆地ほんてんふくち
幕天席地ばくてんせきち
無間地獄むけんじごく
悶絶躄地もんぜつびゃくじ
遊刃余地ゆうじんよち
立錐之地りっすいのち
榑木之地ふぼくのち
跼天蹐地きょくてんせきち
撼天動地かんてんどうち
あって地獄、なくて極楽あってじごく、なくてごくらく
意地張るより頬張れいじはるよりほおばれ
一等地を抜くいっとうちをぬく
一敗、地に塗れるいっぱい、ちにまみれる
雨降って地固まるあめふってじかたまる
下地は好きなり御意はよししたじはすきなりぎょいはよし
絵に描いた地震えにかいたじしん
雁が飛べば石亀も地団駄がんがとべばいしがめもじだんだ
泣く子と地頭には勝てぬなくことじとうにはかてぬ
見ての極楽、住んでの地獄みてのごくらく、すんでのじごく
漆は剝げても生地は剝げぬうるしははげてもきじははげぬ
借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔かりるときのじぞうがお、かえすときのえんまがお
石地蔵に蜂いしじぞうにはち
足が地に付かないあしがちにつかない
大地に槌だいちにつち
弾丸黒子の地だんがんこくしのち
地の塩ちのしお
地の利は人の和に如かずちのりはひとのわにしかず
地を掃うちをはらう
地位は人を作るちいはひとをつくる
地獄から火を貰いに来たようじごくからひをもらいにきたよう
地獄で仏に会ったようじごくでほとけにあったよう
地獄にも知る人じごくにもしるひと
地獄の一丁目じごくのいっちょうめ
地獄の釜の蓋も開くじごくのかまのふたもあく
地獄の沙汰も金次第じごくのさたもかねしだい
地獄の上の一足飛びじごくのうえのいっそくとび
地獄は壁一重じごくはかべひとえ
地獄へも連れじごくへもつれ
地獄も住み処じごくもすみか
地獄極楽は心にありじごくごくらくはこころにあり
地獄耳じごくみみ
地震、雷、火事、親父じしん、かみなり、かじ、おやじ
地震の時は竹薮に逃げろじしんのときはたけやぶににげろ
地蔵の顔も三度じぞうのかおもさんど
地蔵は言わぬが我言うなじぞうはいわぬがわれいうな
地続きは買うておけじつづきはかうておけ
地団太を踏むじだんだをふむ
槌で大地を叩くつちでだいちをたたく
天にあらば比翼の鳥地にあらば連理の枝てんにあらばひよくのとりちにあらばれんりのえだ
天に口あり地に耳ありてんにくちありちにみみあり
天に跼り地に蹐すてんにせぐくまりちにぬきあしす
天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かずてんのときはちのりにしかず、ちのりはひとのわにしかず
天知る地知る我知る人知るてんしるちしるわれしるひとしる
天地、夏冬、雪と墨てんち、なつふゆ、ゆきとすみ
天地は万物の逆旅てんちはばんぶつのげきりょ
天地を動かし鬼神を感ぜしむてんちをうごかしきじんをかんぜしむ
板子一枚下は地獄いたごいちまいしたはじごく
聞いて極楽、見て地獄きいてごくらく、みてじごく
平地に波瀾を起こすへいちにはらんをおこす
用ある時の地蔵顔、用なき時の閻魔顔ようあるときのじぞうがお、ようなきときのえんまがお
立錐の余地もないりっすいのよちもない
俯仰、天地に愧じずふぎょう、てんちにはじず
壺中の天地こちゅうのてんち
「地」の漢字が登場するレベル2 (小学2年生)のパズルに挑戦して、記憶に定着させましょう。
※パズル機能は現在開発中です。近日公開予定!