レベル7 (中学生)

「玄」の読み方・書き順

音読みゲン
訓読み-
表外読みくろ
画数5画
部首げん
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『玄』がつく熟語

義玄ぎげん

中国唐代の禅僧、臨済(りんざい)のこと。臨済宗の開祖として知られ、激しい指導法で多くの弟子を導いた。禅の歴史において極めて重要な人物。

玄猿げんえん

黒い毛色の猿。また中国の伝説で長寿であるとされる神秘的な猿のこと。静寂な山奥に住み、徳の高い人物の前に現れるという文学的な象徴。

玄奥げんおう

物事の道理が深く、容易には理解できないこと。深遠で神秘的な趣がある様子。学問や芸術の奥義が極まっており、崇高な境地にある状態。

玄黄げんこう

天と地。天は黒く(玄)、地は黄色い(黄)とする古代中国の思想に基づく。また、戦場で血が混じり合い混乱した状態の例え。

玄学げんがく

中国の魏晋時代に流行した、老荘思想に基づく神秘的な哲学。宇宙の根源や形而上学的な真理を追及する知的な談論。現実離れした高遠な学問の意。

玄関げんかん

建物の主要な出入り口。もとは禅寺において、奥深い真理への入り口を指した宗教用語。現在は家や施設の顔となる、客を迎える最初の場所。

玄義げんぎ

言葉の奥に秘められた、深く、かつ神秘的な真実の意味。表面的な理解を超えて、物事の根源に迫るような深遠な教えや真理を指す格調高い語。

玄恵げんえ

南北朝時代の僧。足利尊氏に重用され、天台宗の学僧として名高い。四書五経などの講義を行い、儒学の普及にも貢献した歴史的人物。

玄慧げんえ

南北朝時代の僧。足利尊氏の政治顧問として活躍し、四書五経の講義などを行った博識な人物。日本における儒学の発展に大きく貢献した人物。

玄月げんげつ

陰暦九月の異称。秋が深まり、夜が長く暗くなる季節の情景を反映した呼び名。菊月などと同様に、季節感を重んじる文芸の世界で用いられる。

玄玄げんげん

道理が極めて深く、神秘的であること。また、その奥深さ。物事の根源に迫るような、人知を超えた深遠な知恵や真理を指す格調高い語。

玄旨げんし

奥深く、言葉では言い尽くせないような微妙な趣。また、仏教や学問の根本にある深い悟りや教え。隠された真理や、奥義を指す格調高い語。

玄室げんしつ

古墳の内部に設けられた、死者を納めるための部屋。石室の主室であり、副葬品とともに遺体を安置する、古代の神聖な祈りの場。

玄趣げんしゅ

奥深く、言葉では言い尽くせないような微妙で高尚な趣。物事の真理や芸術の極致に潜む、静かで奥ゆかしい風情を指す格調高い言葉。

玄象げんじょう

琵琶の名器の名前。平安時代、村上天皇が愛用したとされる伝説の楽器。独特の霊的な力を持つと信じられ、物語や古典芸能に登場する。

玄上げんじょう

雅楽で用いられた琵琶の名器。村上天皇が羅城門の鬼から取り戻したという伝説がある、日本に伝わる秘宝の一つ。

玄人くろうと

特定の分野や技術に精通し、それを職業としている人。プロ。初心に対して、専門的な知識と経験を持つ熟練した人物を指す一般的な語。

玄石げんせき

黒い石。また、磨かれる前の荒々しい石の形容。転じて、表面は目立たないが、内部に優れた価値を秘めているものの比喩的な表現。

玄孫やしゃご

孫の孫。五代後の子孫。直系卑属の遠い縁者を指し、家系の広がりを表現する際に用いる。自分から見て、家族の歴史の遠さを感じる語。

玄談げんだん

奥深い道理や真理について語ること。また、形而上学的な高度な議論。俗世間の話題を離れ、宇宙や生命の本質を追求する哲学的な対話。

玄地げんち

何も手が加えられていない、自然のままの土地。また、奥深い辺境の地。世俗の汚れに染まっていない清浄な場所を指す文学的な表現。

玄鳥げんちょう

春に訪れる鳥の雅称。古くから季節の使者として親しまれ、その飛来は農作業の始まりや春の訪れを告げる吉兆とされる、風雅な言葉。

玄天げんてん

北方の天のこと。また、宇宙の根源的な真理や奥深く神秘的な天空の様子を指す言葉。道教では北方の神を象徴することもある。

玄兎げんと

月の別称。月にウサギが住んでいるという中国の伝説に基づいた雅な呼び方。夜空に輝く月を、暗闇を駆ける黒い兎に見立てた。

玄冬げんとう

冬の雅称。万物が枯れ、厳しい寒さに包まれる季節。陰陽五行説に基づき、冬を黒に配した表現。静寂と厳粛な空気感を伴う文学的な語。

玄徳げんとく

奥深い徳。計り知れないほど大きな人徳のこと。また、三国志の英雄の字(あざな)。人々に慕われる指導者の理想的な資質の形容である。

玄能げんのう

大型の金槌。建築現場などで、強い力を要する作業に用いられる重厚な工具。また、僧侶の玄翁和尚の名に由来するとされる呼称。

玄蕃げんば

古代日本の官制で、玄蕃寮を指す言葉。仏事や外国人の接待、さらに戸籍の管理などを司った。また、その職に就いている人物のことも指す。

玄武げんぶ

四神の一つ。北方を守護する神獣。亀に蛇が巻き付いた姿で描かれる。水や冬を司り、古くから都市の守護や信仰の対象とされる聖獣。

玄米げんまい

精米していない米。外皮(糠)が残っているため栄養豊富。健康志向により現代でも見直されている。炊き上がりの独特の香りが特徴。

玄圃げんぽ

仙人が住むとされる美しい庭。また、奥深い真理が宿る場所。人知の及ばない神秘的な理想郷を指し、知的な探究の果てにある至高の境。

玄妙げんみょう

理屈では説明できないほど、奥深く不思議なこと。言葉を超えた深遠な趣。宇宙の摂理や芸術の真髄を称賛する際によく使われる言葉。

玄門げんもん

奥深い真理への入り口。また、老子の説いた道(タオ)の教えや、悟りに至るための神聖な門。世俗を離れて高遠な境地へ向かう修行の場を指す。

玄様げんさま

熟練者のような立ち居振る舞いや様子。また、特定の優れたスタイル。専門的な雰囲気を醸し出し、他を圧倒する技のあり方を指す言葉。

玄覧げんらん

天子が自ら見ること。また、広く世の中を見渡すこと。神聖な視点から真実を見極める行為を敬って呼ぶ、格式の高い公式な表現の語。

玄理げんり

奥深く、言葉では尽くせないほど深遠な真理のこと。特に、老荘思想などで説かれる、宇宙の根源や万物の理法を指して用いられる言葉。

玄鑒げんかん

物事の本質や真理を深く見通す、鏡のような曇りのない心。深い知恵に基づいた優れた洞察力や、公正な判断力を敬って表現する言葉のこと。

玄猪げんちょ

亥の子の別称。旧暦十月の亥の日に行われる行事や、その際に食べる餅のこと。多産な猪にあやかり、子孫繁栄や収穫を祝う伝統行事。

玄麦げんばく

収穫したままの、皮の付いた小麦や大麦のこと。製粉する前の原料。栄養価が高く、保存性に優れた穀物の状態を指す、農業上の用語。

鄭玄じょうげん

後漢時代の中国の学者の名。最古の漢字字典に注釈を加え、古典研究に多大な功績を残した。東洋学の基礎を築いた偉大な人物である。

幽玄ゆうげん

言葉では言い表せない、奥深く計り知れない趣のこと。日本の伝統的な美意識の一つであり、余韻を残す静寂や、神秘的な美しさを重んじる概念。

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『玄』がつく四字熟語

玄裳縞衣げんしょうこうい

玄圃積玉げんぽせきぎょく

太羹玄酒たいこうげんしゅ

天地玄黄てんちげんこう

微妙玄通びみょうげんつう

風月玄度ふうげつげんたく

『玄』がつくことわざ・慣用句・故事成語

玄人はだしくろうとはだし

山師の玄関やましのげんかん

藪医者の玄関やぶいしゃのげんかん

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