| 音読み | ヤク |
|---|---|
| 訓読み | くすり |
| 表外読み | - |
| 画数 | 16画 |
| 部首 | くさかんむり |
胃薬いぐすり
胃の痛みを和らげたり、消化を助けたりするために服用する薬。胃酸を中和するものや粘膜を保護するものなど、症状に応じた医薬品。
丸薬がんやく
成分を粉末にして練り、丸い粒状に成形した薬。飲みやすく、携帯に便利な形状。現在では錠剤やカプセルが主流だが、伝統的な漢方薬の形態。
膏薬こうやく
油脂や蝋などに薬成分を混ぜ、布や紙に塗って皮膚に貼り付ける外用薬。打ち身や捻挫、皮膚の疾患などの治療に使われ、現代の湿布薬のルーツとされる。
山薬さんやく
ヤマノイモやナガイモの根茎を乾燥させた生薬。滋養強壮や消化促進、止渇などの効果があるとされ、漢方処方において虚弱体質の改善に広く用いられる。
傷薬きずぐすり
傷口を消毒したり、治りを早めたりするために塗る薬。軟膏や消毒液など、怪我の処置に欠かせない、家庭や医療用の医薬品。
尚薬くすりのかみ
古代日本の官職の一つ。宮内省に属し、天皇や皇族に供する医薬品の管理や調剤、健康管理を司った。国家の最高位の医療従事者を指す名称。
硝薬しょうやく
硝石を主成分とした火薬のこと。銃や大砲の発射薬として用いられ、瞬時に爆発して強力な推進力を生む。戦争の歴史を大きく変えた化学物質。
生薬しょうやく
植物、動物、鉱物などの天然の産物から、有効な部分を採取して簡単な加工を施した薬の原料。複数の生薬を組み合わせることで、漢方薬が作られる。
仙薬せんやく
不老不死の力を得ることができるとされる、伝説上の不思議な薬。または、非常に高い効果がある優れた薬のたとえ。世俗を超越した仙人が作る究極の霊薬。
洗薬せんやく
目を洗ったり、傷口を洗浄したりするために用いる液状の薬剤。患部を清めることで治療を助け、二次感染を防ぐための医療用薬品。
創薬そうやく
病気の治療に役立つ新しい薬を研究・開発すること。膨大な時間と資金、そして高度な科学技術を駆使して、人々の健康を支える新薬を創る。
薬缶やかん
湯を沸かすための金属製の容器。注ぎ口と取っ手があり、かつては真鍮製が主であった。現在はステンレスやアルミ製が一般的で、生活に身近な道具。
薬玉くすだま
香料や薬草を錦の袋に入れ、造花や五色の糸で飾った縁起物。端午の節句に魔除けとして飾られ、不老長寿や無病息災を願う。現在は開店祝いなどの飾り。
薬研やげん
生薬を細かく粉砕するために使う、舟形の溝のある道具。金属製の車輪状の具を前後に転がしてすり潰す。漢方薬の調合には欠かせない、伝統的な器具。
薬効やっこう
薬を用いたことによって得られる治療上の効果や、病状の改善に役立つ働きのこと。特定の薬が体にどのように作用し、どのような利益をもたらすかを指す。
薬匙やくさじ
薬品や粉末を量り取るための小さなスプーン。化学実験や調剤などで用いられる。素材はステンレスやプラスチック、磁器など様々。
薬指くすりゆび
手の五本の指のうち、中指と小指の間にある指のこと。日本では古くから紅を付ける指とされた。西洋では結婚指輪をはめる習慣があり、大切な意味を持つ指。
薬膳やくぜん
中国の伝統的な医学の理論に基づき、食材の効能を活かして健康維持や病気予防を図る料理。体調や季節に合わせて食材を組み合わせ、美味しく食べる養生法。
薬槽やくそう
薬液を入れたり、薬の材料を浸したりするための溝や桶のこと。大規模な薬の製造工程や、特定の処置を行う際に、薬を溜めておくための容器や場所を指す。
薬草やくそう
薬として用いられる植物の総称。野生の植物や栽培された草花の中から、治療や健康増進に役立つ有効成分を持つものを選んで利用する。生薬の原料となる。
薬袋やくたい
処方された薬を入れるための紙製や布製の袋。患者の名前や服用方法、効能などが記され、持ち運びや保管に便利。現在は医療機関で広く使われている。
薬店やくてん
薬を販売している店舗のこと。処方箋に基づく調剤だけでなく、一般用の医薬品や衛生用品を取り扱い、地域の健康相談の窓口としての役割も果たしている。
薬湯やくとう
薬草を煎じ出した液、または薬草を湯船に入れて入浴に供するもの。内服して病気を治したり、入浴によって血行を促進し、体の芯から温めたりする効果。
薬糖やくとう
薬を飲みやすくするために糖分を加えたもの、または薬効成分を含んだ砂糖菓子。苦い薬を服用する際の補助や、咳止めなどの目的で作られた甘い薬のこと。
薬能やくのう
薬の効能や働きのこと。その薬がどのような病気や症状に対して有効であるかという性質を指し、古くから薬の効果を評価する言葉として使われてきた表現。
薬箱くすりばこ
家庭や旅行先で使う薬をまとめて保管しておくための箱。万一の病気や怪我に備え、常備薬や絆創膏などを整理して収納しておく、生活に欠かせない道具。
薬瓶やくびん
液体や粉末の薬を入れるためのガラスやプラスチック製の瓶。光や空気による劣化を防ぐため、茶色などの遮光瓶が使われることが多く、密閉性に優れる。
薬舗やくほ
江戸時代以前の、薬品を専門に扱う商店。現在の薬局の先駆け。看板を掲げ、地域の病に悩む人々に薬や養生の知恵を提供した、歴史的な商業施設。
薬方やくほう
薬の調合の仕方や、処方の内容を記したもの。特定の症状を治すために、どの薬をどのくらいの割合で混ぜ合わせるかという具体的な指示や方法を指す。
薬浴やくよく
お湯に薬草や薬剤を溶かして入浴すること。皮膚疾患の治療や健康増進、あるいはペットの寄生虫駆除などのために行われる特別な入浴法。
薬煉くすね
松脂を煮て油を加えた粘着剤。弓の弦を補強したり、滑り止めとして用いたりする。武道において、道具のコンディションを整えるための重要具。
薬箋やくせん
医師が病状に合わせて、患者に与えるべき薬の種類や服用方法を記した書類。処方箋。薬剤師が正しく調剤を行うための、医療における公的な指令。
薬籠やくろう
薬を入れて持ち運ぶための小さな籠や箱のこと。転じて、自分の思い通りに動かせる人や物のたとえ。常に身近に置いて役立てることから生まれた表現。
薬莢やっきょう
弾丸の火薬を収める金属製の筒。衝撃で火薬が爆発するのを助け、発射後のガスを封じ込める役割を持つ。弾丸の構造における不可欠なパーツ。
薬鑵やかん
真鍮や銅などで作られた、湯を沸かすための蓋付きの容器。注ぎ口と取っ手があり、古くから生活の中で使われてきた。現代のケトルの前身となる道具。
炸薬さくやく
砲弾やミサイルなどの弾頭に詰められた、爆発を引き起こすための物質。衝撃や電気信号によって瞬時に大きなエネルギーを放出し、目標を破壊。
芍薬しゃくやく
ボタン科の多年草。初夏にボタンに似た華やかな大輪の花を咲かせる。「立てば芍薬」の言葉通り、美人の形容としても親しまれる優雅な植物。
因病下薬いんぺいかやく
股座膏薬またぐらこうやく
自家薬籠じかやくろう
対症下薬たいしょうかやく
内股膏薬うちまたこうやく
二股膏薬ふたまたこうやく
百薬之長ひゃくやくのちょう
薬九層倍くすりくそうばい
薬石之言やくせきのげん
薬石無効やくせきむこう
薬籠中物やくろうちゅうのもの
応病与薬おうびょうよやく
医者の薬も匙加減いしゃのくすりもさじかげん
一に看病、二に薬いちにかんびょう、ににくすり
甲の薬は乙の毒こうのくすりはおつのどく
惚れた病に薬なしほれたやまいにくすりなし
姉女房は身代の薬あねにょうぼうはしんだいのくすり
自家薬籠中の物じかやくろうちゅうのもの
酒は百薬の長さけはひゃくやくのちょう
笑いは人の薬わらいはひとのくすり
上戸は毒を知らず下戸は薬を知らずじょうごはどくをしらずげこはくすりをしらず
青葉は目の薬あおばはめのくすり
大きい薬缶は沸きが遅いおおきいやかんはわきがおそい
天井から目薬てんじょうからめぐすり
毒にも薬にもならないどくにもくすりにもならない
毒薬変じて薬となるどくやくへんじてくすりとなる
二階から目薬にかいからめぐすり
年が薬としがくすり
馬鹿に付ける薬はないばかにつけるくすりはない
鼻薬を嗅がせるはなぐすりをかがせる
膝っ子に目薬ひざっこにめぐすり
病治りて薬師忘るやまいなおりてくすしわする
薬は身の毒くすりはみのどく
薬は毒ほど効かぬくすりはどくほどきかぬ
薬も過ぎれば毒となるくすりもすぎればどくとなる
薬より養生くすりよりようじょう
薬餌に親しむやくじにしたしむ
薬師は人を殺せど薬人を殺さずくすしはひとをころせどくすりひとをころさず
薬人を殺さず、薬師人を殺すくすりひとをころさず、くすしひとをころす
薬石の言やくせきのげん
薬石効なしやくせきこうなし
薬籠中の物やくろうちゅうのもの
理屈と膏薬はどこへでも付くりくつとこうやくはどこへでもつく
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花たてばしゃくやく、すわればぼたん、あるくすがたはゆりのはな
良薬は口に苦しりょうやくはくちににがし
恋の病に薬なしこいのやまいにくすりなし
鑢と薬の飲み違いやすりとくすりののみちがい
「薬」の漢字が登場するレベル3 (小学3年生)のパズルに挑戦して、記憶に定着させましょう。
※パズル機能は現在開発中です。近日公開予定!