| 音読み | イ |
|---|---|
| 訓読み | ころも |
| 表外読み | エ、きぬ、き(る) |
| 画数 | 6画 |
| 部首 | ころも |
衣桁いこう
着物を掛けておくための鳥居のような形をした家具。衣類をシワにならないように整えて保管したり、部屋の装飾としても用いられる。
衣食いしょく
衣服と食事。生活を営むための基本的な条件。生存に不可欠な物質的基盤を指し、衣食足りて礼節を知るといった格言で知られる。
衣装いしょう
演劇や舞踏などで身に付ける特別な衣服。また、外出や儀礼のための晴れ着。その場の雰囲気や役柄を引き立てるための華やかな装束。
衣帯いたい
衣服と帯。また、身なりのこと。転じて、極めて幅の狭い水面や土地を「一衣帯水」と言うように、帯のように細長い形状の例え。
衣鉢いはつ
師から弟子へ受け継がれる、悟りの証としての法衣と鉢。転じて、学問や技芸の奥義や伝統を正当に継承することを指す仏教用語。
衣被きぬかずき
サトイモを皮付きのまま蒸したもの。皮を剝く動作が衣服を脱ぐ様子に似ていることに由来。秋の味覚として親しまれる伝統料理。
衣糧いりょう
衣服と食糧。生きていくために最低限必要な物資。生活の基盤となる基本的な資源を指し、救済や支援の対象となる重要な項目。
衣衾いきん
衣服と、ねまきや掛け布団(ふすま)。身にまとうものと寝具を合わせた言葉であり、日常生活における安らぎと保護を象徴する語。
衣服いふく
体を覆い、保護するための布製の着用物の総称。寒暖をしのぎ清潔を保つ実用性に加え、社会的な立場や個性を表現する装飾的な役割。
外衣がいい
衣服の一番外側に着るもの。コートやジャケット。寒さや風雨から身を守るとともに、外出時の身なりを整えるための主要な衣類。
柿衣かきそ
柿渋で染めた、赤茶色の衣服。渋い色合いが特徴で、古くは修行僧や庶民が着用した、堅牢で防水性にも優れた伝統的な実用着。
錦衣きんい
錦織(にしきおり)の豪華な衣服。成功を収めて故郷に帰ることを「錦衣を飾る」と言うように、栄誉や富の象徴とされる華麗な装束。
五衣いつぎぬ
平安時代の女房装束(十二単)で、重ねて着る五枚の薄い衣のこと。色の重なりである「重ねの色目」を楽しみ、高貴な美しさを演出。
垢衣こうい
あかで汚れた不潔な衣のこと。転じて、飾り気のない質素な服装や、世俗の欲にまみれた生活を比喩的に表現する際に用いられる。
更衣こうい
季節に合わせて衣服を着替えること。衣替え。また、平安時代の官職名で、天皇の寝所に侍る女官のこと。日常と宮廷文化の両面を持つ。
黒衣くろぎぬ
黒色の衣服。また、歌舞伎や文楽などで、姿を隠して舞台上の演出を助ける補助者のこと。目立たずに全体を支える役割の例え。
腰衣こしごろも
腰から下にまとう衣服。袴やスカートの類。また、古代の儀式で腰に巻いた装飾的な布のこと。活動的な身なりを構成する衣類の一部。
紗衣しゃぎぬ
粗い絹織物(紗)で作られた、透き通った薄い衣。夏の暑さを凌ぐための涼しげな衣服。軽やかで優雅な、季節感あふれる装い。
狩衣かりぎぬ
平安時代の貴族が、鷹狩りなどの戸外での活動時に着用した衣服。動きやすく、後に略装として日常や神事に用いられるようになった。
授衣じゅい
季節に合わせて新しい衣服を授けること。また、冬の到来に備えて防寒着を用意すること。慈しみの心を持って生活を支える行為。
繍衣しゅうい
刺繍を施した美しい衣服。高貴な身分や権威を示すための贅沢な装束。細やかな手仕事による豪華な意匠が、富と地位を象徴する。
戎衣じゅうい
軍服のこと。戦場に出る際に身に付ける衣服。国を守るための使命感と、戦闘における実用性を併せ持つ、兵士の装束を指す語。
寝衣しんい
寝る時に着用する衣服。パジャマや寝巻き。リラックスして休息をとるための、肌触りの良いゆったりとした素材で作られた衣類。
雛衣ひいなぎぬ
雛人形が着ている小さな衣服。また、子供のために作られた可愛らしい着物。細部まで意匠を凝らした、日本の伝統的な人形文化の美。
蝉衣せみごろも
蝉の羽のように薄い衣服。夏に着用する非常に軽くて涼しい布。透け感があり、繊細な美しさを醸し出す、最高級の夏着を指す表現。
粗衣そい
粗末な衣服。布地の質が低く、飾り気のない質素な着物。自らの身なりを謙遜して言う言葉であり、贅沢を避けた清貧な生活を象徴する。
弔衣ちょうい
葬儀や告別式に参列する際に身に付ける、喪服。故人を悼む気持ちを、控えめで清潔な服装によって表現するための、儀礼的な装束。
糖衣とうい
苦い錠剤などを飲みやすくするために、表面を砂糖の膜でコーティングすること。また、不都合な真実を甘い言葉で覆い隠すことの例え。
胴衣どうい
胴の部分を保護したり温めたりするために着る衣服。ベスト。鎧の下に着る防具や、水泳・救命用の浮力を持つ衣類などを含む総称。
被衣かずき
平安時代以降、高貴な女性が外出時に頭から被った衣服。顔を隠し、身の回りの安全や慎みを保つための伝統的な女性用の装身具。
胞衣えな
赤ちゃんを包んでいた胎盤や膜のこと。古来、健やかな成長を願って神聖に扱われ、特別な場所に埋葬するなどの風習があった。
綿衣めんい
真綿を中に入れた、防寒用の衣服。軽量で保温性に優れ、冬の寒さをしのぐための庶民や隠者の実用的な着物として重宝された。
浴衣ゆかた
平安時代の湯上がりの着物に由来する、薄手の綿の着物。夏祭りや花火大会などの伝統的な行事や、旅館の寝巻きとして親しまれる。
擣衣とうい
砧(きぬた)で布を叩いて柔らかくし、光沢を出す作業。秋の夜、遠くから聞こえるこの音は、孤独や郷愁を誘う風物詩として詠まれる。
敝衣へいい
破れて古くなった衣服。粗末な身なり。自らの質素な生活を謙遜して言う言葉であり、清貧を尊ぶ文人や修行者の心意気を表す言葉。
煖衣だんい
暖かな衣服。寒さを防ぐための厚手で保温性の高い着物や洋服のこと。煖衣飽食の形で、贅沢で満ち足りた生活の例えにも使われる。
絨衣じゅうい
毛織物の厚手の衣服。フェルトやウールで作られ、優れた保温性と弾力性を持つ。極寒の地での防寒着や軍服などに用いられるもの。
綵衣さいい
色鮮やかな美しい模様が施された衣服。華やかな装飾を持つ晴れ着や、儀式に用いられる格調高い衣装を指す、色彩豊かな表現の語。
緇衣しえ
僧侶が着る、黒い法衣。俗世を捨て、修行に専念する決意を象徴する色。高僧の質素ながらも厳粛な佇まいを表現する際に用いられる。
袞衣こんえ
天皇や皇帝が、即位や重要な儀式で着用する最高位の正装。龍などの豪華な刺繍が施され、最高権力者の尊厳を象徴する格調高い装束。
衲衣のうえ
僧侶がボロ布を継ぎ合わせて作った法衣。贅沢を排し、謙虚に修行に励む姿勢を示す。現在は僧侶の衣服全般の謙称として使われる。
襤衣らんい
ボロ布で作った衣服。破れてつぎはぎだらけの着物。極度の貧困や、形を気にしない隠者の奔放な生き方を象徴する文学的な表現。
襯衣しんい
肌に直接つける衣服。肌着やシャツ。外衣の下に着て、汗を吸収したり体温を調節したりするための、清潔さを保つ衣類のこと。
鶉衣うずらごろも
鶉(うずら)の羽のように、つぎはぎだらけの衣服。敝衣と同じく、極めて質素で粗末な身なりを指す、古典文学における比喩。
逢掖之衣ほうえきのい
悪衣悪食あくいあくしょく
衣冠盛事いかんせいじ
衣冠束帯いかんそくたい
衣錦還郷いきんかんきょう
衣錦尚絅いきんしょうけい
衣錦之栄いきんのえい
衣繍夜行いしゅうやこう
衣食礼節いしょくれいせつ
衣帯一江いたいいっこう
衣帯中賛いたいちゅうのさん
衣帯之水いたいのみず
衣帯不解いたいふかい
衣馬軽肥いばけいひ
衣鉢相伝いはつそうでん
衣履弊穿いりへいせん
一衣帯水いちいたいすい
円頂黒衣えんちょうこくい
黄衣廩食こういりんしょく
解衣推食かいいすいしょく
錦衣玉食きんいぎょくしょく
狗吠緇衣くはいしい
牽衣頓足けんいとんそく
玄裳縞衣げんしょうこうい
縮衣節食しゅくいせっしょく
節衣縮食せついしゅくしょく
扇影衣香せんえいいこう
粗衣粗食そいそしょく
粗衣糲食そいれいしょく
蒼狗白衣そうくはくい
朝衣朝冠ちょういちょうかん
天衣無縫てんいむほう
白衣宰相はくいのさいしょう
白衣三公はくいのさんこう
白衣蒼狗はくいそうく
斑衣之戯はんいのたわむれ
不解衣帯ふかいいたい
布衣之極ふいのきょく
布衣之交ふいのまじわり
布衣之友ふいのとも
弊衣破袴へいいはこ
弊衣破帽へいいはぼう
縫衣浅帯ほういせんたい
褒衣博帯ほういはくたい
豊衣足食ほういそくしょく
飽食煖衣ほうしょくだんい
無縫天衣むほうてんい
優孟衣冠ゆうもういかん
量体裁衣りょうたいさいい
老莱斑衣ろうらいはんい
侈衣美食しいびしょく
敝衣蓬髪へいいほうはつ
煖衣飽食だんいほうしょく
簇酒斂衣そうしゅれんい
霓裳羽衣げいしょううい
衣ばかりで和尚はできぬころもばかりでおしょうはできぬ
衣錦の栄いきんのえい
衣食足りて礼節を知るいしょくたりてれいせつをしる
衣鉢を継ぐいはつをつぐ
一髪、二化粧、三衣装いちかみ、にけしょう、さんいしょう
鬼に衣おににころも
錦を衣て夜行くが如しにしきをきてよるゆくがごとし
歯に衣着せぬはにきぬきせぬ
女は衣装髪かたちおんなはいしょうかみかたち
濡れ衣を着せるぬれぎぬをきせる
馬子にも衣装まごにもいしょう
布衣の交わりふいのまじわり
浮世は衣装七分うきよはいしょうしちぶ
狼に衣おおかみにころも
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