| 音読み | ゼン |
|---|---|
| 訓読み | まえ |
| 表外読み | セン、さき |
| 画数 | 9画 |
| 部首 | りっとう |
以前いぜん
ある時点よりも前の時。過去。現在から見て遡った期間や、特定の基準となる出来事が起こる前の状態を指す、時間を表す基本的な言葉である。
錠前じょうまえ
鍵を差し込んで、戸を閉ざすための道具。ロック。セキュリティの要となる実用品であり、財産や安全を守るための家庭の基本的な装備のこと。
前胃ぜんい
反芻動物などが持つ複数の胃のうち、前の方にある胃の総称。食物を一次的に蓄え、微生物の働きで発酵・分解させるための特殊器官。
前燕ぜんえん
中国の五胡十六国時代に鮮卑族の慕容皝によって建国された国。四世紀中頃に華北東部を支配したが、後に前秦によって滅ぼされた歴史を持つ。
前桐まえぎり
桐の木材の表面、あるいは前面に桐を張ったもの。特に家具の意匠において、見える部分に美しい桐の木目を配し、品格を高める伝統的な手法。
前項ぜんこう
すぐ前に書かれた文章の項目。参照や引用の際に、同じ内容を繰り返すのを避けるために用いられる言葉で、文脈の連続性を示す表現。
前腰まえごし
腰を少し前に出した構え。また、物事に対して積極的に取り組もうとする意欲的な姿勢。前向きな気持ちが、身体の動きとして現れている様子。
前栽せざい
建物の前庭に植えられた草木。また、その庭園。特に和風建築において、四季折々の風情を楽しむために整えられた、趣のある空間の呼称。
前肢ぜんし
脊椎動物の前方の脚。四肢動物の手にあたる部分。歩行や獲物の捕獲、穴掘りなどの動作を司る。解剖学において、四肢の構造を特定する。
前哨ぜんしょう
軍隊で、敵の動向を監視するために最前線に置かれる見張り所。また、プロ野球などで公式戦の前に行われる練習試合。本番への準備段階。
前秦ぜんしん
中国五胡十六国時代に存在した国家の一つ。氐族の苻氏によって建国され、一度は華北を統一した歴史上の国。激動の時代に覇を唱えた勢力。
前兆ぜんちょう
物事が起こる前に現れるしるし。良いことにも悪いことにも使われ、嵐の前の静けさや、大きな変化の予兆などを指す一般的な言葉である。
前程ぜんてい
これからの道のり。将来。目的地までの距離や、人生の展望を指す言葉。「多難」のように、これからの前途に待ち受ける課題を表現する語。
前哲ぜんてつ
以前の時代の賢人。先人たちの知恵や、すでに確立された優れた思想体系を指し、学びの対象とする際に使われる表現。
前轍ぜんてつ
前を行く車が残した車輪の跡。転じて、先人がたどった道筋や失敗の事例。過去の経験を教訓として「を踏まない」といった形で使われる語。
前導ぜんどう
先頭に立って導くこと。また、その案内人。目的地までの安全なルートを確保し、集団を正しい方向へと先導する。組織の指導者の役割の形容。
前晩ぜんばん
ある出来事があった日の、前の日の晩。または、昨日や昨夜のことを指す。過去の特定の晩を基準とした際に、その前夜を意味する表現。
前厄まえやく
本厄を迎える前の一年間。大きな災厄の前触れがある時期とされ、神社で祈祷を受けるなどの準備を行う。身を慎むべき大切な期間のこと。
前廉まえかど
以前の事柄。また、前に述べた理由や項目。過去の経緯や先行する条項を指し、議論や事務において前段を指し示す語。
前褌まえみつ
和服の着こなしにおいて、前で結ぶふんどしの端。また、その仕立て。日常の作業着や略装における下着の扱いを指す、実用的な服飾の用語。
筑前ちくぜん
現在の福岡県西部にあたる旧国名。太宰府が置かれ、古代から九州の政治・外交の中心地として栄えた。歴史的な名所が多く残る文化の地。
昼前ひるまえ
正午より前の、午前の時間帯。一日の前半部分。仕事や活動が活発に行われる時期であり、昼食を控えた日常生活の主要な時間区分を指す。
兆前ちょうぜん
物事が起こる少し前のタイミング。また、兆しが現れる段階。事態が動き出す直前の状況や、変化の兆候を捉えるべき時期を指す言葉。
店前たなさき
お店の入り口の前。通りに面した店頭。商売が活発に行われる場所であり、人通りが多く賑わっている空間。名字としても親しまれる地名の。
尼前あまぜ
尼僧を親しんで、あるいは軽く呼ぶ言葉。また尼となった女性に対し、その前歴や現在の立場を考慮して用いられることもある呼称。
鉢前はちまえ
鉢を並べた前の場所。また、供え物や料理を置くための空間。神事や仏事で器を整え、敬意を示すための儀礼的な位置関係を指す言葉である。
豊前ぶぜん
現在の福岡県と大分県にまたがる旧国名。瀬戸内海に面し、北九州の門司などが含まれる要衝。豊かな歴史と文化を持つ、九州の玄関口。
厄前やくまえ
厄年を迎える前の年、すなわち「前厄」のこと。大きな災難を避けるために、早めに身を慎んだりお祓いを受けたりする準備の期間を指す。
已前いぜん
それより前の時代。以前と同じ。特定の事柄が起こる前の状況を説明する際に用いられる、文書や歴史記述における語。
歿前ぼつぜん
人が亡くなる前の時期。特に、死の直前や数日前、数ヶ月前などの期間を指す。故人の生前の事績や体調の変化を記録・記述する際に用いられる表現。
階前万里かいぜんばんり
冠前絶後かんぜんぜつご
空前絶後くうぜんぜつご
手前勝手てまえかって
手前味噌てまえみそ
承前啓後しょうぜんけいご
食前方丈しょくぜんほうじょう
前虎後狼ぜんここうろう
前後相随ぜんごそうずい
前後不覚ぜんごふかく
前車之轍ぜんしゃのてつ
前車覆轍ぜんしゅのふくてつ
前人未到ぜんじんみとう
前代未聞ぜんだいみもん
前程万里ぜんていばんり
前途多難ぜんとたなん
前途有望ぜんとゆうぼう
前途洋洋ぜんとようよう
前途遼遠ぜんとりょうえん
前覆後戒ぜんぷくこうかい
前狼後虎ぜんろうこうこ
前仆後継ぜんふこうけい
前倨後恭ぜんきょこうきょう
風前之灯ふうぜんのともしび
門前雀羅もんぜんじゃくら
門前成市もんぜんせいし
曠前空後こうぜんくうご
曠前絶後こうぜんぜつご
お前百までわしゃ九十九までおまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで
ブルータス、お前もかぶるーたす、おまえもか
稲荷の前の昼盗人いなりのまえのひるぬすびと
家の前の痩せ犬うちのまえのやせいぬ
花の下の半日の客、月の前の一夜の友はなのもとのはんじつのかく、つきのまえのいちやのとも
器量より気前きりょうよりきまえ
月の前の灯つきのまえのともしび
後ろに柱前に酒うしろにはしらまえにさけ
後ろ千両前一文うしろせんりょうまえいちもん
後ろ弁天、前不動うしろべんてん、まえふどう
左前ひだりまえ
祭りより前の日まつりよりまえのひ
手前味噌で塩が辛いてまえみそでしおがからい
生まれる前の襁褓定めうまれるまえのむつきさだめ
前を踏み後ろにつまずくまえをふみうしろにつまずく
前急ぎは後急ぎまえいそぎはあといそぎ
前車の轍を踏むぜんしゃのてつをふむ
前車の覆るは後車の戒めぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ
前十両に後ろ三両まえじゅうりょうにうしろさんりょう
前轍を踏むぜんてつをふむ
前門に虎を防ぎ後門に狼を進むぜんもんにとらをふせぎこうもんにおおかみをすすむ
前門の虎、後門の狼ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ
大事の前の小事だいじのまえのしょうじ
鷹の前の雀たかのまえのすずめ
痴人の前に夢を説くちじんのまえにゆめをとく
朝飯前のお茶漬けあさめしまえのおちゃづけ
跳ぶ前に見よとぶまえにみよ
敵の前より借金の前かたきのまえよりしゃっきんのまえ
猫の前の鼠ねこのまえのねずみ
馬の前に車をつけるなうまのまえにくるまをつけるな
必要の前に法律なしひつようのまえにほうりつなし
風の前の塵かぜのまえのちり
風前の灯火ふうぜんのともしび
儲けぬ前の胸算用もうけぬまえのむなざんよう
門前の小僧、習わぬ経を読むもんぜんのこぞう、ならわぬきょうをよむ
門前市を成すもんぜんいちをなす
門前雀羅を張るもんぜんじゃくらをはる
夜明け前が一番暗いよあけまえがいちばんくらい
嵐の前の静けさあらしのまえのしずけさ
「前」の漢字が登場するレベル2 (小学2年生)のパズルに挑戦して、記憶に定着させましょう。
※パズル機能は現在開発中です。近日公開予定!