| 音読み | ド、ト |
|---|---|
| 訓読み | つち |
| 表外読み | - |
| 画数 | 3画 |
| 部首 | つち |
黄土おうど
中国の華北地方などに広く分布する、風で運ばれた微細な黄色い土。非常に肥沃で、黄河文明の発展を支えた農耕の大地の基盤である。
后土こうど
大地を司る神、あるいは大地そのもの。天に対して地を敬って呼ぶ言葉。万物を育む根源としての土壌を神格化した宗教的な表現である。
此土しど
仏教において、私たちの住むこの世界の汚れを指す言葉。苦しみや煩悩が渦巻く現実の土地を意味し、清浄な浄土と対比させて語られる表現。
撮土さつど
一掴みの土。転じて、ごくわずかな土地や財産。また、非常に小さな拠点。取るに足りない規模や量を表現する際に用いられる格調高い語である。
竺土じくど
天竺。インドのこと。仏教の聖地であり、極楽浄土に近い場所として古くから日本で崇められてきた、理想的な仏教の故郷を指す語。
焦土しょうど
火災や戦火によって、建物も植物もすべて焼き払われた土地。何もない荒れ果てた状態を指し、破滅的な状況の例えにも使われる。
壌土じょうど
粘土と砂が適度に混ざり、作物の栽培に適した肥沃な土。豊かな収穫を支える大地の恵み。農業において理想的とされる土質の種類。
埴土しょくど
赤みがかった粘土質の土。陶磁器の原料や建築、古墳の壁画などに用いられた。日本の伝統的な赤色のベースとなる、自然の豊かな恵みの土。
全土ぜんど
その国の領土の全て。国全体。全土に波及するように、広範囲にわたって影響が及ぶ様子を表現する際の、空間的な広がりを指す言葉である。
堆土たいど
盛り土をすること、または高く積み上げられた土の山。工事現場や農地などで、特定の目的のために土を一箇所に集めて高くした状態を指す。
泥土ういじ
水を含んでドロドロになった土。転じて、極めて低い地位や悲惨な境遇の例え。また、仏教では煩悩にまみれたこの世の中を指す。
土臼つちうす
粘土を固めて作った、あるいは木製の枠に土を詰めて作った臼。主に玄米の籾殻を取り除く「籾摺り」の作業に用いられた伝統的な農具の一種。
土芥どかい
土の塊とゴミ。転じて価値のないものや卑しい存在を指す言葉。世の中から軽視される物事や、極めて粗末なものの比喩として、文章語で用いられる表現。
土蛙つちがえる
カエル目アカガエル科のカエル。体色が土褐色で、皮膚にざらつきがある。水田や池などの水辺に生息し、地味な外見をしている。
土岐とき
岐阜県の地名。また、美濃の守護を務めた土岐氏などの家系を指す。陶磁器(美濃焼)の産地としても有名で、歴史ある地域を指す言葉。
土偶どぐう
縄文時代に作られた、土を焼いて作った人形。女性の姿を模したものが多く、五穀豊穣や安産を願う呪術的な道具であったと考えられている。
土栗つちぐり
地中にできる栗のような形のキノコや植物の根。特に科のキノコを指し、星形に開く外皮が特徴。食用には向かない種類が多い専門的な語。
土圭とけい
古代中国で日影を測り、時刻や方位、土地の高度を測定した石の柱のこと。転じて、日時計や方位磁針などの測量器具全般を指す歴史的な言葉である。
土貢とこう
その土地の特産物を、租税や貢ぎ物として納めること。地域の個性を反映した農産物や工芸品が中央の権力者へ届けられた、歴史的な制度。
土壌どじょう
地面の表面にある、植物を育む土のこと。転じて、新しい文化や技術が生まれるための基礎となる環境や条件。社会の変革を支える。
土葬どそう
遺体を火葬せず、そのまま地面に埋める葬法。世界中で古くから見られる埋葬形式であり、大地に帰るという宗教的な意味が込められる。
土俗どぞく
その土地に古くから伝わる特有の習俗や文化。外来の洗練された文化に対し、土着の力強い、あるいは原始的な信仰や習慣を指す言葉。
土蜘つちぐも
地中に穴を掘って住むクモ。また、日本神話において、大和朝廷に従わなかった土着の有力者を指す蔑称。隠密な活動や反骨精神の象徴。
土豚つちぶた
アフリカに生息する、アリやシロアリを主食とする哺乳類。長い耳と強力な爪を持ち、穴掘りが得意な独特の生態を持つ珍しい動物。
土版どばん
粘土を板状にして焼き上げたもの。縄文時代の遺跡から発見される文様が施された土製品。呪術的・宗教的な目的で用いられたとされる。
土俵どひょう
相撲の試合を行うために、土を盛り上げて俵で円形に囲った場所。勝負の舞台であり、転じて物事の活動の基盤や領域の比喩となる。
土敷つちしき
土の上に直接むしろや布を敷くこと。野外での休憩や作業の際に用いられる素朴な方法。自然と一体となった伝統的な生活のありようの形容。
土墳どふん
土を高く盛り上げて作った古い墓。古墳の一種。古代の支配者の権威を象徴し、当時の埋葬文化や死生観を現代に伝える、貴重な歴史遺構。
土塀どべい
粘土を塗り固め、表面を仕上げて作った伝統的な壁。寺院や武家屋敷の周囲を囲み、荘厳な雰囲気と堅牢な守りを提供する、日本の景観。
土崩どほう
土手が崩れること。転じて、物事が根底から崩れ、収拾がつかなくなること。社会の秩序や勢力が一気に瓦解する様子を指す言葉。
土曜どよう
一週間の第六日。土を司る天体にちなんで名付けられた。現代日本では多くの学校や企業が休みとなり、余暇を楽しむ日とされることが多い。
土塁どるい
土を積み上げて築いた防壁や堤のこと。城郭の周囲や陣地に設けられ、外敵の侵入を遅らせたり、弓や銃の攻撃を防いだりするための伝統的な防御施設。
土楼どろう
中国の福建省などに見られる、土を塗り固めた伝統的な集合住宅。一族が共同生活を送り、外敵から守るための堅牢な構造が特徴である。
凍土とうど
凍りついた土。また、永久凍土のように長期間凍結している地面。非常に硬く、建築や農業において特別な配慮を要する地質。
陶土とうど
陶磁器を作るための原料となる粘土。カオリンや長石などを含み、可塑性と耐熱性に優れる。成形して焼くことで硬く丈夫な器へと変化する。
粘土ねんど
きめが細かく、水を含むと粘り気が出て自由に形を変えられる土。陶磁器の原料や彫塑の素材として広く利用される、自然の恵みの物質。
貧土ひんど
栄養分が乏しく、作物が育ちにくい痩せた土地。不毛な環境を指し、農業において改良が必要な、あるいは自然の厳しさを物語る地面。
冥土めいど
死後の世界。黄泉の国。肉体を離れた魂が赴く、暗く静かな場所。現世に対する他界を指し、人間の生死に関する深い無常感を伴う。
刹土せつど
仏の住む世界。浄土。あるいは、仏教が広まっている土地。転じて、極めて清らかで幸福に満ちた場所。理想郷や神聖な領域を意味する宗教的な用語。
坏土はいど
陶磁器を作るための粘土や材料。土や石を砕いて水で練り可塑性を持たせたもので、窯で焼くことで硬い器になる。陶芸における質を左右する基礎的な素材。
瘠土せきど
土壌の栄養が乏しく、作物が育ちにくい痩せた土地。不毛の地。農業において改良が必要な、あるいは自然の厳しさを物語る地面の形容。
礬土ばんど
アルミニウムの酸化物の別称。アルミナ。陶磁器や耐火物の原料として重要であり、産業社会を支える基礎的な化学物質の一種である。
赭土あかつち
赤い色の土。酸化鉄を多く含むことで赤みを帯びた土壌、いわゆる赤土のこと。顔料や建材、陶器の化粧土などに広く利用される。
粟散辺土ぞくさんへんど
安楽浄土あんらくじょうど
安土楽業あんどらくぎょう
厭離穢土えんりえど
厭離穢土おんりえど/えんりえど
王道楽土おうどうらくど
瓦解土崩がかいどほう
朽木糞土きゅうぼくふんど
魚爛土崩ぎょらんどほう
極楽浄土ごくらくじょうど
欣求浄土ごんぐじょうど
九品浄土くほんじょうど
桑土綢繆そうどちゅうびゅう
寂光浄土じゃっこうじょうど
十万億土じゅうまんおくど
西方浄土さいほうじょうど
積土成山せきどせいざん
土階茅茨どかいぼうし
土階三等どかいさんとう
土牛木馬どぎゅうもくば
土豪劣紳どごうれっしん
土崩瓦解どほうがかい
土崩魚爛どほうぎょらん
土木形骸どぼくけいがい
土木壮麗どぼくそうれい
普天率土ふてんそつど
率土之浜そっとのひん
立錐之土りっすいのど
流金焦土りゅうきんしょうど
冷土荒堆れいどこうたい
捲土重来けんどちょうらい
寒に帷子、土用に布子かんにかたびら、どようにぬのこ
降れば必ず土砂降りふればかならずどしゃぶり
高みに土盛るたかみにつちもる
西瓜は土で作れ南瓜は手で作れすいかはつちでつくれかぼちゃはてでつくれ
雪駄の土用干しせったのどようぼし
泰山は土壌を譲らずたいざんはどじょうをゆずらず
土に灸つちにきゅう
土一升に金一升つちいっしょうにかねいっしょう
土壇場どたんば
土仏の水遊びつちぼとけのみずあそび
土用の筍どようのたけのこ
土用布子に寒帷子どようぬのこにかんかたびら
白髪は冥土の使いしらがはめいどのつかい
普天の下、率土の浜ふてんのもと、そっとのひん
冥土の道には王なしめいどのみちにはおうなし
門松は冥土の旅の一里塚かどまつはめいどのたびのいちりづか
率土の浜そっとのひん
「土」の漢字が登場するレベル1 (小学1年生)のパズルに挑戦して、記憶に定着させましょう。
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