レベル1 (小学1年生)

「田」の読み方・書き順

音読みデン
訓読み
表外読み-
画数5画
部首
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『田』がつく熟語

芦田あしだ

あし(葦)が生い茂っている田んぼ。また、日本の姓氏の一つ。地名に由来することが多く、自然豊かな土地の記憶を留める名称。

粟田あわた

粟を栽培している田。また、京都市の地名や姓氏の一つ。粟田焼という陶磁器の産地としても知られ、古都の伝統文化が息づく歴史の地。

易田えきでん

一年おきに休耕させるなどして、地力の回復を図りながら耕作する田。農業の知恵として、土壌の質を維持するために行われる農法。

稲田いなだ

稲を植えてある田んぼ。水田。秋には黄金色の穂が波打つ、日本の美しい農村風景を象徴する場所。米作りが行われる生産の拠点。

梶田かじた

梶の木が植えられた田んぼ、あるいは地名。また、日本の名字の一つ。伝統的な紙漉きの原料となるカジノキに由来し、地域や家系の歴史を物語る語。

墾田こんでん

新しく開墾した田んぼ。特に奈良時代に行われた法律により開墾者に私有が認められた歴史的な農地の形態。日本の土地制度の変遷を物語る言葉。

篠田しのだ

篠(しの)が生い茂る田んぼ。また大阪府和泉市にある地名。阿倍童子の伝説や葛の葉キツネの物語ゆかりの地として知られる、情緒ある場所。

剰田じょうでん

自分の家に必要な分を超えて余分に持っている田地。収穫物を販売に回したり、他人に貸し出したりするための、ゆとりある規模の農地。

棚田たなだ

山の斜面などに、階段状に作られた田んぼ。地形の制約を克服するための先人の知恵であり、美しい景観を作ると同時に国土の保全にも寄与する。

泥田どろた

泥の多い深い田んぼ。足を踏み入れると深く沈み込み、歩行や作業が困難な場所。転じて、一度足を踏み入れると抜け出せない不吉な状況の例え。

田苑でんえん

田んぼと庭園、または田舎の風景。自然豊かな農村の情景を指し、都会の喧騒を離れた、のどかで穏やかな生活環境を表現する際に用いられる。

田芹たぜり

田んぼのわきや、湿地に自生するセリ科の多年草。独特の香りと歯応えがあり、春の七草の一つとして古くから日本人に親しまれてきた野草。

田沓たぐつ

農作業、特に田んぼでの作業に用いる履物のこと。泥の中に沈まないように底が平らで広くなっており、わらや木で作られた伝統的な実用具である。

田渋たしぶ

田んぼの土が鉄分などと反応して黒ずんだもの。また、農作業などで服や道具に付いた、落ちにくい汚れ。泥臭い苦労を象徴する、生々しい言葉。

田紳でんしん

地方に住む、教養のある有力者のこと。郷紳と同義。中央の政治からは離れているが、地域社会の秩序を保ち、文化を支える役割を担う。

田荘でんそう

田舎にある屋敷。古くは貴族や豪族が地方に所有していた所領や邸宅を指した。現在では、田園風景の中に建つ静かな家という意味で使う。

田堵たと

平安時代から鎌倉時代にかけて、有力な農民層を指した言葉。自分の名田を持ち、領主に対して年貢の納入を請け負った農業経営の中心人物。

田畑たはた

田と畑。農作物を育てるための耕作地の総称。日本の農村風景の基本であり、人々の命を支える食料生産の拠点。季節ごとに異なる彩りを見せる。

田畠たはた

田(水田)と畠(畑)。耕作地の総称。また、農業の基盤となる土地そのものを指す言葉。人々の食生活を支える生産の場としての重要性を説く語。

田畔たぐろ

田んぼのあぜ。稲作の区画を区切る土手のこと。農作業の合間の休息場所になったり、道として利用されたりする農村特有の風景。

屯田とんでん

辺境の地で兵士が警備と耕作を兼ねる制度、あるいはその土地。北海道の開拓を担った屯田兵などが有名であり国防と開発を両立させた歴史的制度。

班田あかちだ

古代の土地制度により国民に割り当てられた田んぼ。身分に応じて支給され、死後は国へ返還された。律令国家における税制と土地管理の根幹。

票田ひょうでん

選挙において、特定の候補者や政党にとって安定した得票が期待できる地域や組織。政治的な勢力を維持するための基盤となる、重要な支持層。

豊田とよた

愛知県にある都市。また世界的に有名な自動車メーカーの本拠地。かつての挙母市が社名にちなんで改称された、日本の工業都市の代表格である。

堀田ほりた

湿地を掘り土を盛り、高い部分を田、低い部分を堀とした農地。水の管理を容易にするための先人の知恵が詰まった、伝統的な耕作形態。

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『田』がつく四字熟語

瓜田李下かでんりか

我田引水がでんいんすい

解甲帰田かいこうきでん

桑田碧海そうでんへきかい

桑田滄海そうでんそうかい

寸田尺宅すんでんしゃくたく

田園将蕪でんえんしょうぶ

田夫野人でんぷやじん

田夫野老でんぷやろう

田父之功でんぷのこう

豚蹄穣田とんていじょうでん

班田収授はんでんしゅうじゅ

筆耕硯田ひっこうけんでん

貧窮福田びんぐうふくでん

不買美田ふばいびでん

藍田生玉らんでんしょうぎょく

李下瓜田りかかでん

滄海桑田そうかいそうでん

臍下丹田せいかたんでん

『田』がつくことわざ・慣用句・故事成語

瓜田に履を納れず、李下に冠を正さずかでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず

我が田に水を引くわがたにみずをひく

句を作るより田を作れくをつくるよりたをつくれ

桑田変じて滄海となるそうでんへんじてそうかいとなる

畦から行くも田から行くも同じあぜからいくもたからいくもおなじ

甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと

三十振袖、四十島田さんじゅうふりそで、しじゅうしまだ

詩を作るより田を作れしをつくるよりたをつくれ

児孫のために美田を買わずじそんのためにびでんをかわず

実る稲田は頭垂るみのるいなだはあたまたる

小田原評定おだわらひょうじょう

青田買いあおたがい

朝酒は門田を売っても飲めあさざけはかどたをうってものめ

田から行くも畦から行くも同じ事たからいくもあぜからいくもおなじこと

田の事すれば畑が荒れるたのことすればはたけがあれる

田を行くも畦を行くも同じたをいくもあぜをいくもおなじ

田作りも魚のうちたづくりもうおのうち

田作る道は農に問えたつくるみちはのうにとえ

田舎の学問より京の昼寝いなかのがくもんよりきょうのひるね

田歩くも畔歩くも同じたあるくもくろあるくもおなじ

滄海変じて桑田となるそうかいへんじてそうでんとなる

臍下丹田に力を入れるせいかたんでんにちからをいれる

京に田舎ありきょうにいなかあり

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