レベル3 (小学3年生)

「寒」の読み方・書き順

音読みカン
訓読みさむ(い)
表外読み-
画数12画
部首うかんむり
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『寒』がつく熟語

寒葵かんあおい

ウマノスズクサ科の多年草。山地の林内に自生し、冬でも枯れずに緑の葉を保つ。地味ながらも力強い生命力を持つ、日本固有の植物。

寒雨かんう

冬の寒い時期に降る冷たい雨。骨身にこたえるような冷たさがあり、冬の厳しさや孤独感を象徴する。万物を凍らせるような冷徹な雨。

寒害かんがい

寒さのために農作物や家畜が受ける被害。凍結や極端な低温により、成育が止まったり枯死したりする、深刻な自然災害のこと。

寒気かんき

冷たい空気。また、体がぞくぞくして寒く感じること。冬の訪れや、風邪の引き始めなどの体調変化を知らせる冷涼な感覚。

寒菅かんすげ

カヤツリグサ科の多年草。冬でも枯れずに青々としている菅(すげ)のこと。丈夫な性質を持ち、古来より蓑や笠の材料として利用された。

寒蝉かんぜみ

秋の終わりに鳴くツクツクボウシなどの蝉の別称。また、寒さで鳴き声が弱まった蝉。人生の晩年や、物悲しい季節の移ろいを象徴する。

寒鯛かんだい

冬の時期に最も美味しくなる鯛の総称。特に冷たい海水で身が締まったマダイや、イラ、カンダイなどを指し、冬の味覚として珍重される。

寒暖かんだん

寒さと暑さ。気温の変化。季節の移り変わりや一日のうちでの温度差を指し、健康管理などの文脈で「寒暖の差」という表現で用いる。

寒貧かんぴん

寒さと貧しさ。貧しくて生活が苦しく、寒さを凌ぐ手段も乏しい様子。極限の困窮を表現する、歴史的で重厚な響きを持つ言葉。

寒雷かんらい

冬の厳しい寒さの中で、寒冷前線の通過などに伴い発生する雷のこと。冬の季語でもあり、静まり返った雪空に響く独特の音響を指す。

寒慄かんりつ

寒さのために身震いすること。また、極度の恐怖によりゾッとして震えること。心身が凍りつくような強い刺激を受けた際の反応。

寒暄かんけん

寒さと暖かさ。転じて、季節の挨拶や日常の世間話のこと。寒暄を交わすの形で、儀礼的な挨拶を交わし合う様子を指す古い言葉。

寒柝かんたく

冬の夜、火の用心のために打つ拍子木。静まり返った夜の冷気に響き渡る、警戒と安心を知らせる音。冬の風物詩とされる音色。

寒蛩かんきょう

冬の寒さの中で鳴くコオロギ。秋の終わりから初冬にかけて、弱々しく響く虫の声。季節の移ろいと寂寥感の象徴とされる言葉。

寒蜆かんしじみ

冬に採れるシジミ。寒中に身が締まり、栄養を蓄えて最も美味しくなる時期のもの。冬の滋養強壮に良いとされる伝統的な食材。

寒鰤かんぶり

冬の時期に、北陸の富山湾などで水揚げされる脂の乗ったブリ。冬の荒波に揉まれて太り、最高級の食材として珍重される魚。

寒鴉かんあ

冬の寒さの中にいるカラス。または、冬に見られるカラスの姿。古くから詩歌や絵画の題材として、寂寥感を表すのに使われる。

飢寒きかん

食べ物がなく飢えることと、衣服がなくて寒さに震えること。極限の貧困状態。生命の危機に直面している過酷な困窮の様子を指す。

苦寒くかん

非常に厳しい冬の寒さ。また、寒さのために受ける苦しみ。雪深い地域や高山での、耐え難いほどの冷気と不自由な生活の描写。

祁寒きかん

非常に激しい寒さ。冬の最も厳しい時期の冷気。万物が凍りつき、生命の活動が停止するような、極限の自然環境を指す言葉。

迎寒げいかん

寒さを迎えること。冬の訪れに備えること。防寒具を用意したり、建物の補強を行ったりする、季節に応じた準備の営みを指す。

厳寒げんかん

非常に厳しい寒さ。冬の最も寒い時期。凍てつくような冷気と、雪や氷に閉ざされた厳しい自然環境を指す、季節の極みを表す言葉。

歳寒さいかん

冬の寒い時期。一年の終わり。また、逆境にあっても志を変えないこと。厳しい環境が本物の人格を試すという比喩的な表現。

耐寒たいかん

寒さに耐えること。また、寒さに強い性質を持つこと。植物が冬を越す能力や、衣服や建物が冷気を遮断する機能性を指す実務用語。

凍寒とうかん

凍りつくような、厳しい寒さ。冬の最も寒い時期の気候。心身を刺すような冷気と、万物が凍止する、過酷な自然環境の描写。

避寒ひかん

寒い冬の時期に、温暖な土地へ移動して過ごすこと。健康維持や療養、あるいは快適な生活を求めて、冷涼な気候を避ける行為。

貧寒ひんかん

貧しくて、うらぶれていること。また、内容が貧弱で寒々しい様子。物質的な欠乏に加え、精神的な余裕や活気がない状態の形容。

膚寒はださむ

肌に冷たく感じること。肌寒い。薄着では居られないような、季節の変わり目や朝晩の微かな冷涼感を指す、極めて日常的な語。

冱寒ごかん

凍てつくような、非常に厳しい寒さ。万物が凍り、空気が澄み渡る中で感じる刺すような冷気。冬の景観の鋭さを表現する言葉。

稍寒ややさむ

少し寒いこと。秋の深まりとともに感じ始める、ひんやりとした空気。本格的な冬の前の、わずかな寒さを指す日常的な言葉。

饑寒きかん

飢寒と同じ。食べ物がなく飢え、衣服がなく寒さに震えること。生活の基本を欠いた、救済を要する極めて悲惨な状況のこと。

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『寒』がつく四字熟語

一暴十寒いちばくじっかん

凱風寒泉がいふうかんせん

寒灰復燃かんかいふくねん

寒巌枯木かんがんこぼく

寒江独釣かんこうどくちょう

寒山拾得かんざんじっとく

寒煖饑飽かんだんきほう

枯木寒巌こぼくかんがん

坐破寒氈ざはかんせん

歳寒三友さいかん(の

歳寒松柏さいかん(の

三寒四温さんかんしおん

十寒一暴じっかんいちばく

春寒料峭しゅんかんりょうしょう

唇亡歯寒しんぼうしかん

大寒索裘たいかんさくきゅう

頭寒足暖ずかんそくだん

頭寒足熱ずかんそくねつ

亡脣寒歯ぼうしんかんし

『寒』がつくことわざ・慣用句・故事成語

医者寒からず儒者寒しいしゃさむからずじゅしゃさむし

遠慮ひだるし伊達寒しえんりょひだるしだてさむし

河童の寒稽古かっぱのかんげいこ

寒さの果ても涅槃までさむさのはてもねはんまで

寒さ小便、ひだるさ欠伸さむさしょうべん、ひだるさあくび

寒に帷子、土用に布子かんにかたびら、どようにぬのこ

賢者ひだるし、伊達寒しけんじゃひだるし、だてさむし

歳寒くして松柏の凋むに後るるを知るとしさむくしてしょうはくのしぼむにおくるるをしる

歳寒の松柏さいかんのしょうはく

仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい

暑さ寒さも彼岸まであつささむさもひがんまで

唇滅びて歯寒しくちびるほろびてはさむし

心胆を寒からしめるしんたんをさむからしめる

土用布子に寒帷子どようぬのこにかんかたびら

氷は水より出でて水よりも寒しこおりはみずよりいでてみずよりもさむし

風流は寒いものふうりゅうはさむいもの

物言えば唇寒し秋の風ものいえばくちびるさむしあきのかぜ

母在りて一子寒く、母去りて三子寒しははありていっしさむく、ははさりてさんしさむし

眠い煙い寒いねむいけむいさむい

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