| 音読み | ショウ |
|---|---|
| 訓読み | ちい(さい)、こ、お |
| 表外読み | さ |
| 画数 | 3画 |
| 部首 | しょう |
小庵しょうあん
小さな庵。こぢんまりとした草庵。高貴な人物や文人が、趣味や修行のために設けた、静かで風情のある小さな建物のこと。
小異しょうい
わずかな違い。枝葉末節の相違。全体の大きな共通点に対して、本質的ではない細かな相違点を指す言葉。「大同小異」の形でよく使われる。
小磯こいそ
小規模な磯。また、兵庫県や神奈川県などに見られる地名。洋画家の小磯良平の名字としても著名。静かな海辺の岩場を指す言葉。
小蔭こかげ
少しばかりの陰。また、木陰などの涼しい場所。強い日差しを避けて一息つける、ささやかな休息の空間。自然の中の、安らぎの空間。
小唄こうた
江戸時代末期に確立された三味線音楽。爪弾きの三味線に合わせて、江戸の粋や情緒を短く印象的に歌い上げる、非常に洗練されたジャンル。
小斤しょうきん
小さな単位の目方、あるいはわずかな重さ。江戸時代の度量衡において、通常の「斤」よりも軽い基準を指す。微細な計量に用いる言葉。
小禽しょうきん
スズメやウグイスなどのように、体が小さい鳥の総称。特に姿が美しく鳴き声が心地よい小鳥を指して使われる、風雅で文学的な表現である。
小熊こぐま
熊の子供。また北天の星座の一つであるこぐま座。親熊に従って歩く愛らしい姿や、夜空に輝く北極星を含む星座として親しまれる名称。
小栗おぐり
非常に小さな栗。また、山野に自生するシバグリの別称。実は小さいが味が濃厚なことで知られ、地名や名字としても日本で広く親しまれる。
小郡しょうぐん
山口県中央部に位置したかつての町名。現在は山口市の一部。古くから交通の要衝であり、新幹線の駅も置かれる、地域の移動の拠点。
小憩しょうけい
少しの間、休むこと。短い休憩。仕事や学習の合間に、ほんのひととき椅子に座ったりお茶を飲んだりして和むことを指す言葉。
小隙しょうげき
わずかな隙間。また、ちょっとした不和や、仲違いのきっかけ。他人との間に生じた些細な感情の行き違いを指す、人間関係の機微の言葉。
小圏しょうけん
天球や地球の表面において、中心が球の中心と一致しない円のこと。緯線などがこれに当たり、大圏に対し、規模の小さな円を指す幾何用語。
小弦しょうげん
楽器の弦の中で、最も細いものや、高い音を出す弦のこと。繊細な音色を奏でる役割を持ち、合奏において旋律を彩る重要な要素となる弦。
小絃しょうげん
小さな弦。また、楽器に張られた細い方の弦。高音域を司り、繊細で華やかな響きを添える役割を持つ。演奏の細部を彩る、極めて重要な糸。
小巷しょうこう
町の中にある小さな通り。路地裏や横丁のこと。世俗の喧騒から少し離れた、庶民の日常生活が垣間見える細い道を指す情緒豊かな言葉である。
小康しょうこう
病気が少し良くなり、安定した状態を保つこと。また、混乱した事態が一時的に落ち着くこと。根本的な解決ではないが、一息つける状態。
小肱こひじ
腕の関節部分である肘のこと。特に、小さく目立たない様子や身体の一部を指す古い表現。建築上の部材の曲がり角を指す際にも使われる語。
小腰こごし
腰を少しだけ屈める姿勢。丁寧な挨拶をしたり、相手を敬ったりする際に、へりくだった態度を示す動作。また、物腰の柔らかい様子をいう。
小肴こざかな
お酒を飲む際に添えられる、ちょっとしたおかずや酒の肴。大掛かりな料理ではなく、手軽に食べられる一品料理のことを指して用いられる。
小匙こさじ
調味料を量ったり、お茶を混ぜたりするために用いる小さなスプーン。ティースプーン程度の大きさで、繊細な調理や計量に欠かせない道具。
小冊しょうさつ
ページ数が少なく、持ち運びやすい小さな本。パンフレットやリーフレット。特定の情報を簡潔にまとめた、手軽に読める印刷物のこと。
小札こざね
鎧を構成する、牛革や鉄で作られた小さな薄い板。これらを紐で繋ぎ合わせることで、柔軟性と強度を兼ね備えた武具ができる。
小皿こざら
直径が十センチ前後の小さな皿。取り皿や調味料入れとして食卓で日常的に使われる。料理の彩りを添え、食卓を整えるために欠かせない器。
小誌しょうし
自分が発行している雑誌や、自分が所属する雑誌をへりくだって言う言葉。謙称として、自らの著作物や編集物を指す際に用いられる表現。
小蔀こじとみ
平安時代の寝殿造などの建築で、窓や入り口の上半分を吊り上げ、下半分をはめ込みにした格子戸。採光や風通しを調節するための伝統建具。
小綬しょうじゅ
勲章を吊るすための細いリボン。等級の低い勲章に用いられ、衣服の胸元に付ける際の装飾的な紐としての役割を果たす、軍や儀礼の装身具。
小盾こだて
片手で持つことのできる小型の盾。機動性を重視し、敵の剣や矢を払いのけるために用いられた防具。古来、歩兵や騎兵が携行した道具。
小哨しょうしょう
軍隊や警備において、少人数で特定の地点を監視する見張り。また、そのための斥候。周囲の異常を察知し報告する、防衛上の重要な任務。
小雛こびな
小さな雛人形。また、生まれたばかりの小鳥。春の訪れを感じさせる愛らしい存在であり、桃の節句などの祝儀で飾られることもある美術品。
小菅こすげ
カヤツリグサ科の多年草であるスゲのうち、背の低いもの。また、東京都葛飾区などの地名。古くは筵や笠の材料として利用された植物。
小生しょうせい
男性が自分自身をへりくだって呼ぶ言葉。手紙や改まった会話などで、相手に対して謙虚な態度を示すための、伝統的な一人称の呼称。
小舌ひこ
口の奥の軟骨蓋の中央から垂れ下がっている突起。発声や嚥下の際に重要な役割を果たす、喉にある小さな器官。
小鮮しょうせん
小さな魚。また、わずかな魚。政治の要諦として「大きな国を治めるのは小鮮を煮るが如し(慎重に)」という例えで知られる。
小腿しょうたい
下肢のうち、膝から足首までの部分。いわゆる「すね」や「ふくらはぎ」を指す解剖学用語。歩行や跳躍を支える、運動に不可欠な部位。
小袋こぶくろ
小さな袋。また、和歌において言葉を凝縮して表現する技法や、その様子。大切なものを小分けにして保管するための便利な実用品の呼称。
小鷹こたか
タカ科の鳥の中で、比較的小型の種類。ハイタカやツミなどを指し、鋭い爪と嘴を持ちつつも、その機敏な動きが特徴的な猛禽類の一群。
小鱈こだら
成長しきっていない小さなタラ。スケトウダラなどの小魚を指す場合もあり、干物や加工品の材料として食卓に馴染みのある冬の魚である。
小昼こひる
農作業の合間などに、朝食と昼食、あるいは昼食と夕食の間に摂る軽い食事。休憩を兼ねてエネルギーを補給するための、間食のことである。
小釣こづる
短時間の釣り、または手軽に行う釣り。大きな獲物を狙う本格的な漁ではなく、近場の海や川で楽しみながら行う趣味としての釣りのこと。
小亭しょうてい
小さなあずまや。または、控えめでこじんまりとした料亭や茶室。謙遜を含んだ表現として、客を招く際に使われることもある言葉。
小艇しょうてい
小型のボートや船。船舶の附属品として載せられたり、沿岸での作業や移動に用いられたりする、限られた人数が乗るための小さな船のこと。
小筒こづつ
江戸時代の鉄砲の呼称で、特に銃身の短い小銃のこと。軽くて持ち運びがしやすいため、狩猟や実戦における機動的な武器として重宝された。
小童こじょく
子供のこと。また、相手を未熟者として見下したり、自らを謙遜したりして呼ぶ言葉。まだ髪を結い上げない頃の幼い男の子を指す呼称。
小胴こどう
鎧の胴の部分のうち、脇の下などに当たる小さな部材。また、体格が小柄であることや、衣服の身幅が狭いことを指す場合もある。
小豚こぶた
生まれて間もない、あるいはまだ成長途中の子供のブタ。愛らしい姿が特徴で、食用として肥育される前の、若くて活発な段階の個体のこと。
小楢こなら
ブナ科の落葉高木。山野に自生し、ドングリが実る木として親しまれる。薪炭材やシイタケ栽培の原木として、古くから広く利用される植物。
小派しょうは
政治や学問の集団において、主流ではない小さな派閥やグループ。独自の主張や方針を持ちつつも、全体の大きな流れの中の一部を構成する。
小鉢こばち
小さな鉢の形をした器。和食で和え物や煮物を盛り付けるのに用いられ、食卓に彩りを添える副菜用の陶磁器や漆器などの容器のことを指す。
小肘こひじ
腕の関節部分である肘の、特に外側の突き出した部分。また建築用語では、部材の角に用いる小さな補強材や曲がった部分を指す言葉である。
小僕しょうぼく
年の若い下男や使い走りの少年。また、自分を謙遜して言う一人称の代名詞。主君や目上の人に対して、身近で忠実に仕える者を指す言葉である。
小堀こぼり
日本の姓氏や地名。また、小さな堀のこと。茶道遠州流の家元、小堀遠州のように、芸術や文化の歴史において大きな足跡を残した。
小妹しょうまい
自分の妹、あるいは年下の女性を親しんで呼ぶ言葉。また、女性が自らをへりくだって言う一人称。控えめで可愛らしいニュアンス。
小娘こむすめ
まだ年若く、世間慣れしていない未熟な娘。また、女性を軽んじて呼ぶ言葉としても使われるが、若々しくあどけない様子を指すことが多い。
小欄しょうらん
新聞や雑誌などの紙面において、短い記事やコラムを掲載するために設けられた小さな囲み記事。特定のテーマを簡潔に扱う場所を指す言葉。
小倅こせがれ
自分の息子を他人に謙遜して、あるいは親しみを込めて呼ぶ言葉。また、他人の息子を少し見下して呼ぶ際にも使われる、やや俗な表現。
小儺しょうな
大晦日に行われる追儺の儀式のうち、規模の小さいもの。鬼を払い、一年の無病息災を祈るための、宮中などの行事。
小咄こばなし
短くて滑稽な物語。落語の本題に入る前の「まくら」などで語られる、笑いを誘う短いお話。日常の些細な出来事を面白おかしく描く芸能。
小恙しょうよう
軽い病気や、ちょっとした不調のこと。手紙の挨拶などで「ご健勝のことと存じます」に対し「小恙あります」と謙遜して使う表現である。
小蘗めぎ
メギ科の落葉低木。枝に鋭い棘があり、秋には赤い小さな実をつける。茎や根を煎じた汁は、古くから眼病の薬として利用されてきた植物。
小疵しょうし
わずかな傷、あるいは些細な欠点。全体としては優れているが、ほんの一部に惜しい箇所がある様子。完璧を求める際に気になる小さな汚れ。
小舸しょうか
小型の舟。小舟。湖や川で釣りや遊覧、あるいは物資の運搬に用いられる、小回りのきく船を指す文学的な響きを持つ言葉である。
小逕しょうけい
野原や林の中にある、細く静かな道。人ひとりがやっと通れるような小道。世俗から離れた、情緒豊かな散歩道を指す際にも使われる語。
小鎬こしのぎ
刀剣の鋒の部分にある、鎬から刃先へ向かう短い筋のこと。刀の造形の美しさや鋭さを左右する、細部の構造。
貧小ひんしょう
形や規模が非常に小さくて貧弱な様子。見るからに粗末で、内容や質が伴っていない状態を指し、自らを謙遜して表現する場合にも用いられる。
矮小わいしょう
非常に小さく、取るに足りないこと。物理的な小ささだけでなく、人物の器量や問題の重要性が極めて小さいことを批判的にいう。
因小失大いんしょうしつだい
過小評価かしょうひょうか
刑故無小けいこむしょう
軽薄短小けいはくたんしょう
小家碧玉しょうかへきぎょく
小隙沈舟しょうげきちんしゅう
小国寡民しょうこくかみん
小心翼翼しょうしんよくよく
小人閑居しょうじんかんきょ
小人之勇しょうじんのゆう
小利大損しょうりだいそん
章句小儒しょうくしょうじゅ
針小棒大しんしょうぼうだい
大器小用たいきしょうよう
大月小月たいげつしょうげつ
大才小用たいさいしょうよう
大材小用たいざいしょうよう
大同小異だいどうしょうい
大法小廉たいほうしょうれん
大桀小桀たいけつしょうけつ
大貉小貉たいばくしょうばく
胆大心小たんだいしんしょう
知小謀大ちしょうぼうだい
稗官小説はいかんしょうせつ
放胆小心ほうたんしょうしん
羊腸小径ようちょうしょうけい
腕白小僧わんぱくこぞう
愛は小出しにせよあいはこだしにせよ
愛想も小想もつきはてるあいそもこそもつきはてる
因果の小車いんがのおぐるま
引かれ者の小唄ひかれもののこうた
下手の長糸、上手の小糸へたのちょういと、じょうずのこいと
寒さ小便、ひだるさ欠伸さむさしょうべん、ひだるさあくび
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せずくんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず
高い舟借りて安い小魚釣るたかいふねかりてやすいこざかなつる
山椒は小粒でもぴりりと辛いさんしょはこつぶでもぴりりとからい
旨い物は小人数うまいものはこにんずう
事実は小説よりも奇なりじじつはしょうせつよりもきなり
重荷に小づけおもににこづけ
出遣いより小遣いでづかいよりこづかい
女房は灰小屋から貰えにょうぼうははいごやからもらえ
小さくとも針は呑まれぬちいさくともはりはのまれぬ
小さく生んで大きく育てるちいさくうんでおおきくそだてる
小の虫を殺して大の虫を助けるしょうのむしをころしてだいのむしをたすける
小を捨てて大に就くしょうをすててだいにつく
小異を捨てて大同につくしょういをすててだいどうにつく
小言八百愚痴千粒こごとはっぴゃくぐちせんつぶ
小姑一人は鬼千匹にむかうこじゅうとひとりはおにせんびきにむかう
小股が切れ上がるこまたがきれあがる
小糠三合あったら婿に行くなこぬかさんごうあったらむこにいくな
小事は大事しょうじはだいじ
小人閑居して不善をなすしょうじんかんきょしてふぜんをなす
小人罪なし璧を懐いて罪ありしょうじんつみなしたまをいだいてつみあり
小船の宵拵えこぶねのよいごしらえ
小男の総身の知恵も知れたものこおとこのそうみのちえもしれたもの
小男の腕立てこおとこのうでたて
小田原評定おだわらひょうじょう
小鍋はじきに熱くなるこなべはじきにあつくなる
上手の小糸じょうずのこいと
戴く物は夏も小袖いただくものはなつもこそで
大の虫を生かして小の虫を殺すだいのむしをいかしてしょうのむしをころす
大は小を兼ねるだいはしょうをかねる
大嘘はつくとも小嘘はつくなおおうそはつくともこうそはつくな
大魚は小池に棲まずたいぎょはしょうちにすまず
大遣いより小遣いおおづかいよりこづかい
大功を論ずる者は小過を録せずたいこうをろんずるものはしょうかをろくせず
大事の前の小事だいじのまえのしょうじ
大事は小事より起こるだいじはしょうじよりおこる
大取りより小取りおおどりよりこどり
大所の犬になるとも小所の犬になるなおおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな
大敵と見て恐れず小敵と見て侮らずたいてきとみておそれずしょうてきとみてあなどらず
大木の下に小木育たずおおきのしたにおぎそだたず
大木の下に小木育つおおきのしたにおぎそだつ
大摑みより小摑みおおづかみよりこづかみ
胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲すたんはだいならんことをほっし、こころはしょうならんことをほっす
知恵は小出しにせよちえはこだしにせよ
猫に小判ねこにこばん
蚤の小便、蚊の涙のみのしょうべん、かのなみだ
破れても小袖やぶれてもこそで
貰う物は夏も小袖もらうものはなつもこそで
門前の小僧、習わぬ経を読むもんぜんのこぞう、ならわぬきょうをよむ
「小」の漢字が登場するレベル1 (小学1年生)のパズルに挑戦して、記憶に定着させましょう。
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