| 音読み | ゴ、コウ |
|---|---|
| 訓読み | のち、うし(ろ)、あと、おく(れる) |
| 表外読み | - |
| 画数 | 9画 |
| 部首 | ぎょうにんべん |
以後いご
ある時点を基準として、それより後の時間。基準となる時を含めて、未来に向かって継続していく全ての期間を指す、一般的な時間表現。
押後おうご
軍隊の最後尾にあって背後を守る役割。また、不測の事態に備えて後方に控える予備の兵力。いわゆる「後備え」を指し、本隊の安全を確保する任務。
午後ごご
正午から深夜の零時までの時間帯。太陽が南中した後の半日を指し、一日の活動の後半部や夕刻、夜へと続く時間を区切りとして示す語。
後胤こういん
血筋を受け継ぐ子孫。後裔。長い年月を経て、遠い先祖からの血統を保っている者を指す、古風で格調高いニュアンスの言葉。
後唄あとうた
(あと唄)長唄や地歌などの邦楽において、主要な旋律(本唄)の後に続けて演奏される唄の部分。曲の構成上の締めくくりを担うパート。
後焔こうえん
火が消えかかった後に残る熱や、残り火。また比喩的に、物事が終わった後に漂う余韻や、再び燃え上がる可能性のある感情。
後燕こうえん
中国の五胡十六国時代、慕容垂が建国した国(384~407年)。鮮卑族による王朝の一つで、北方中国を支配した短命な国家。
後苑こうえん
宮殿や邸宅の裏手にある庭園。奥向きの人々が休息するためのプライベートな空間であり、美しい自然や池が配置される場所。
後歌あとうた
(あと歌)儀式や宴会の最後の方に歌われる歌。また、贈られた歌に対して後で返される返歌。一連の流れを締めくくる情緒的な詩歌。
後笈あとおい
主人の後から笈(おい:荷物を背負う箱)を背負ってついていく従者のこと。中世の修行僧や旅の様子を描写する際の呼称。
後後あとあと
遠い将来。ずっと先の時期。今すぐではなく、時間がかなり経過した後のことを指し、長期的な展望や成り行きを表現する。
後項こうこう
数学の比の記号において、右側に書かれる数。また、論理学や文章の構成において、後に続く項目や条件を指す専門用語。
後昆こうこん
後から生まれてくる世代。子孫。自分たちの文化や意志を引き継ぐべき、将来の若者たちを指す格調高く、期待を込めた言葉。
後嗣こうし
家督や地位を引き継ぐ跡継ぎ。子孫。一族の伝統や財産を公式に継承すべき立場にある人を指す、重厚な響きを持つ言葉。
後肢こうし
動物の四本足のうち、後ろ側の二本の足。人間などの二足歩行動物では足にあたる。跳躍や走行の主要な推進力を生む部位。
後住ごじゅう
亡くなった住職や隠居した住職の後を継いで、新たに寺に入った住職。寺院の伝統を継承する現在の責任ある立場の僧侶。
後晋こうしん
中国の五代十国時代、石敬瑭が建国した王朝(936~946年)。契丹の援助で後唐を滅ぼして成立したが、北方異民族に依存。
後秦こうしん
中国の五代十国時代、姚萇が建国した国(384~417年)。羌族による王朝で、関中地方を支配。仏教の保護でも知られる国家。
後続こうぞく
前のものに続いて、後ろから来ること。また、その人や乗り物。先行するものと同じ目的や方向に沿って、次々に現れる一連の流れの称。
後凋こうちょう
松柏が冬でも葉を落とさないように、逆境にあっても志を曲げないことの例え。論語の言葉に由来し、厳しい時代に真価が問われる様。
後彫こうちょう
先に形を作っておき、後から細かな装飾や模様を彫り入れること。彫刻や工芸の工程において、仕上げに近い段階で行う作業。
後程のちほど
少し時間が経ってから。あとで。今すぐではないが、それほど遠くない将来の特定の時点を指す、丁寧な日常等に用いる言葉。
後版あとはん
印刷において、以前の版を改めた後の新しい版。また、夕刊など一日のうちで後に発行される版。最新の情報を反映した刊行。
後味あとあじ
刀を鞘から抜き放つ瞬間の動作で、敵を制圧または倒す日本伝統の武術。座った状態から不意の攻撃に対処する技法に由来。
後厄あとやく
本厄(厄年)の翌年のこと。災難に注意すべきとされる期間の最後であり、心身を慎みつつ日常への回復を図るべき年とされる。
後憂こうゆう
物事が終わった後に心配されること。また、後々の世代に残る不安。現在の行動が将来に悪い影響を及ぼさないか危惧する心情。
後裔こうえい
血統を継ぐ末端の代、すなわち子孫のこと。高貴な先祖や歴史的な一族の血筋を引いていることを強調する際に用いられる。
向後こうご
これから先。今後。将来に向かって。現在の時点を起点として、これからの態度や行動を誓う際などに使われる改まった表現。
豊後ぶんご
大分県の大部分を占める旧国名。西海道に属し、戦国時代の大友氏の繁栄や、豊かな自然と温泉文化で知られる歴史的な地域。
浴後よくご
入浴した後のこと。体が温まり、心身がリラックスしている状態。湯冷めに注意したり、スキンケアを行ったりする特定の時間帯。
嚮後きょうこう
向後と同じ。これから以後。将来。古風な、あるいは文語的な表現であり、過去から未来への転換点を意識した言い回し。
已後いご
以後に同じ。ある時点より後の時間。仏教の教義や歴史的な文書などで、時間の区切りを厳密に示す際によく用いられる古い漢字表記。
歇後けつご
中国の言葉遊びの一種で、慣用句の前半だけを言い、暗示された結末を推測させるもの。機知に富んだ比喩的な表現技法のこと。
歿後ぼつご
人が亡くなった後の時間。故人の業績が評価されたり、遺志が継承されたりする期間を指し、没後何年という形で記念される。
冠前絶後かんぜんぜつご
空前絶後くうぜんぜつご
鶏口牛後けいこうぎゅうご
後悔噬臍こうかいぜいせい
後患無窮こうかんむきゅう
後顧之憂こうこのうれい
後車之誡こうしゃのいましめ
後生可畏こうせいかい
後生大事ごしょうだいじ
後生菩提ごしょうぼだい
最後通牒さいごつうちょう
三思後行さんしこうこう
事後承諾じごしょうだく
而今而後じこんじご
承前啓後しょうぜんけいご
先花後果せんかごか
先義後利せんぎこうり
先庚後庚せんこうこうこう
先難後獲せんなんこうかく
先憂後楽せんゆうこうらく
前虎後狼ぜんここうろう
前後相随ぜんごそうずい
前後不覚ぜんごふかく
前覆後戒ぜんぷくこうかい
前狼後虎ぜんろうこうこ
前仆後継ぜんふこうけい
前倨後恭ぜんきょこうきょう
善後処置ぜんごしょち
中権後勁ちゅうけんこうけい
面従後言めんじゅうこうげん
曠前空後こうぜんくうご
曠前絶後こうぜんぜつご
飯後之鐘はんごのしょう
いい後は悪いいいあとはわるい
よい花は後からよいはなはあとから
雨後の筍うごのたけのこ
下種の後思案げすのあとじあん
我が亡き後に洪水よ来たれわがなきあとにこうずいよきたれ
鶏口となるも牛後となるなかれけいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ
現世安穏、後生善処げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ
後から剝げる正月言葉あとからはげるしょうがつことば
後の雁が先になるあとのかりがさきになる
後の喧嘩、先でするあとのけんか、さきでする
後の祭りあとのまつり
後の親が親のちのおやがおや
後は野となれ山となれあとはのとなれやまとなれ
後へも先へも行かぬあとへもさきへもいかぬ
後ろに柱前に酒うしろにはしらまえにさけ
後ろに目なしうしろにめなし
後ろ指を指されるうしろゆびをさされる
後ろ千両前一文うしろせんりょうまえいちもん
後ろ髪を引かれるうしろがみをひかれる
後ろ弁天、前不動うしろべんてん、まえふどう
後悔、先に立たずこうかい、さきにたたず
後悔は知恵の緒こうかいはちえのいとぐち
後光より台座が高くつくごこうよりだいざがたかくつく
後車の戒めこうしゃのいましめ
後塵を拝するこうじんをはいする
後生、畏るべしこうせい、おそるべし
後生が大事ごしょうがだいじ
後生は徳の余りごしょうはとくのあまり
後生願いの六性悪ごしょうねがいのろくしょうあく
後生大事や金欲しや死んでも命のあるようにごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように
後先息子に中娘あとさきむすこになかむすめ
後足で砂をかけるあとあしですなをかける
後腹が病めるあとばらがやめる
今の情けは後の仇いまのなさけはのちのあだ
今日の後に今日なしきょうののちにきょうなし
紺屋の明後日こうやのあさって
最後に笑う者が最もよく笑うさいごにわらうものがもっともよくわらう
最後は人の嗜みさいごはひとのたしなみ
歳寒くして松柏の凋むに後るるを知るとしさむくしてしょうはくのしぼむにおくるるをしる
祭りの渡った後のようまつりのわたったあとのよう
三度の火事より一度の後家さんどのかじよりいちどのごけ
始めの囁き後のどよみはじめのささやきのちのどよみ
始めは処女の如く後は脱兎の如しはじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし
死して後、已むししてのち、やむ
春の晩飯後三里はるのばんめしあとさんり
勝った自慢は負けての後悔かったじまんはまけてのこうかい
食後の一睡、万病円しょくごのいっすい、まんびょうえん
親の意見と冷や酒は後で利くおやのいけんとひやざけはあとできく
人と煙草の良し悪しは煙になって後の世に出るひととたばこのよしあしはけむりになってのちのよにでる
人後に落ちないじんごにおちない
前を踏み後ろにつまずくまえをふみうしろにつまずく
前急ぎは後急ぎまえいそぎはあといそぎ
前車の覆るは後車の戒めぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ
前十両に後ろ三両まえじゅうりょうにうしろさんりょう
前門に虎を防ぎ後門に狼を進むぜんもんにとらをふせぎこうもんにおおかみをすすむ
前門の虎、後門の狼ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ
大家後なしたいかのちなし
鱈汁と雪道は後が良いたらじるとゆきみちはあとがよい
天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむてんかのうれいにさきだちてうれい、てんかのたのしみにおくれてたのしむ
難きを先にし、獲るを後にすかたきをさきにし、うるをのちにす
聞かぬ事は後学にならずきかぬことはこうがくにならず
頼めば越後から米搗きにも来るたのめばえちごからこめつきにもくる
冷や酒と親の意見は後で利くひやざけとおやのいけんはあとできく
斃れて後、已むたおれてのち、やむ
鼬の最後っ屁いたちのさいごっぺ
「後」の漢字が登場するレベル2 (小学2年生)のパズルに挑戦して、記憶に定着させましょう。
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