| 音読み | アク、オ |
|---|---|
| 訓読み | わる(い) |
| 表外読み | にく(む)、あ(し)、いずく(んぞ) |
| 画数 | 11画 |
| 部首 | こころ |
悪意あくい
他人に害を与えようとする邪悪な心。また法律上、ある事実を承知しているという認識の状態を指し、道徳的善悪とは区別される。
悪因あくいん
悪い結果や不幸な境遇を招くもととなる根本的な原因。仏教では、過去の悪業が現在の苦しみを生む種となることを意味する。
悪運あくうん
悪いことをしても報いを受けない、不当なまでに強い運。また、絶体絶命の窮地において、なぜかしぶとく生き残る不思議な運。
悪札あくさつ
悪い内容が記された札。また、籤引きやカードゲーム、評価において、自分にとって不都合な、あるいは最低の結果を意味する札。
悪水あくすい
農業や生活に使えない不潔な水や、排出されるべき排水のこと。水田の余剰水や家庭の汚水などを指し、特に排水路を流れる淀んだ水を意味する場合が多い。
悪阻おそ
妊娠初期に起こる、吐き気、嘔吐、食欲不振、嗜好の変化などの生理的な不快症状。個人差が極めて大きい。
悪俗あくぞく
悪い風俗、あるいは悪しき習慣。社会に害を与え、人々の生活を歪めるような、伝統や慣習の名を借りた不適切なならわし。
悪態あくたい
他人に対して、ののしったり馬鹿にしたりする口の悪い言葉。毒づくこと。周囲の反感を買うような、乱暴で礼儀を欠いた言動。
悪童あくどう
いたずら好きで、周囲を困らせるような、言うことを聞かない男の子。悪い少年。活発だが反社会的な傾向がある子供への呼称。
厭悪えんお
特定の事物や人物をひどく嫌い、にくむこと。生理的な嫌悪感や道徳的な拒絶を伴い、強く避け遠ざけたいと思う強烈な感情。
改悪かいあく
以前の状態よりも、かえって悪くなるように改めること。不適切な変更により、利便性や品質が低下したことを指す批判的な言葉。
害悪がいあく
他人に害を及ぼし、社会に悪影響を与えるような災い。利益を損なわせ、不利益をもたらす具体的・抽象的なあらゆる悪事。
姦悪かんあく
心がよこしまで、きわめて性質が悪いこと。邪悪で陰険なさまを指し、人の道に外れた卑劣な行いを非難する際に用いられる語。
逆悪ぎゃくあく
道理に背いた極めて悪い行い。特に親や主君などの恩義ある人に背く、人倫に反する重罪を指し、仏教等で厳しく戒められる。
旧悪きゅうあく
昔犯した悪い行いや、過去に隠されていた罪。長い間露見していなかった不正が、後になって明らかになった際などに使われる。
巨悪きょあく
社会に甚大な被害を及ぼすような、きわめて大きな悪。個人の罪を超え、組織的あるいは構造的に根を張った強大な悪の力。
兇悪きょうあく
残忍で、きわめて性質が悪いさま。凶暴で恐ろしい犯罪行為や、慈悲の欠片もない残酷な気質を形容する際に用いられる言葉。
凶悪きょうあく
人の道に外れ、残忍でひどいさま。「兇悪」と同じ意味。法律用語や報道で、重大な犯罪の性質を客観的に表現する際に使われる。
嫌悪けんお
特定の事物や人物を激しく嫌い、不快に思うこと。生理的な拒絶反応や、強い反感を伴い、それを遠ざけたいと願う激しい感情。
険悪けんあく
険しいさま。また、情勢が緊張し、いつ衝突や紛争が起こっても不思議ではない、極めて不安定で刺々しい空気感を指す言葉。
酷悪こくあく
むごたらしく、きわめて悪いさま。非人道的な悪事や、情け容赦のない残酷な振る舞いを指し、最大限の否定を表す際に用いる。
最悪さいあく
考えられる限りの最も悪い状態。事態が極限まで悪化し、これ以上の不都合はないと思われる絶望的な局面を指す日常語。
邪悪じゃあく
正義に反し、心がよこしまで、きわめて悪いさま。道徳を無視し、意図的に他者に害をなす属性や性質を指す文学的な表現。
醜悪しゅうあく
外見が醜く、かつ、心や行いが卑劣で悪いさま。正視に堪えないような醜さや、道義的に著しく欠陥がある状態を強く非難する。
積悪せきあく
長年にわたって悪い行いを積み重ねること。習慣化した不善。それらが災いとなって自分に返るという因果応報の文脈で用いる。
増悪ぞうあく
病状や健康状態などが、以前よりもさらに悪くなること。医学的なプロセスにおいて、症状の悪化を客観的に指し示す専門用語。
俗悪ぞくあく
品がなく、質が著しく悪いさま。世俗的で卑俗な価値観に基づき、美的・道徳的な洗練を欠いている様子を指す批判的な言葉。
濁悪じょくあく
汚れ濁って悪いさま。仏教用語で、五濁が満ちて世の中が乱れ、人々の心が荒廃している末法の世の状態を指して用いられる。
懲悪ちょうあく
悪い行いをこらしめること。「勧善懲悪」という言葉で知られ、正義を称揚し、悪を排除するという道徳的な指針を意味する語。
梟悪きょうあく
残忍で、かつ、しぶとく強い悪。親を食うとされる梟(ふくろう)の伝説に例えて、非道極まりない悪党やその行いを指す言葉。
獰悪どうあく
性質が荒々しく、手が付けられないほど悪いさま。凶暴で恐ろしい様子を形容し、怪物や悪人の強烈な個性を描写する際に用いる。
憎悪ぞうお
相手を激しく憎み、のろわしく思うこと。深い恨みや強い嫌悪の感情が蓄積され、相手の存在自体を否定したいと思う激しい心。
悪衣悪食あくいあくしょく
悪因悪果あくいんあっか
悪因苦果あくいんくか
悪逆非道あくぎゃくひどう
悪逆無道あくぎゃくむどう
悪口雑言あっこうぞうごん
悪口罵詈あっこうばり
悪事千里あくじせんり
悪人正機あくにんしょうき
悪戦苦闘あくせんくとう
悪婦破家あくふはか
悪木盗泉あくぼくとうせん
勧善懲悪かんぜんちょうあく
強悪強善きょうあくきょうぜん
強悪非道ごうあくひどう
極悪非道ごくあくひどう
君側之悪くんそくのあく
五濁悪世ごじょくあくせ
醜悪奸邪しゅうあくかんじゃ
是非善悪ぜひぜんあく
積悪余殃せきあくのよおう
断悪修善だんなくしゅぜん
遏悪揚善あつあくようぜん
いい後は悪いいいあとはわるい
愛は憎悪の始めあいはぞうおのはじめ
悪い親も良い子を望むわるいおやもよいこをのぞむ
悪に強きは善にも強しあくにつよきはぜんにもつよし
悪の報いは針の先あくのむくいははりのさき
悪の裏は善あくのうらはぜん
悪は一旦の事なりあくはいったんのことなり
悪は延べよあくはのべよ
悪縁契り深しあくえんちぎりふかし
悪貨は良貨を駆逐するあっかはりょうかをくちくする
悪妻は六十年の不作あくさいはろくじゅうねんのふさく
悪事、身にかえるあくじ、みにかえる
悪事、千里を走るあくじ、せんりをはしる
悪獣もなおその類を思うあくじゅうもなおそのるいをおもう
悪女の深情けあくじょのふかなさけ
悪女は鏡を疎むあくじょはかがみをうとむ
悪人あればこそ善人も顕るあくにんあればこそぜんにんもあらわる
悪銭身に付かずあくせんみにつかず
悪法もまた法なりあくほうもまたほうなり
安かろう悪かろうやすかろうわるかろう
雨の降る日は天気が悪いあめのふるひはてんきがわるい
何もせずにいることは悪を為していることなりなにもせずにいることはあくをなしていることなり
苦する良かろう楽する悪かろうくするよかろうらくするわるかろう
君子は交わり絶ゆとも悪声を出さずくんしはまじわりたゆともあくせいをださず
後生願いの六性悪ごしょうねがいのろくしょうあく
好事門を出でず、悪事千里を行くこうじもんをいでず、あくじせんりをいく
出船によい風は入り船に悪いでふねによいかぜはいりふねにわるい
女房の悪いは六十年の不作にょうぼうのわるいはろくじゅうねんのふさく
勝れて良き物は勝れて悪しすぐれてよきものはすぐれてあし
人と煙草の良し悪しは煙になって後の世に出るひととたばこのよしあしはけむりになってのちのよにでる
人は悪かれ我善かれひとはわるかれわれよかれ
人は善悪の友によるひとはぜんあくのともによる
善には善の報い、悪には悪の報いぜんにはぜんのむくい、あくにはあくのむくい
善の裏は悪ぜんのうらはあく
善は急げ悪は延べよぜんはいそげあくはのべよ
善悪の報いは影の形に随うが如しぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし
善悪は友によるぜんあくはともによる
善悪は友を見よぜんあくはともをみよ
善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をやぜんにんなおもておうじょうをとぐ、いわんやあくにんをや
早かろう悪かろうはやかろうわるかろう
早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪しはやくてわるしだいじなし、おそくてわるしなおわるし
虫の居所が悪いむしのいどころがわるい
当たった者のふの悪さあたったもののふのわるさ
入り船に良い風出船に悪いいりふねによいかぜでふねにわるい
美女は悪女の敵びじょはあくじょのかたき
褒め手千人、悪口万人ほめてせんにん、わるくちまんにん
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