レベル7 (中学生)

「渡」の読み方・書き順

音読み
訓読みわた(る)、わた(す)
表外読み-
画数12画
部首さんずい
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『渡』がつく熟語

翁渡おきなわたし

雅楽の曲名の一つ、または能楽における舞の様式。老成した趣と威厳を保ちつつ、ゆったりと舞う様子を指す、伝統芸能の専門用語。

過渡かと

古いものから新しいものへと移り変わっていく途中の状態。安定した時期の間に位置する不安定な変化の時期であり、過渡期として多用される。

古渡こと

古い時代に海外から渡来した品。特に室町時代頃までに中国などから入ってきた茶器や織物。由緒ある名品としての格がある。

譲渡じょうと

権利や財産などを他人に譲り渡すこと。売買や贈与などによって、所有権を移転させる法的な行為。契約に基づく権利の移動を指す言葉。

新渡しんと

海外から新しく渡来したこと、あるいはその品物。特に江戸時代などに中国やオランダから輸入された、最新の珍しい文物を指す。

鳥渡ちょっと

分量や時間がわずかであること。また、軽く行われる様子。日常生活で頻繁に用いられる副詞であり、形式ばらない表現の典型である。

渡烏わたりがらす

ワタリガラス。カラス科の大型の鳥。北半球に広く分布し、高い知能を持つ。神話や伝説において重要な役割を担う神秘的な鳥。

渡英とえい

仕事や留学、観光などの目的で、イギリスへ渡ること。海を越えて英国の地へ赴き、現地の文化や学問に触れるための一連の行動をいう。

渡欧とおう

ヨーロッパへ渡ること。海を越えて欧州の地へ赴き、観光や研究、外交などの目的を果たすための一連の移動や行動をいう言葉である。

渡河とか

軍隊などが作戦行動の一環として、船や橋を用いて河川を横断すること。自然の要塞である川を越えるための重要な局面を指し、戦略的な意味合いが強い。

渡海とかい

海を渡って他の土地へ行くこと。特に入唐や入宋、あるいは遣隋使のように、決死の覚悟で外国を目指した歴史的な渡航を指すことが多い。

渡蟹わたりがに

ガザミの別称。後ろの脚がひれ状になっており、海中を泳いで移動できることからこう呼ばれる。食用として広く流通し、旨味が強い。

渡御とぎょ

神社の祭礼において、神体が神輿などに乗って神社の外へお出ましになること。神の威徳を地域に広めるための、厳かな行列や巡行を指す。

渡航とこう

船や航空機で海を渡り、外国へ行くこと。特に入国審査や検疫などの公的な手続きを伴う移動を指す。海外旅行や貿易、移住などの際の一般的な。

渡座わたまし

行列や行進において、特定の場所を横切ること。また、祭礼などで神輿や列が通り過ぎる際の、賑やかで厳粛な移動の様子を指す言葉。

渡渉としょう

川などの水辺を徒歩で渡ること。橋がない場所で、浅瀬を選んで対岸へ進む動作。登山のルートや冒険などで、水の中を歩く技術を指す言葉。

渡世とせい

世の中で生きていくこと。暮らし。また、生活を営むための職業や生業(なりわい)。荒波を渡るように、困難を乗り越えて生きるさま。

渡瀬わたせ

海や川を渡るための浅瀬。または、船を使わずに歩いて渡れる場所。旅人にとっての要所であり、地理的な、あるいは人生の岐路の比喩。

渡船とせん

海や川の対岸へ、人や荷物を運ぶための船。わたしぶね。橋がない場所での重要な交通手段であり、旅情を誘う乗り物として親しまれる。

渡天とてん

天を渡ること。また中国の僧が海を渡って来日することや、日本から唐へ渡ることを指す。宗教的な使命を帯びた、決死の航海を意味する。

渡殿わたどの

寝殿造りにおいて、中心となる建物と離れなどを繋ぐ屋根付きの渡り廊下。雨に濡れずに移動できる、実用性と様式美を兼ね備えた具。

渡唐ととう

遣唐使のように、海を渡って中国(唐)へ行くこと。学問や仏法を求めて大陸へ渡った僧侶や留学生の勇気ある行動。文化交流の歴史を象徴する。

渡島ととう

海を渡って島へ行くこと。または、船で離島へ渡る行為。また、北海道の地方を指す。水上の移動と、特定の地域名の二つの意味を持つ。

渡頭ととう

渡し場。川を舟で渡るための拠点となる岸辺。かつての交通の要所であり、別れや出会いの舞台となった風情ある水辺の場所の称。

渡独とどく

ドイツ連邦共和国へ渡ること。留学や仕事、あるいは観光などの目的でドイツを訪問することを指し、ニュースや記録などで用いる語。

渡日とにち

海外から海を渡って日本へ来ること。学術研究や経済活動、あるいは観光などの目的で外国人が日本を訪問する際、特に公式な文脈で使われる。

渡仏とふつ

フランス共和国へ渡ること。芸術や料理の修行、あるいは外交などの目的でフランスを訪れる際によく使われる。歴史的な文脈でも。

渡米とべい

アメリカ合衆国へ行くこと。特に、日本から太平洋を渡って訪米することを指す。外交、ビジネス、観光、留学など、公私の様々な目的。

渡辺わたなべ

渡船場のあるほとり、あるいはその周辺の地名。日本で非常に多い姓氏の一つであり、嵯峨源氏の流れを汲む渡辺綱を祖とする武士団の名称にも由来する。

渡洋とよう

海を越えて遠くの国へ渡ること。特に広大な大洋を横断する航海や飛行を指し、冒険や国際交流の歴史を語る際に用いられる言葉だ。

渡来とらい

外国から海を渡って来ること。特に古代、大陸や朝鮮半島から文化や技術、あるいは人々が日本へ入ってきたことを指す。文明の伝播を象徴する語。

渡盞とさん

盃を差し出し、酒を振る舞うこと。酒席において主客が親睦を深めるために酒をやり取りする行為。おもてなしの心を示す伝統的な礼儀。

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『渡』がつく四字熟語

三豕渡河さんしとか

泥船渡河でいせんとか

『渡』がつくことわざ・慣用句・故事成語

ルビコンを渡るるびこんをわたる

引導を渡すいんどうをわたす

皆で渡れば怖くないみんなでわたればこわくない

危ない橋も一度は渡れあぶないはしもいちどはわたれ

危ない橋を渡るあぶないはしをわたる

曲がらねば世が渡られぬまがらねばよがわたられぬ

剣の刃を渡るつるぎのはをわたる

虎の子渡しとらのこわたし

綱渡りより世渡りつなわたりよりよわたり

祭りの渡った後のようまつりのわたったあとのよう

世渡りの殺生は釈迦も許すよわたりのせっしょうはしゃかもゆるす

石橋を叩いて渡るいしばしをたたいてわたる

浅い川も深く渡れあさいかわもふかくわたれ

追従も世渡りついしょうもよわたり

渡りに船わたりにふね

渡る世間に鬼はないわたるせけんにおにはない

浮世渡らば豆腐で渡れうきよわたらばとうふでわたれ

負うた子に教えられて浅瀬を渡るおうたこにおしえられてあさせをわたる

螻蛄の水渡りけらのみずわたり

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