レベル2 (小学2年生)

「船」の読み方・書き順

音読みセン
訓読みふね、ふな
表外読み-
画数11画
部首ふねへん
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『船』がつく熟語

沓船くつぶね

靴の形をした、底の平らな舟。浅瀬での作業や移動に適した小型の舟。その独特の形状から名付けられた、実用的な水上の道具。

鋼船こうせん

鋼鉄で作られた船。木造船や鉄船よりも強靭で大きく、荒波に耐える性能が高い。近代以降の大型客船や軍艦、貨物船の主要な構造形式である。

堺船さかいぶね

大阪の堺の商人たちが所有し、海外交易や沿岸輸送に用いた船のこと。中世から近世にかけて、自由都市・堺の経済的な繁栄を支えた物流の要。

哨船しょうせん

敵の動向を監視したり、海上の安全を確認したりするために派遣される船のこと。軍事や警備において、周囲を警戒する不可欠な役割。

船歌ふなうた

船をこぐ拍子を整えたり、退屈を紛らわせたりするために船頭や乗客が歌う歌。水辺の情景や旅情を感じさせる、ゆったりとした歌が多い。

船渠せんきょ

造船所などで、船の建造、修理、点検のために設けられた設備。ドック。水を抜いて船体を露出させ、船底のメンテナンスなどを行うための巨大施設。

船舷せんげん

船の側面、または縁のこと。船体の上部で甲板と接する部分。乗組員が波から身を守ったり、荷役作業を行ったりするための重要な部位。

船魂ふなだま

船に宿ると信じられている守り神。航海の安全と豊漁を司る。伝統的な造船の儀式では、神体として特定の品が船内に納められる、海の信仰。

船廠せんしょう

船の建造や修理を行うための工場、すなわち造船所のこと。特に軍艦などを専門に扱う軍港の施設を指すことが多く、海洋進出の基盤となる所。

船側せんそく

船の側面、または船のすぐ脇のこと。港湾での荷役において、船から直接荷を下ろしたり積み込んだりする場所を指す際に用いられる物流用語。

船蛸ふねだこ

マダコ科の小さなタコ。特定の地域での呼び名。煮ると頭の中の卵が米飯のように見えることから、その名が付けられたとされる。

船賃ふなちん

船に乗るための料金。また、船で荷物を運んでもらう際の手数料。水上交通が盛んであった時代、旅人や商人にとって不可欠な実用金。

船艇せんてい

船の総称。大型の客船から小型のボートまで、水上を航行するあらゆる乗り物を包括する言葉。船舶の運用や管理を指す際に用いられる用語。

船舶せんぱく

船の総称。特に、一定の大きさ以上の大型の船を指し、物流や旅客輸送、漁業などの公的な活動に従事する乗り物を意味する言葉である。

船齢せんれい

船が建造されてからの年数。船の古さや耐久性を判断する際の指標となる。定期的なメンテナンスや、保険料の算定基準に用いられる。

船楼せんろう

船の甲板上に設けられた、部屋や見張り台のある建物。居住空間や指揮所として機能する、船舶の上部構造物を指す一般的な言葉である。

船檣せんしょう

船の帆を張るための柱。マストのこと。船体の中心に立ち、風を受けて推進力を生むための構造物。船舶の形状を決定づける主要な部位。

船淦ふなあか

船の底に溜まった汚水のこと。これを汲み出す作業は航海の安全を保つために欠かせない。不潔で重労働なイメージを伴う専門的な言葉。

船艙せんそう

船内で荷物を積み込むための部屋。ハッチ。航海の安全を守るため、浸水を防ぐ堅牢な構造。物流の要となる船舶の主要な部位の名前。

船艫せんろ

船の最後端の部分。船尾。舵を操作する場所があり、船の進行方向を制御する重要な役割を担う構造。水上での操船の要となる部位のこと。

操船そうせん

船舶の舵を操り、安全に航行させること。波や風の影響を考慮しながら、巨大な船体を正確に誘導する高度な技術。船長や航海士の主要な職務。

賊船ぞくせん

海上で略奪を行う无法者の船。不当に他船を襲い、財を奪う。歴史的な冒険譚や記録に登場する、海上治安を脅かす不穏な船の呼称。

蛸船たこぶね

タコのような姿をしたアオイガイのこと。薄くて白い、舟のような形の殻を持つのが特徴。海面に浮かんで漂う様子から名付けられた神秘的な生物。

停船ていせん

船の航行を一時的に止めること。入港や点検、あるいは緊急の事態により、水上での移動を停止させる動作。安全を確保するための処置。

泥船どろぶね

泥で作った舟。転じて、すぐに壊れて沈んでしまう脆いものの例え。また、落語などの滑稽な話に登場する、未熟な作り手の比喩としても。

渡船とせん

海や川の対岸へ、人や荷物を運ぶための船。わたしぶね。橋がない場所での重要な交通手段であり、旅情を誘う乗り物として親しまれる。

灘船なだぶね

波の荒い海域を航行するために作られた、丈夫な構造の船。特に、江戸時代の物流を支えた大型の運送船を指すこともある、実用的な具。

伴船ともぶね

主船に付き添って航行する補助的な船。予備の資材を運んだり、警護を担ったりする。船団全体の安全と機能を支えるための小舟のこと。

帆船はんせん

風の力を帆に受けて進む船のこと。エンジンが普及する前の海上交通の主役。白い帆が風になびく壮大な光景が特徴の伝統的な乗り物。

僚船りょうせん

同じ目的を持って共に行動する仲間の船。漁業や訓練において、互いに協力し合うパートナーの船を指す。海上での連帯感を象徴する言葉。

猟船りょうせん

海上でクジラやアザラシなどの獲物を追うための船。捕鯨船などがその代表。厳しい荒波の中での活動に耐えうる、頑丈な構造と装備を持つ船舶。

楼船ろうせん

船の上に立派な建物を設けた大きな船。かつての王族の遊覧や、指揮官の乗船として用いられた。格式高く、威厳に満ちた大型軍船の形容。

盥船たらいぶね

盥(たらい)のように丸くて底の浅い小さな舟。新潟県の佐渡島などで伝統的に用いられ、女性がサザエやワカメを採るために巧みに操る独特な舟。

艀船ふせん

大型船と岸壁の間で荷物を運ぶための小型の船。はしけ。機動力に優れ、港湾内での荷役作業に不可欠な役割を果たす、実用的な舟艇。

賈船こせん

商売のために荷物を運んだり、各地を巡って品物を売ったりする船。商船のこと。海上貿易の主役となる船を指す。

赭船そおぶね

弁柄(赤土)などで赤く塗った船。古代、貴人などが用いた儀礼的な船で、赤色の持つ魔除けや威厳を象徴する特別な乗り物のこと。

萱船かやぶね

萱を積み込んで運ぶための船。または、萱を束ねて作った簡易的な筏。水辺の環境において、建築資材や燃料を輸送する重要な手段として使われた。

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『船』がつく四字熟語

泥船渡河でいせんとか

南船北馬なんせんほくば

破釜沈船はふちんせん

白河夜船しらかわよふね

『船』がつくことわざ・慣用句・故事成語

磯際で船を破るいそぎわでふねをやぶる

七尋の島に八尋の船を隠すななひろのしまにやひろのふねをかくす

舟は船頭に任せよふねはせんどうにまかせよ

出る船の纜を引くでるふねのともづなをひく

出船によい風は入り船に悪いでふねによいかぜはいりふねにわるい

出船に船頭待たずでふねにせんどうまたず

小船の宵拵えこぶねのよいごしらえ

乗りかかった船のりかかったふね

川口で船を破るかわぐちでふねをわる

船は帆でもつ、帆は船でもつふねはほでもつ、ほはふねでもつ

船盗人を徒歩で追うふなぬすびとをかちでおう

船頭のそら急ぎせんどうのそらいそぎ

船頭多くして、船、山へ登るせんどうおおくして、ふね、やまへのぼる

大船に乗ったようおおぶねにのったよう

中流に船を失えば一瓢も千金ちゅうりゅうにふねをうしなえばいっぴょうもせんきん

渡りに船わたりにふね

二八月は船頭のあぐみ時にはちがつはせんどうのあぐみどき

入り船あれば出船ありいりふねあればでふねあり

入り船に良い風出船に悪いいりふねによいかぜでふねにわるい

帆掛け船に艪を押すほかけぶねにろをおす

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