レベル6 (小学6年生)

「遺」の読み方・書き順

音読みイ、ユイ
訓読み-
表外読みのこ(す)、のこ(る)、わす(れる)、す(てる)、おく(る)
画数15画
部首しんにょう、しんにゅう
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『遺』がつく熟語

遺影いえい

亡くなった人の生前の姿を写した写真や肖像。葬儀や法要において故人を偲び、その面影を永く記憶に留めるための、尊厳ある供養の品。

遺詠いえい

死者が生前に詠んだ和歌や詩。故人の最期の思いや、生涯を通じての思想が込められた貴重な言葉の記録。辞世の句などがこれに含まれる。

遺骸いがい

魂が抜けた後の死体。なきがら。死者の肉体を敬って呼ぶ言葉であり、葬り、弔うべき対象としての、重厚でしめやかな響きを持つ表現。

遺憾いかん

期待した通りにならず、残念で心残りなこと。また、不適切な事態に対し謝罪や抗議の意を込めて表明する際に用いられる、重い実務用語。

遺響いきょう

音が止まった後に残る響き。また、偉大な人物の徳や文化が後世にまで及ぼす感化。いつまでも消えない、優れた影響力のことを指す。

遺業いぎょう

死者が生前に成し遂げた、あるいは着手していた立派な事業。故人の志を引き継ぎ、後世の人々が大切に守り発展させていくべき仕事。

遺薫いくん

焚いた香が消えた後に残る、かすかな残り香。また、優れた人物が遺した徳や教えの感化。後世に伝わる気高い影響力や名声の形容。

遺言ゆいごん

死に際に遺す言葉。また、自らの死後に財産処分などの法的な効力を持たせるための意思表示。残された人々への、故人の最後の願い。

遺恨いこん

いつまでも消えない恨み。心に残るわだかまり。過去の出来事に対する深い不満や怒りが、時を経てもなお解消されずにいる状態の称。

遺旨いし

死者が生前に抱いていたが、果たせなかった意志。遺志。故人が成し遂げたかった願いや計画を、残された者が受け継ごうとする際の心。

遺詔いしょう

天皇が崩御の際に残した詔。国の将来を案じ、後継者や国民に対して示された最高位の遺言。厳粛で歴史的な重要文書として扱われる。

遺嘱いしょく

自分の死後のことについて、他人に頼み託すこと。特に、財産の管理や後事の処理を信頼できる人物に委ねる、法的あるいは道徳的な行為。

遺臣いしん

亡くなった主君に仕えていた臣下。また、滅びた国の生き残りの家臣。主君への忠義を忘れず、その志を継いで生きる人々の格調高い呼称。

遺蹟いせき

過去の人間活動の跡。建物や墓、生活の形跡が地面や地下に残っているもの。歴史を解明するための極めて重要な文化財の総称。

遺贈いぞう

遺言によって、自らの財産の全部または一部を、特定の人や団体に無償で譲り渡すこと。相続人以外に対しても財産を贈る法的な手続き。

遺俗いぞく

昔から伝わっている、古い風俗や習慣。時代が変化してもなお、特定の地域や集団の中で大切に守り続けられている伝統的な暮らしのこと。

遺族いぞく

死者のあとに残された家族や親族。葬儀を執り行い、遺産の相続などを行う立場の人々を指す。故人の死後の事務や権利、義務を引き継ぐ存在である。

遺托いたく

後のこと、あるいは財産などを他人に頼み任せること。自らの亡き後に、大切な事柄が適切に処理されるよう、信頼できる相手に委ねる行為。

遺託いたく

遺任すること。後事を頼み託すこと。遺托と同じ意味。自分が立ち会えない将来の事態に対し、誠実な履行を他者に期待する行為のこと。

遺著いちょ

著者が亡くなった後に残された著作。故人の思想や研究の集大成であり、死後に刊行されることで後世にその貴重な知見を伝えるもの。

遺忘いぼう

忘れること。忘却。また、記憶から抜け落ちてしまうこと。時間の経過とともに意識から消え去る生理的な現象を指す、やや硬い表現。

遺偈ゆいげ

高僧が死の間際に、自らの悟りの境地や教えを詩の形式で書き記したもの。弟子の修行や後世への指針となる、仏教における尊い最期の言葉。

遺址いし

かつて建物や都市があった場所に残っている跡。歴史的な建築物の基礎や残骸など、過去の存在を証明する考古学的な遺構。

遺誡いかい

死者が生前に残した戒め。子孫や弟子が守るべき行動の規範や教訓。故人の深い知恵と愛情に基づき、将来の過ちを未然に防ぐための言葉。

遺闕いけつ

忘れられて欠けていること。また、まだ解決せずに残っている事柄。歴史の記述や議論において、重要な部分が抜け落ちている不備の状態。

拾遺しゅうい

漏れ落ちているものを拾い集めること。また、それを補った書物。和漢朗詠集を補完する拾遺和歌集のように、価値ある補遺のことを言う。

贈遺ぞうい

贈り物をすること。また、その品物。感謝や親愛の情を込めて金品などを授ける行為全般を指し、特に金銭などを贈る際の丁寧な表現。

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『遺』がつく四字熟語

遺憾千万いかんせんばん

遺臭万載いしゅうばんさい

遺風残香いふうざんこう

一網無遺いちもうむい

拾遺補闕しゅういほけつ

養虎遺患ようこいかん

滄海遺珠そうかい(の

鄒魯遺風すうろいふう

『遺』がつくことわざ・慣用句・故事成語

千緒万端、遺漏あることなしせんしょばんたん、いろうあることなし

道に遺を拾わずみちにいをひろわず

野に遺賢なしやにいけんなし

恋の遺恨と食べ物の遺恨は恐ろしいこいのいこんとたべもののいこんはおそろしい

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