| 音読み | オン、イン |
|---|---|
| 訓読み | おと、ね |
| 表外読み | - |
| 画数 | 9画 |
| 部首 | おと |
異音いおん
機械などの故障によって生じる不自然な音。また、言語学において、同じ音素でありながら発音される環境によって微妙に異なる具体的な音声。
雨音あまおと
雨が地面や屋根などに当たる音。しとしとと降る静かな音から、激しく叩きつける轟音まで、天候や季節の情景を聴覚的に描写する情緒ある語。
音域おんいき
一人の歌手や一つの楽器が出すことのできる、最低音から最高音までの範囲。音楽的な表現力を左右する、物理的な発声・演奏の限界。
音階おんかい
音を高さの順に並べた、音楽の基礎となる一連の音。ドレミなどの旋律を構成する階段状の体系。文化や時代により多様な形式を持つ。
音楽おんがく
音による芸術。旋律、和音、リズムなどを組み合わせて、人間の感情や思想を表現するもの。時代や地域を超えて人々の心を潤す文化。
音響おんきょう
音の響き。また、音を発生・伝達させるための仕組みや技術。ホールや音響機器など、聴覚的な体験を最適化するための空間設計。
音叉おんさ
特定の高さの音を発する、U字型の金属製の器具。楽器のチューニングや物理実験に用いられる。正確な周波数を供給する、基準の道具。
音速おんそく
音が伝わる速さ。マッハ。気温や媒体により変化するが、空気中では毎秒約340メートル。極めて速いスピードの例えとしても使われる。
音程おんてい
二つの音の高さの隔たり。音楽の旋律や和音を構成する基本的な要素。正確なピッチを保つことは、演奏や歌唱の質の根幹を成す。
音吐おんと
声を出すこと。また、その声の調子。音吐朗々(おんとろうろう)のように、豊かで堂々とした声の響き。人格や気迫を象徴する発声。
音律おんりつ
音楽で用いられる音の高さの相対的な関係や、その理論。ピタゴラス音律や平均律など。調和の取れた響きを科学的に定義するきまり。
快音かいおん
聞いていて心地よい、爽やかな音。スポーツでボールがバットに当たった瞬間の音や、楽器の美しい調べなど、満足感を与える響き。
楽音がくおん
音楽に用いられる、規則的な振動を持つ澄んだ音。雑音に対し、高さや強さ、音色がはっきりとしており、心地よい旋律を成す音。
漢音かんおん
漢字の読み方の一つ。奈良時代から平安時代にかけて、遣唐使らによって伝えられた長安の音。儒教や公文書で広く使われた公定の音。
擬音ぎおん
自然の音や物音を言葉で模して表現すること。オノマトペ。雷の「ゴロゴロ」など、臨場感を高め、状況を生き生きと伝えるための描写。
吃音きつおん
言葉を滑らかに話せない状態。最初の音を繰り返したり、詰まったりすること。個人の特性の一つであり、適切な理解と支援が求められる。
吸音きゅうおん
音のエネルギーを吸収して、反射を防ぐこと。室内の反響を抑え、静かな環境を作るための技術。録音スタジオや建築で重視される。
球音きゅうおん
野球などの球技において、ボールがバットやラケットに当たる音。試合の緊張感や活気を象徴し、ファンの心を躍らせる、スポーツの音。
弦音つるおと
弓を引いて放った際に、弦が弓に当たって鳴る音。和弓の伝統において、その響きの美しさや強さは、射手の技量を示すものとされる。
呉音ごおん
漢字の読み方の一つ。漢音の導入以前に、中国の南方から朝鮮半島を経て伝わったとされる音。仏教用語や日常語に多く残っている音。
語音ごおん
言葉としての音。音韻。意味を伝えるための最小の音声単位。言語学的な分析の対象であり、音声学や音韻論において研究される対象。
喉音こうおん
喉の奥(喉頭や咽頭)を使って発する音。ヘブライ語やアラビア語などに見られる、独特の摩擦や破裂を伴う、人間の声の深みのある音。
号音ごうおん
信号として鳴らされる音。ラッパや笛など、遠くの人へ命令や合図を伝えるための音。軍隊や船、工事現場などで用いられる実務的な音。
轟音ごうおん
天地を揺るがすような、凄まじく大きな音。爆発音や雷鳴、あるいは激しい波音など、圧倒的な威力と衝撃を感じさせる恐ろしい響き。
雑音ざつおん
聞き取りを妨げる、不規則で不快な音。ノイズ。また、本質とは関係のない余計な意見や噂。情報の純度を下げる、不必要な音の総称。
七音しちいん
七つの音。特に音楽の音階を構成する七つの主要な音。また、雅楽や仏教音楽における特定の音律の体系の称。読みはしちおん。
遮音しゃおん
音が外部へ漏れたり、内部へ入ったりするのを防ぐこと。防音。壁や窓の素材を工夫し、騒音を遮断して静かな空間を維持するための技術。
消音しょうおん
音を小さくすること、あるいは消すこと。ミュート。周囲への騒音を防ぐための処置や、楽器や機器の音量を制御するための機能のこと。
畳音じょうおん
同じ音や音節を繰り返すこと。言語表現において、リズムを整えたり意味を強調したりするために用いられる、音韻上の工夫の称。
唇音しんおん
唇を使って発する音。マ・バ・パ行など。言語学において、調音部位による分類の一つ。人間の発声の基本となる、柔らかく明快な音。
瀬音せおと
川の浅瀬を流れる水の音。さらさらと響く涼やかな音は、日本の自然美を象徴する情緒的な響きであり、多くの歌や物語に詠まれる。
静音せいおん
音を静かにすること。また、騒音を抑えた設計。家電製品やパソコンなどの、動作音を最小限にして快適な環境を提供する技術の。
舌音ぜつおん
言語学において、舌を用いて発する音。タ・ダ・ナ・ラ行など。調音部位による分類の一つ。人間の言葉を構成する、明瞭で多様な音。
全音ぜんおん
音楽において、半音二つ分の音程の間隔。ピアノの鍵盤一つ飛ばしの距離。西洋音楽の音階を構成する、基本的な音の幅を指す用語。
宋音そうおん
鎌倉時代から室町時代にかけて、禅僧らによって伝えられた漢字の読み方。当時の中国の音が反映されており、禅宗用語に多く見られる。
騒音そうおん
喧しく、平穏な生活を妨げる不快な音。不特定多数から発せられる迷惑な響き。公害の一種として、社会的な対策が求められる不当な音。
濁音だくおん
日本語で、カ・サ・タ・ハ行の音に点々を付けて濁らせた音。ガ・ザ・ダ・バ行。言葉に重みや力強さを与える、力感のある音の称。
聴音ちょうおん
音を聞き取ること。また、音楽教育において、演奏された音を聞いて楽譜に書き取る訓練。聴覚を研ぎ澄まし、音の正確な判別を行う。
槌音つちおと
槌(つち)で物を叩く音。建築現場や鍛冶場から聞こえる、力強い労働の響き。活気ある営みや、着実な進展を象徴する音の称。
綴音ていおん
音を繋げて言葉を成すこと。綴り。一つひとつの音を組み合わせて意味を持たせる言語の働き。発音の連続性を意識した、精密な記述。
鍔音つばおと
刀と刀が触れ合ったり、刀を鞘に納める際に鍔(つば)が鳴ったりする音。武士の緊張感や、真剣勝負の静寂を破る鋭く澄んだ響き。
筒音つつおと
尺八や笛などで、すべての指穴を塞いで出す最低音。深く重厚な響きを持ち、楽器自体の個性が最も色濃く現れる、根本的な音の称。
導音どうおん
音楽の音階において、主音の半音下の音。主音へ解決しようとする強い方向性を持つ音。旋律に緊張と解放のリズムを与える、重要な音。
倍音ばいおん
基本となる音の周波数の整数倍の振動を持つ音。楽器の音色に深みや艶を与える、音響学的な成分。豊かな響きを構成する不可欠な要素。
爆音ばくおん
爆発によって生じる、非常に激しい音。また、エンジンなどが発する強大な音。鼓膜を衝くような、圧倒的なエネルギーを伴う轟音。
煩音はんおん
耳障りでうるさい音。騒音。また、煩悩を呼び起こすような不浄な音。静寂を乱し、心の平穏を妨げる、不快な聴覚的刺激を指す言葉。
美音びおん
美しく心地よい響きの音。聞く人の心を和ませたり感動させたりする音。優れた楽器の音色や、品格のある美しい歌声などを指す。
妙音みょうおん
この上なく優れた、神秘的で美しい音。仏教では、仏の教えを説く尊い声を指すこともある。人知を超えた、至高の芸術的な響きの称。
噪音そうおん
騒々しく、まとまりのない不快な音。雑音。特に、音の高さが一定しない、音楽的ではない音を指す音響学的な用語。読みはそうおん。
嬌音きょうおん
女性や子供の、なまめかしく可愛らしい声。聞く人を惹きつけるような、甘く魅力的な響きを持つ声の形容。情緒豊かな描写に用いる。
拗音ようおん
日本語において、イ段の音に「や・ゆ・よ」を小さく添えて一拍とする音。キャ、シュ、チョコなど。発音にリズムと変化を与える音。
梵音ぼんおん
仏の清浄な声。また、寺院で読経や儀式の際に聞こえる、厳かな響き。俗世の汚れを払い、心を浄化するような、宗教的に神聖な音。
楫音かじおと
船を漕ぐ櫂(かい)や楫(かじ)が水を掻く音。静かな水面に響く規則的な音は、旅情を誘い、舟遊びや水辺の情景を美しく彩る響き。
訃音ふいん
死去を知らせる頼り。訃報。親しい人や恩人の死を悼む悲しみとともに届けられる知らせ。故人の最期を伝える、厳粛で重い情報の称。
訛音かおん
正しくない、なまった発音。地方特有のアクセントや、特定の環境下で崩れた音の響きを指す。言語学において音韻の変化を説明する際に用いる。
跫音きょうおん
会を円滑に運営するために定められた規程や規則。会の目的、会員の権利義務、運営方法などを明文化した組織の根本ルール。
鞆音ともね
弓を射る際、弦が鞆(とも)に当たって鳴る音。武士の勇猛さを象徴する、力強く鋭い響き。儀式や戦場における、武勇の証としての音。
異口同音いくどうおん
音信不通いんしんふつう
音信不通おんしんふつう
音声相和おんせいそうわ
音吐清朗おんとせいろう
音吐朗朗おんとろうろう
空谷跫音くうこくのきょうおん
桑濮之音そうぼくのおん
清音幽韻せいおんゆういん
足音跫然そくおんきょうぜん
鄭衛之音ていえいのおん
濮上之音ぼくじょうのおん
笙磬同音しょうけいどうおん
跫音空谷きょうおんくうこく
空谷の跫音くうこくのきょうおん
空樽は音が高いあきだるはおとがたかい
轡の音にも目を覚ますくつわのおとにもめをさます
商人の子は算盤の音で目を覚ますあきんどのこはそろばんのおとでめをさます
知音ちいん
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